Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年02月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-6(三百五十八)
 カントの哲学は前期批判論には教会権威や王権神授説はもとより、其の根底の思想にある「神」への権威拒否が読み取れます。彼は「旧約」宇宙創造から神を追い出しにかかったのです。それが「カント=ラプラスの学説」の宇宙論、宇宙生成に中心課題として置かれた星雲説です。現実論者カントにとっては、当時の天文学や物理学を受け入れて思考するしかなく致し方ないのですが、其の思考過程には一理あります。カントによれば、宇宙は広大無限で不測のものであって、我々が見る太陽は惑星軌道の中心にあり、強力な引力作用により、惑星系の諸天体を永遠の軌道に乗せている。。ところが「夜空」を見上げると空高く見える太陽と同様の恒星も、同じく惑星軌道の中心にあり、強力な引力作用により、惑星系の諸天体を永遠の軌道に乗せている。宇宙は此等の諸太陽を中心とする無数の惑星系の拡がりだといえる。然し乍ら、「引力」無制限で普遍的であるの同様に「斥力」即ち引力(いんりょく、英語:attraction)が、2つの物体の間に互いを近付けようとする力であるのに対し斥力(せきりょく、英語:repulsion)同様に2つの物体の間に働く相互作用であるが、反発し合う、すなわち互いを遠ざけようとする力も惑星系に普遍的に働いており、惑星系の大小を問わず其れ其れに組織体を成しながらも、相互に入り組み、連関性を構成し結合している。カントの宇宙構成の思想です。此の思考過程を鑑みると、彼には宇宙の始まりや終末は無いといえます。此のことがカントが「神」を宇宙から追い出す決め手だと言え、宇宙を無限時間の存在と考察していたことが読み取れ、「始元」が無ければ「神」は無用となるわけです。
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最終更新日  2016年02月09日 06時40分50秒
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