Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年03月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/イマヌエル・カント-34(三百八十六)
 カントの高度の人間精神の基底に可能性として在るのが「客観的超主観」を紐解けば、世界の理法に否が応にも「神」を持ち出すことの必要性はなくなります。カントの「客観的超主観」をシッダルタの到達した「無我」の境地と捉えることも可能となるでしょう。己を虚しゅうすることは、神或いは絶対視されていた「神」を放逐することもカントは成し得たでしょう。但し、カントは「物自体」の不可視性を訴えています。仏教哲学の世祖シッダルタは「神」にも、生者必滅を適用し「空」理論により世界理法の根本を探求します。片や西洋では、ニーチェがキリスト教的な神や価値観が、プラトン的な形而上学的真実在、超越的な彼岸世界への信仰が消滅さして、現実の生・世界が無価値・無意味になり、ヨーロッパが歴史的に危機状況にあることを、神は死んだということばで表意しています。カントの認識論はマルクス・レーニン主義の其れとは違い人間理性に重きを置いたために、神の放逐には至りませんでした。但し、マルクスの社会的哲学である唯物論の見直しに伴ってカントの実践認識論は再び其の存在的価値を現代に高めています。
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最終更新日  2016年03月09日 06時33分38秒
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