Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年06月10日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/キルケゴール1(四百四十五)
 キルケゴールは20世紀から以降の現代日本では、其の著書の多くは翻訳され且つ解説されており、思考する若年層を中心に流行りの哲学者として一定の支持を得て持て囃されています。然し乍ら、デンマークでのキルケゴールの生前は名指しで酷評され、思想攻撃の的にもなり、侮辱に苛まれて終始した人生に明け暮れました。その彼が突如100年を経て見出され、注目を浴びるのは何故か、孤独な思想家の思索を何故に現代が持て囃すのかを解明すれば、現代に生きる人間の精神的様相も浮かび上がる筈です。先ず第一にはキェルケゴールが現代の「核とテロ及び地球自然の異常」が、ヘーゲル風の汎論理主義に抗して、不安と絶望のうちに個人の主体的真理を求めた彼の思想に共鳴するところのあることがあげられます。第二には、過去の経済成長期には学歴がものをいい、将来への不安はなく、計画性を持った安定が目されていましたが、リーマンショック以降は全く将来が見えてこない若年層が、「無意味さ」を自己の内面に感じ、其の悲観的状況からの超克を、超越者や神とのかかわりに求めるか,無意味さそのものの肯定に求める、キルケゴールの自由のもつ創造力に求めるかによって立場は違うものの、「客観的真理が人間を生かすのではなく主体性内面性が真理である」と述べます。良く言えば「個人主義」反面で捉えれば「単独主義・孤独主義」とどの詰まりは「批判・悲観主義」が将来が見えてこない若年層に受け入れられるのですが、キルケゴールの単独者として神の前で主体的に生きる人間を宗教的実存と呼んだように其処には他生への連携はありません。
cap-hiroのプロフィール
セーレン・キェルケゴール1

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最終更新日  2016年06月10日 07時01分54秒
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