Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年08月17日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/フォイエルバッハ25(五百十二)
 へーゲル哲学の思考経緯は弁証法の大家としては当然なのですが、哲学の展開を全て概念の内在的矛盾、真と偽・正と否の対立を自己展開して概念が概念を産出することによって真相へと展開します。謂わば概念の阿弥陀籤ですが、人間を中心に思考体系の完成を目指すフォイエルバッハにとっては、市民社会や国家というものさえ、理念によって創造されるとした観念に閉塞観を見い出します。へーゲル哲学の、理念と現実・理念と自然・理念と人間の転倒した関係を「存在」其のものを捉え切っているとはいえず、其の思考概念が存在全般を捕らえていないと批判します。へーゲルの「理念」や「精神」というものも、所詮は言葉にすぎず、へーゲルの思考のなかにある概念に過ぎない。人間の思考は決して存在を超える訳にはいかないからだとします。其れ故に、へーゲルの世界の存在に隠された絶対観念なるものは想像し得ない。思想・哲学の基礎は、現実の人間と自然にあるのであって、たえずそこに還らねばならないとし、観念論の隠された世界というよりは未知の潜在世界或いは外在世界の意思たるものを否定します。フォイエルバッハは汎ゆる思想であれ、学問も、更には宗教も含めて自然的存在としての人間の自己認識であり、自己確認の場に過ぎない。其れ故に、思想や哲学そして宗教が一度語られ、体系化されると、確実にと言って良いほどそれを創りだした人間の精神を束縛し「人間にとって最も大事なものは、日々生活している現実であることを忘れさせるという副作用を伴うことを指摘します。フォイエルバッハは人間現実世界の視考から世界を見る目を磨き、所謂、宗教・哲学観念に惑わされるな、現実を見る眼を制限し損なうなと問います。
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最終更新日  2016年08月17日 06時44分53秒
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