Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年10月30日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/唯物論的哲学46(五百八十四)
 古代ギリシャ以来のフィロソフィーたる哲学の命題には、観念論は勿論の事、たとえ唯物論の立場の思想であっても、宗教に関しては壱分の哲人を除き神を否定しないし、殊のほか人類、其の中で精神を持つ人間に関しては霊魂と物質である肉体の二元論に立ち位置を基底にしています。対して唯物思想で万物の源泉を水に求めた哲学の祖タレスやアルキメデスから理性哲学のカントにいたるまで人間精神を物質とは別ものである取扱をしています。チェルヌイシェフスキーは同時期に生きたマルクスとエンゲルスの唯物主義とあらかた同じ思考基底を共通し、其の著「哲学の人間学的原理」で人間精神、殊更、理性や霊魂を否定して理性的人間とされる其のものが一元的に物質論で展開されるということをマルクス主観からは独立して証明しようとしています。此のことが、マルクス主義を理解する上では極めて貴重な資料となっています。此処に興味を惹くのは、此の時代の多くの哲学者が神教を生業(なりわい)を仏教学的には信教を説く者の生業を厳しく戒め、大乗の祖ナーガルジュナは財畜に長けていたためペナルティーを何度か蒙りますが、キリスト教であれば其れ程の厳禁さはなく、布教等を職とした聖職者の家系から唯物主義者が多く輩出したことでしょう。キリスト教の政治権力との癒着に対する反感が此の状況を醸し出したのです。
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最終更新日  2016年10月30日 09時20分39秒
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