Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2016年12月09日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル6/キルケゴールの3(六百二十二)
 キルケゴールの生涯は確かに「聖人」と呼称されることには些か抵抗があります。其のことが彼を「実存主義者」として成さしめます。例えば、彼の若干17歳でコペンハーゲン大学に入学し、神学と哲学を学び、1841年には「イロニー亦はアイロニー(irony)の概念について」、所謂、一般に意図せざる結末(「運命のいたずら」ironie du sort)という論文でマギステルの学位を得たことからも其の英才が伺えます。キルケゴールはハイデガーやヘーゲル、神学哲学とも或いは反信神学ともされ教会権威から非難の誹りを受けたスピノザの当時には最も正当性の認識を受けていた数学論理から倫理に高めた異界に居ます。彼の哲学の思考の基底にあるのは、芸術家や理論科学者に見られる「直感」、其れを我がものとする「直覚」、言い換えれば「詩人の思考」なのかもしれません。キルケゴールは半ば学生であり、14歳の乙女レギーネに会ってからは、浮つく青年らしく始めた語学教師のアルバイトも地に付かず、辞めた其の後はまったくと言っていい程に職業に就いていません。その間には、今どきの学生にも少なくないと想われる喫茶や本屋の「ツケ」が山のように溜まり、父親がその尻ぬぐいをさせられていることからも其の性向は。当時としては稀だとしても今どきは取り立てるものでもないが、神学を志すもの、まして恋する者の所業としては頂けません。愛する14歳の乙女レギーネが17歳になったときに婚約しています。永遠に愛することを約束する行事、但し、14歳の乙女レギーネに対する愛は紛うことなきものであった筈が、後にキルケゴールの唇から「この秘密を知るものは私の全思想の秘密を知るものである」との声が漏れています。
cap-hiroのプロフィール レオーネ1

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最終更新日  2016年12月09日 06時44分04秒
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