Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年01月10日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル39/ニーチェ8(六百五十五)
 ニーチェのワーグナーへの心酔ぶりは、自己の思考方法の基底としていた古代ギリシアの
古典文献学的手法をも、敢えて自ら踏み外し、学檀から白眼視される程に極めて好意的な、ニーチェ著作の第一作「悲劇の誕生」を書き下ろし、当のワーグナーを狂喜させるも、後(のち)には、パトロンのバイエルン王ルートヴィヒ2世やドイツ皇帝ヴィルヘルム1世といった各国の国王や貴族に囲まれて得意の絶頂にあるワーグナーその人を見て、自己の心酔するかっての市民社会の道徳や宗教といった既成概念を突き破り、芸術によって世界を救済せんとするかつての革命家が見えず、彼の心酔した古代ギリシア精神文化の復古は世俗に汚穢されていることを失望とともに実感します。更には後日のワーグナーの楽曲「ニーベルングの指環」は酷評甚(はなは)だしくワーグナー自身陥ち込み(おちこみ)鬱状態になる程の出来で、祝祭劇場に赴いたニーチェは失望のあまり上演の途中で抜け出す始末、ニーチェは同行の妹のエリーザベトに対し、「此れがパイロット(水先案内人)だったのだよ}と発言することになります。ワーグナーとの決別の始まりが訪れようとしています。
cap-hiroのプロフィール
ルートヴィヒ2世

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最終更新日  2017年01月10日 06時30分15秒
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