Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2017年07月01日
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カテゴリ: 夢有無有
「思考と直覚」人間の霊魂を思考/スピノザ44
 哲学上の思考論理として取り上げられ、人間の精神を表象するときに用いられ遡上するのが「概念」と「観念」です。此の「概念」と「観念」の区別を曖昧にしたまま、スピノザの著作物を紐解こうとしても更なる曖昧性が襲ってきます。概念とは物自体に関した人間の真否の捉え方であり、定義によって明確化されます。一方の観念は対象物に対して心の働きが加わったもの、つまりは認識されたものです。其れ故に、概念とは外的・共通的なものとしてあり、観念は人間の内的で個人的なものとなります。殊更、スピノザの主著、倫理学の哲学的研究である「エチカ(倫理学)」副題も含めた正式名称「幾何学的秩序に従って論証された「倫理学」では、人間はいかに生きるべきかを考え、人間らしく生きるためにはどのような生き方を選んだらよいかを探究する学である「倫理学」、言い換えれば道徳の実践とは題されるも、スピノザ哲学の汎神論的体系全体が織り込まれ実践哲学スピノザの面目躍如たるものが表現されています。スピノザお得意の誰しも納得させ得るのは数学理論、なかでも「幾何学」を用いてるのには訳があります。数学上の量は単位と数値で表されて初めて概念となりますが、実際の量は経験的なものであり、その経験の過程では初めから数値があるわけでもなく,漠然とした大きさの感覚,つまり量の観念があって,それが概念化され客観化されて数値表現に至るのです。観念の定格化に幾何学的秩序を哲学的研究に導入する感覚はスピノザ特有の論理思考なのです。
幾何学的秩序1

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最終更新日  2017年07月01日 12時33分12秒
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