Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年08月06日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」神秘学137
 ハタ・ヨーガが生理的な変調が生じるほど保々仮死状態の長時間の止息を要求するのは、プラーナが宇宙のあらゆるところに充満しているエネルギーであり、物理的、頭脳的、精神的、知的エネルギーとしての宇宙エネルギー、従いて活動する熱、光、重力、磁気、電気等々の震動エネルギーもプラーナです。プラーナにはすべてのモノに含有され、潜在しているエネルギーであり、危険なときには最高に放出されることからハタ・ヨーガは生理的な変調が生じるほど長時間の止息を要求するのです。プラーナはすべてのエネルギーの前に先ず動く創造し、保護し、破壊するエネルギー。活力・力・生命力・生活・精神、それらはすべてプラーナです。後期ヴェーダの時代の前500年頃までに編纂された文献の一つである「ウパニシャッド(奥義書)」はウパニシャッド哲学として世に名を成さしめます。ウパニシャッドとは「傍らに座る」という意味であり、バラモンの師から弟子に伝承された奥義を編纂したものですが、バラモン教が形式的になり、バラモンがたんに祭祀を司る役割だけになっていることを批判し、内面的な思索を重視し真理の探究をすすめる必要に迫られ、当時のバラモンの堕落を批判、ヴェーダの本来の姿である宇宙の根元について思惟し、普遍的な真実、不滅なものを追求した成果です。現代日本の仏教の自ら「葬式坊主」の名を恥じない現象批判と対比すれば解り易いと思います。ウパニシャッド哲学によると宇宙の根源であるブラフマン(梵)と人間の本質であるアートマン(我)とを考え、この両者が究極的に同一であることを認識すること「梵我一如」こそが真理の把握であり、その真理を知覚・認識することによって輪廻の業(ごう)、すなわち一切の苦悩を逃れて解脱に達することができると思考します。此のことから世界最古の深い哲学的思索として認識されます。此の内面的な思考・思索が次代のバラモン教に対する二つの宗教である仏教とジャイナ教を誕生させる誘因となります。



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最終更新日  2018年08月06日 06時03分10秒
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