Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年11月19日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解26
 著者自身が取り分け「前成説」をエチカ詳解で取り上げているのは単細胞生命や或る意味では生命細胞とも決定付けられないウイルスが環境変化に対応して変異する事実です。其れ等には当然に自身にはない「意思若しくは意志」の働く要素はなく、何らかの図り知れない隠された外部の「意志」が予想されます。此のような事実は何も生命に関わった問題に限らず天体運行の精緻さを観てもアインシュタイン博士を持ち出すまでもなく予想されています。世界は原因なしに有る。原因のないのが「時空間の有無を問えない世界自然」である。此のような見えないものうお観想しない。考察するだけ無駄だという思考に関しては、見えない「隠された意思」を探求するスピノザのエチカに「前成説」は多少なりとも理解する上で一助にはなります。なかでも生命を問う上でウイルスの存在は神秘に満ちています。ウイルスが何の進化段階であるのかどうかは別にして、細菌や菌類などは主として細胞の形態学的特徴などが、近代迄は植物として扱われて来ていますが、専らに有機物質に頼るという生存律は現代科学に照らして植物的とは云えません。さりとて全体的な様相は動物的でもなく、進化の経緯からみても動物・植物の何れかに含めるのは難があり、今日現代では「第三の生物」といわれる菌類として菌界(Mycota)なるグループが設定されています。更には、ビールスやバイラスなどとも発音されるウイルス(virus)、核酸(DNAもしくはRNA)とタンパク質からなる,細菌よりも小さな一群の病原体。遺伝情報を担う核酸がタンパク質の外被に覆われた構造をもち、それぞれの種のウイルスに特有の宿主となる細菌や生物の細胞に寄生し、宿主のタンパク質合成能やエネルギーを利用して自己増殖を行うウイルスは、その大きさが数十から数百nmときわめて小さく単純であること、単独では生物としての要件である自己増殖能をもたず、寄生してこそ初めて自己増殖を行うことから、史的にも、屡々、生物と無生物の間にあるものと表現されることからしても進化意思は見られません。在るとすれば図り知り得ない「自然の理」の意思としか判別できません。スピノザの出番です。



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最終更新日  2018年11月19日 06時02分59秒
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