Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年12月07日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」エチカ詳解43
 ドイツの哲学者・物理学者・心理学者フェヒナー心身平行論(parallelism)から憶測するに汎神論を意味する英語の「pantheism」は、ギリシア語の pan(全て)と theos(神)を語源にする語で、文字どおり「全ては神」或いは「神は全て」を意味しますが、汎・心・論が万物に心的なものが宿っているという考えに比して、汎・神・論の場合は世界全体に亘って統一的な意思の存在を想定している点が大きな違いです。ヘーゲルの「絶対精神」はその典型でしょう。「絶対精神」の語彙は「絶対者または世界の最高原理」とされ主観的精神と客観的精神が統一された自由を本質と説きます。「自己外化」、即ち、精神は自然へと自己を対象化し、一旦は自己とは疎遠なものとなりますが、自由とは他者のもとでも自分自身のもとにある、他者からの承認を求め、他者の評価を気にしていることは、他者の人生を生きていることになることだから自由ではないことから、精神は自然の中に自らの顕現である理性的なものを見い出し、現実が理性的なものであることを自覚して、対立した自然から再び自己へと帰還すると述べ、絶対精神は受け入れた自然を否定して自己に立ち帰るために、まず個人の主観的精神 である心・魂・意識になってあらわれ、次に客観的な社会関係としての客観的精神(法・道徳・人倫になり、最後に主観的精神と客観的精神を統一する絶対精神となって自己へ帰還する。ヘーゲルは絶対精神が歴史上に表れたものを世界精神と呼び、世界史をこの絶対精神の自己展開の過程と見ました。「歴史とは自由の意識の進歩である」。そして、絶対精神は、芸術・宗教・哲学の中にあらわれ、そこで精神は自己自身を対象として純粋に意識する、完全に自由な精神となるとするのです。



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最終更新日  2018年12月07日 06時52分50秒
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