Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年02月20日
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カテゴリ: 時間考察
時間の陥穽412
 我々が一般相対性理論で聞き及んでいるブラックホールの成長過程からくる結末に待つ、無限大の重力を持つ「特異点」。従来には「特異点」を認めない量子論も、将又「特異点」を導き出した一般相対性理論も物理学に明確な回答を与えられませんでした。ここに川合教授の才の煌めきがあります。現代でも宇宙生成のインフレーション理論にはビッグバン以前のインフレーションと其の前提としての「無」の「ゆらぎ」を語るものもありますが、「ゆらぎ」其のものを語彙として「無=ゆらぎ」とは常識が受け付けません。普通に捉えるとビック・クランチが進行すると質量無限大、空間を無くしたゼロ点を想像します。ゼロ点が我々の常識を超えて古典的ユークリッド幾何学の定義の0次元、つまり拡がりをもたず位置のみをもつものが質量無限大を有するのです。西遊記の金角・銀角の瓢箪や右手に風穴を持つ犬夜叉の法師の 弥勒の右手の虚空への風穴を想わせます。此処で気付かされるのは共に無には付属していないことです。此等の意味するところは限りなく収縮させた空間が別次元に顕れると云うことになります。宇宙が大収縮してその終末期を迎えて極端に小さくなると、宇宙を収縮から反転させて膨張させる方向への反発力が発生するのです。前世代でプランク長までに大収縮した宇宙は、プランクの長さからそのまま大膨張する次の世代の宇宙へと繋がっているとするのです。要するに、ひとつの宇宙のビック・バンで、無理矢理、虚時間などというものを考え出さなくとも、親と子の二つの宇宙が直結して、より大きな宇宙になっていくと考えるべきだというのでしょう。これであれば、ひとつの宇宙の終末が、次の宇宙の開闢を意味することになり「特異点」を脱出することが出来得ます。質量無限大の重力の「特異点(gravitational singularity)」は膨れた湯湯婆に穿たれた穴凹であり行き着く先が様々に予想されていますが確定したものはないのが現状です。



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最終更新日  2021年02月20日 06時10分06秒
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