Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2021年05月29日
XML
カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-63
 現在の物理観測科学は光学的には宇宙の膨張を捉えていますが、電磁波など光に準ずるものは光速度を超えて見得うる手段がない限りは、膨張する宇宙の果を捕らえることは不可能です。勿論のこと、スピノザの「実体」であれば、人間が身体の枠組みを認識するが如く認識しています。但し、其の認識は通常三次元といわれる空間に囲まれた人間身体と、空間そのもののない虚無とも云えるものを相手にする膨張、勿論縮小をも含めた宇宙は、現段階の人間には想像を絶するものとなります。人間思考の「有無」を超えて存在論では語り得ないからです。
 人間思考の「有無」を超えた存在「神」なら其の解答を持ち得ます。注:以下、『デカルトの哲学原理』第一部(岩波文庫p.79)より抜粋、
 「定理十九 神は永遠である。」
 証明 神は最高完全な実有である(定義八により)。これからして(定理五により)、神は必然的に存在することになる。今もし我々が神を限定された存在とするなら、神の存在の限界は、我々によっては認識されないにしても少くとも神自身によっては必ず認識されねばならぬ。神は全知だからである(定理九により)。従って神はその限界の外では、自己を、換言すれば(定義八 永遠性とは、存在が永遠なるものの定義のみから必然的に出てくると考えられる限り、存在そのもののことと解する。)により最高完全の実有を、存在しないものとして認識するであろう。これは不条理である(定理五 自然のうちには同一本性あるいは同一属性を有する二つあるいは多数の実体は存在しえない。)により、 故に神は限定された存在を持つものでなく、無限な存在を持つものである。この無限な存在を我々は永遠と呼ぶのである。このようにして神は永遠である。Q・E・D・=此れが証明されるべきことだった。とあり、神なる実体は現段階の人間の理知を超えた永遠の存在であり、人間の認識の究極の目的でもあります。それは哺乳類の子供が母の乳を欲するが如くの究極の愛欲です。



哲学・思想ランキング





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年05月29日 06時10分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[絶対存在論] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: