Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2021年06月01日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-66
 スピノザの定理八では、すべての実体は必然的に無限であることから、更に、同じ本性を有する実体は一つしかないことを他の仕方で結論することができる。これをここに示すことは徒労ではないと思う。しかしこれを秩序だててするためには次のことを注意しなくてはならぬ。として念を押し、更なる注意を促します。同じ本性を有する実体は一つしかないことを他の仕方で結論づけようというのです。スピノザ思考からは
現代の科学理論である多元宇宙は読み取れません。仮に多元宇宙が事実であったとしても、其々の宇宙は法則を異にした世界であると予想されるからです。此の論を受け入れれば実体の複数を容認することになります。何れにしろ、スピノザは実体一元論を視点を変えて説きます。
 注意 
 一、おのおのの物の真の定義は定義された物の本性のほかは何ものも含まずまた表現しない。このことから次のことが出てくる。
 二、定義は定義された物の本性のほかは何ものも表現しないのであるからには、いかなる定義もある一定数の個体(*)を含まずまた表現しない。例えば三角形の定義は三角形の単純な本質のみを表現し、決してある一定数の三角形を表現しない。
 (* 個体とは一つの類に属する個物のことと解される。)
 三、存在するおのおのの物には、それが存在するある一定の原因が必然的に存することに注意しなければならぬ。
 四、最後に注意すべき点は、ある物が存在するその原因は、存在する物の本性ないし定義自身のうちに含まれているか(これは存在することがその物の本性に属する場合である)、そうでなければその物の外部に存していなければならぬということである。




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最終更新日  2021年06月01日 06時02分42秒
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