Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年02月12日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-319
 我々は通常生活においても、子に対する父としての自然な愛情である父性愛に対して、母親としての子供に対する本能的な愛情に驚かされることがあります。したがって母性愛と母性本能はほぼ同義として扱うことが出来ます。其のこと故に、人類の贄となる神の子イエスに対する聖母マリアの愛が自らの腹を痛めた子に留まらず人類そのものへの愛となる聖母信仰が生じます。:記
 定理二一 自分の愛するものが喜びあるいは悲しみに刺激されることを表象する人は、同様に喜びあるいは悲しみに刺激されるであろう。しかもこの両感情が愛されている対象においてより大でありあるいはより小であるのに応じて、この両感情は愛する当人においてもより大でありあるいはより小であるであろう。
 証明 愛されているものの存在を定立する事物の表象像は(この部第三部の定理一九で証明 要約:愛するものの存在を定立する事物の表象像は、愛するものを表象しようと努める精神の努力を促進する。言いかえれば精神を喜びに刺激する。これに反して愛するものの存在を排除する事物の表象像は、精神のこの努力を阻害する。言いかえれば精神を悲しみに刺激する。 ゆえに自分の愛するものが破壊されることを表象する人は悲しみを感ずるであろう云々、のように)、愛されているものを表象しようと努める精神の努力を促進する。ところが喜びは、喜ぶものの存在を定立し、しかも喜びの感情がより大なるに従ってそれだけ多く定立する。なぜなら喜びは(この部第三部の定理一一の備考により)より大なる完全性への移行だからである。ゆえに愛する当人における愛されている対象の喜びの表象像は、愛する当人の精神の努力を促進する、言いかえれば(この部の定理一一の備考により)愛する当人を喜びに刺激する、しかも喜びの感情が愛されている対象においてより大であったのに従ってそれだけ大なる喜びに刺激する。これが第一の点であった。次に物は何らかの悲しみに刺激される限り破壊される、しかもより大なる悲しみに刺激されるに従ってそれだけ多く破壊される(同じくこの部第三部の定理一一の備考 要約:我々は、精神がもろもろの大なる変化を受けて時にはより大なる完全性へ、また時にはより小なる完全性へ移行しうることが分かる。)。したがって(この部第三部の定理一九 自分の愛するものが破壊されることを表象する人は悲しみを感ずるであろう。これに反して自分の愛するものが維持されることを表象する人は喜びを感ずるであろう。により)、自分の愛するものが悲しみに刺激されること表象する人は同様に悲しみに刺激されるであろう、しかも悲しみの感情が愛されている対象においてより大であったのに従ってそれだけ大なる悲しみに刺激されるであろう。Q・E・D・=此れが証明すべきことであった。



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最終更新日  2022年02月12日 06時10分04秒
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