Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2022年06月04日
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カテゴリ: 絶対存在論
神の存否-430
  定理三七備考一及び備考二
 備考二前半 第一部の付録において私は賞讃および非難とは何か、功績および罪過とは何か、正義および不正義とは何かを説明(要項:私が指摘しようとするすべての偏見は次の一偏見に由来している。その一偏見というのは、一般に人々はすべての自然物が自分たちと同じく目的のために働いていると想定していること、のみならず人々は神自身がすべてをある一定の目的に従って導いていると確信していること、これである(なぜなら彼らはこう言う、神はすべての物を人間のために造り、神を尊敬させるために人間を造ったと)。だから私はまずこの偏見を考察しよう。それには第一に、なぜ多くの人々がこの偏見に甘んじ、またなぜすべての人が生来この偏見をいだく傾向があるかの理由を探究する。次にそれが誤っていることを示し、最後にいかにしてこの偏見から善と悪、功績と過罪、賞讃と非難、秩序と混乱、美と醜その他こうした種類の他のことどもに関する諸偏見が生じたすることを約束した。賞讃および非難についてはすでに第三部定理二九の備考(ただ人々の気に入ろうとする理由だけであること差したり控えたりするこの努力は名誉欲と呼ばれる。ことに我々が、我々自身あるいは他人の損害になるのも構わずにあること差したり控えたりするほど熱心に民衆の気に入ろうと努める場合にはそう呼ばれる。しかしそれほどまででない場合は鄭重と呼ばれるのが常である。次に我々を喜ばせようとする努力のもとになされた他人の行為を表象する際に我々の感ずる喜びを私は賞讃と呼び、これに反してその人の行為を嫌悪する際に感ずる悲しみを非難と呼ぶ。)において説明した。しかし他の概念について述べるにはここが適当な場所であろう。だがその前に人間の自然状態および国家状態について少しく述べなくてはならぬ。



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最終更新日  2022年06月04日 06時02分06秒
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