Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2023年03月28日
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カテゴリ: 唯物論
閑話休題:ディドロの自然科学の解釈3 物質観-1:物質と運動-3
 ディドロの時代の物質観、先ず最初に運動のない物質があり、此の物質が外部から動かされてはじめて運動するのだとすれば、その外部の物質は運動しない物質であり、しかも運動せしめる物質となり、自らは動かず不動であり、他者を動作させることになり「動作因」そのものの定義に矛盾を持ち込みます。「作用因」には何かしらの運動要因が本質に込められている筈ですから。此のことは宇宙が静止状態にあるとした、かのアインシュタインさえ宇宙の静止状態の維持には宇宙項なる運動要因を持ち込んだことからも解かる通り、現宇宙には不動なものは無いとするのが妥当でしょう。須藤靖の理学博士の世界観を思考方法に取り入れれば、世界はある原理に従いて運動している。その世界とは原理的に見れば「多元宇宙(マルチバース)を組み込んだ世界原理→我々人間が在する世界の単一宇宙(ユニバース)としての原理→単一宇宙内におけるあらゆる組成存在の原理→現時点では世界内存在として宇宙を認識し得る「意識」即ち人間原理を持った人類が観想されます。何れにしろディドロの物質観、自然あるいは物質の全てものの基礎は運動であり、その源泉だとする主張は現代においても正当だと云えることには驚きを隠せません。



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最終更新日  2023年03月28日 06時06分03秒
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