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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.23-2泊3日の九州旅行の旅日記もいよいよラストです! 前回の日記でも書いたけど、この後フェリーに乗ることになってたの。もちろん予約はとってあるんだけど飛行機と同じ港についてから手続きしないといけないから出港時間より、多少早めに着かないといけないんだよね。大分県の臼杵ってとこから乗るんだけど今いるところが宮崎県高千穂町。残された時間はあと2時間半。さてどうするカーナビちゃんに距離優先で指示をだすと示したのは県道で山越えしろとのとこと。つまりこの天岩戸神社よりさらに奥へ進めってことなのよ・・・港まで100キロちょいだったかな?この山越えルートだと、8割強が山道。でもこれが一番早いっていうんだから仕方ないよね。もちろん、あたしは運転しません。峠と聞いて、がぜんやる気をみせるのは、もちろんダー。とにかくウダウダやってる暇はないので即、出発!神社のあたりはまばらながらも人家はあったけどだんだんそれすらなくなってきて・・・いくつかの集落を過ぎると、もう完璧、山道。道幅はもちろん車1台分。これまでは集落に住む人が反対側からやって来て道幅の広いところでうまくすれ違っていたけどここまでくると、後続車はもちろん、対向車すらゼロ。右に左にまがるつづら道を登ったり、下ったりいったい山、いくつ越えていくわけ???筋湯温泉から高千穂峡に向かう道もそうとう山道だと思っていたけど、あんなの目じゃない!スーパー林道とはいわないけどかなりこれはキテるよ・・・カーブだらけの山道を、かなりのハイペースで走ってるのに到着予定時刻はちっとも短縮されないし・・・ダーはそれをみて、ますますヒートアップ!ブレーキングポイントが厳しくなってきてるんですけどぉぉ一応いっておきますが、うちの車はドノーマルのSUV。4点式シートベルトなんてつけてません!ガードレールなんて、もちろん無いしこんなとこから落ちたら、たとえ助かったとしても発見してもらえないだろうな・・・なんてことを考えながら、横Gに体を預けてあとはひたすらダーを信じるのみ。途中で、森林警備隊みたいな人が3人道路脇に座ってくつろいでいたんだけどたぶん、曲がりくねった道を爆走してくる車をみて「ありゃ、なんだ?」って失笑していた気が・・・すいません、余裕ないんで。もうフェリーに間に合わなくてもいいよ・・・ダーの運転技術に対しては、絶大な信頼をおいているけどやっぱりこれだけ走り続けると、助手席もつらいのよね。運転してるダーといえば、あの困った顔はどこにいったやら音楽聞きながら楽しそうに運転してるんだけどさぁ短縮されない到着予定時間とにらめっこしてたら途中にあったトンネルを抜けた途端いっきょに短縮されたの!え??ずーっと山深い道を走っていたからGPSがあたしたちの居場所を捉えられなかったみたい・・・ようやくほっと一息。視界がひらけたところで、ちょっと休憩。緑豊かできれいなとこでしょ~と、くつろいでいる場合じゃないって。まだぜんぜん町が見えてこないんだからこの先なにがわからないし、急げ、急げ!この先はずっと川沿いに道が下っていくんだけどまたその水流のきれいなこと。キャンプ場すらないようなところだから人の手で汚されることもないんだろうね。そしてようやく人の住まいのある平地に降りてきて、振り返って撮った写真がこれ。あの後ろに見える連なった山々を越えてきたんだ・・・なんか、ある種の感動?http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E131.21.3.09N32.43.48.31&ZM=6ここに道路の地図があるんだけど曲がりくねっている様子、わかるかなぁ?天岩戸神社がほぼ中央にあって、そこからほぼ北に向かって伸びているグネグネ道。これをたどって、どんどん北にむかって502号線に繋がるとこまでたどってもらえると相当、根性はいったグネグネ道だってことがわかります!等高線も一緒に表示されていたらもっとわかってもらえるんだけどな~地図はりつける方法あれば教えてください。こうしてなんとかフェリーには余裕を持って間に合うことができましたハワイ島一周ドライブもそうだけどあたしのわがままをカバーしてくれるのはいっつもこのダーのドライブテク。あの時もあたしが突然「キラウエア火山の上を歩きたい!」って言い出したせいで、予定が狂っちゃったんだもんなぁ・・ほんと感謝してもしきれないぐらいフェリーが出航したところで甲板へ。甲板にあがってくる人はなく、2人でのんびりと九州の地を眺めながら今回の旅を振り返る。~ ~天草の教会や天草焼きの窯元を訪ね憧れの宿・「五足のくつ」ではその居心地の良さにすっかり魅了されちゃった穴場な温泉宿・筋湯温泉の「喜安屋」ではコストパフォーマンスの良さにびっくり!専用の大きな露天風呂だけじゃなく歴史ある温泉地ならではの温泉三昧デジカメのバッテリー切れも無事乗り越えて日本一の大吊り橋を渡り美しいお花畑や雄大な阿蘇やくじゅう高原の景色を楽しみ高千穂峡ではずっと夢見ていた幻想的で涼やかな景色に出会い高千穂神社で夫婦の絆を確かめ最後はラリーばりの走りで港へたどり着く。~ ~今回の旅もいろいろあったね~いろいろ感想はあるけど、ここは一言。楽しかった!九州の地は旅の最後を飾るに相応しいこんな景色で甲板に佇むあたしたちを見送ってくれました。fin 長い間おつき合いいただいてありがとうございますこれでG.W.の九州旅日記、終了です。帰省前に終わらせないと・・と思ってたけどなんとか間にあって良かったぁ実はこのフェリーを降りた後も、ダーは爆走して・・・職場の人に港から自宅までの所要時間を話したら目を丸くされちゃった・・・走行距離およそ1300キロの今回の旅。今週、もっとたっくさん走りまーす!といっても帰省に伴ってのことなので旅というわけじゃないんだけど・・・今年は立ち寄るところがいろいろあるのでいつもより多目に走ることになりそうですって海老一染太郎・染之助か?それではAstala VIstaそろそろカウンターが88888番に近づいてきたよーん!もしラッキー(?)にも踏んだ方はご連絡くださいね。今回は何もできないかもしれませんが目一杯お祝いの言葉、差し上げます(笑)最後までお付き合いいただきありがとうございました☆はじめて来た方は、良かったら初めからご覧になってくださいね。もしよろしければ、応援のポチ、よろしくお願いします♪↓旅関係の最新日記はこちら前回の九州旅日記はこちら
August 5, 2007
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- 熊本・大分・宮崎の旅 vol.22 -一気に夏模様になったせいか台風による気圧の変化のせいかどーもここんとこ調子がでなくて・・・ゴールデンウィークの旅もそろそろ終わりにしないとね。 高千穂神社で愛を誓ったあと、(前回の日記参照)時計を見たら、結構いい時間。この後のフェリーの時間を考えるとそろそろ帰らないといけないんだけど・・・でも、もう1カ所みたいところがあるのでダーにお願いしてみたらまー、なんとか間に合うかなっていうから、行っちゃった!それがここ天岩戸神社。高千穂神社よりさらに山奥にあるの。日本人なら一度は耳にしたことのあるあの日本書紀に出てくる天の岩戸がある神社。もしかしたら日本語の読める外国人がこのブログを見に来てるかもしれないので一応、天の岩戸伝説をご紹介。 弟のスサノオの数々の狼藉に怒ったアマテラスは天の岩戸に引き篭もってしまい、世界は闇に包まれてしまいました。八百万の神々がの安河の川原に集まり、どうすれば良いか相談をしました。まず、アマノウズメが半裸になりながら舞い踊り、それを見て八百万の神々が大笑い。笑い声を聞いたアマテラスは外で何が起こっているか気になったので岩戸をほんの少し開けました。アマノウズメは「あなたより尊い神が現れた」と言って八咫鏡(やたのかがみ)をアマテラスに向け鏡に映った自分の姿を、別の神と勘違いしたアマテラスはその姿をもっとよく見ようと、さらに岩戸を開くとそばで隠れていたアメノタヂカラオがアマテラスを引きづりだしました。こうして世界に再び光が戻ってきました。 とまあこんなお話。お話は有名だけど、実際に訪れた人の数はどうなんだろ?実はここ以外にも天の岩戸伝説が残る神社や土地が全国には数カ所あるんだけどやっぱりここが一番本家本元?この日も訪れている人はまばらで静けさに包まれている神社内。西本宮拝殿西本宮御神楽殿西って書いてあるぐらいだから東があるわけで東も対岸にあるんだけど、そちらはもっと小さい神社。だいたいはこちらの西本宮を訪ねるみたい。実はこの神社では伝説の天の岩戸を実際に見ることが出来るの。でも勝手に見に行くことは出来ないんだよ。社務所の方にお願いして案内してもらわないといけないのだ。時間が無いのはわかっていたけどここまで来て、天の岩戸を見ずに帰れるかって困り顔のダーを横目に社務所に向かうあたし。「所要時間20分ほどです。」といわれて「できたら短めでお願いします。」と、無茶言っちゃうし・・・相手が神様だろうと、欲望を通そうとするなんてバチあたりだよな・・・・それでも嫌な顔せず案内してくれた若いお兄さん。↑の拝殿の写真の右側に立派な門があってその先に天の岩戸があるの。その前にこの神社に生えている木の説明。招霊(おがたま)の木っていうんだけど、これがその実。招霊の実これみてピンときた人は舞踊通?神道通?そう、あのシャンシャンっていう音がする舞手がもつ鈴はこの実を模したものだとか。さて門の先は一切撮影禁止なので画像は無いんだけど人の立ち入りを禁じているところだけあって空気そのものがなにか違う感じ。といったところで、特別な景色がある訳じゃないんだけど・・・で、お目当てに天の岩戸はどこどこ?社務所の方が指さした方向は・・・あれ?ただの崖にしか見えないんですけど・・・そう、天の岩戸はもう何百年に渡って一切人の手が触れることがなく誰もその地に入ることを許されていないので自然と崖が崩れたり、草が生い茂ったりとかでもうその姿を見ることはできないの。なんとなく、岩肌の大きなくぼみはみてとれるんだけどね。想像していたものとは全然違ったのでちょっと拍子抜け。けど、神聖な場所だからこそ、人の手の及ばないところに位置している訳だし自然に任した結果がこれなんだから仕方ないよね。本当はこの天岩戸神社のさらに奥にある天安河原にも行ってみたかったんだけど、さすがにもう時間切れ。天安河原ダーの顔も、もうこれ以上は許さんぞ!って言ってるし・・・絵はがきでも買ってかえろっと。そうそう、この神社の入り口にいらしたこの方を忘れてはいけないね。アメノタヂカラオこの方が世界を暗闇から救った英雄。ちなみにタヂカラオが投げ飛ばした岩戸がどこまで飛んでいったか知ってる?なんと長野県の戸隠。なので戸隠神社ではこのタヂカラオ=手力男命が祭られています。宮崎県 長野県いやいや、神様ってやっぱりすごい!ということで、観光はこれにて全て終了。あとはおうちに帰るだけなんだけど・・・・あと1回、おつき合いください日本の神話って好きですか?応援のポチ、よろしくお願いします♪↓旅関係の最新日記はこちら前回の九州旅日記はこちら
August 2, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.21-G.Wの旅日記のはずなのに世の中の学生どもはもう夏休みじゃーん!ああ、夏休みがほしい! 真名井の滝や高千穂峡の自然の中、マイナスイオンをたっぷり浴びてなんとなく疲れもとれちゃった気がした2人。おまけにお昼ご飯を食べたお店のおばさんに「美男美女カップルね~」とおだてられてすっかり気を良くしたところで高千穂観光の続き、続きっと。ちなみにほんとに美男美女の人には人って簡単には声かけられないんだよね。まず向かったのは『高千穂神社』高千穂郷(現在の高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村)には554社もの神社があり、その中でも格の高い88の神社が「高千穂八十八社」。その「高千穂八十八社」の総社として信仰を集めてきたのがこの高千穂神社。今から1900年前に垂仁天皇によってお創建されたと言われているものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーく歴史ある神社なの。さきほどの高千穂峡と比べると観光客の姿はほとんどなくて静寂な空気に包まれて、厳かな感じ。やっぱり神様の国にある神社ってなんとなく他の神社とは違ってみえるような・・・けど想像していたのとは違ってけっこうひっそり建ってるんだよ。お社もけして大きいって訳でもないし。『高千穂神社・神楽殿』隣には神楽殿があるんだけどここでは年間を通じて、20:00~21:00に観光向けの神楽が催されるんだって。本当の神楽の時期は11月~2月末。この頃はあちこちの神楽宿で夜通し神楽が踊られるんだ。今回は残念ながら見ることが出来なかったけど今度は、神楽見にもう一度高千穂に来てみたいな~あたしとダー、そして50代ぐらいのおばさま3人しかいない高千穂神社の境内。ふとこんなものを発見!『夫婦杉』この二本の杉は夫婦杉と申しまして根元が一つになって如何なる事があっても別れられない形を現しております。この廻りを手をつないで3回廻ると夫婦、友人、睦まじく家内安全で子孫は繁昌の三つの願いが叶ふと伝わっております。夫婦、友人、婚約者の方が手をつないで廻っている姿が絶えません。-文:現地パネルより引用-こんな感じで繋がってるの。夫婦杉か・・・なんかいいねEureka「3回廻るとずっと仲良しでいられるんだって、やってみる?」ダー「いいよ!」まずは看板の正面に立って手を繋いで・・・ダー「右から廻るのかな?左からかな?」Eureka「ん???どっちでもいいんじゃない?」ダー「じゃあ、右回りね。」次の瞬間、あたしは目が点!だって、ダーったらあたしの手を握りながらその場で、コマみたいにグルグル回り始めるんだよ!夫婦杉の周りを廻るんだって!!あほかおばさんもこっち見て笑ってるし・・・もういや~~~こんなダーと一生仲良くしていいんだろうか・・・でも恥ずかしいよりも、ダーの行動が可笑しくて笑い転げてしまったあたし。静かな境内にあたしの笑い声が響いてしまった!ごめんなさ~い・・・というわけでもう一度やり直し。今度はちゃんと夫婦杉の周りを3回廻ったよ3人のおばさま達は「いいわよね~あたしたち、ダンナは家に置いて来ちゃったしね~」と言いながら、温かく見守ってくれましたそれにしてもほんとうちのダーってよくわからない。一応、ダーの名誉のために言っておくけどこんなにおバカなのはあたしの前だけ。ONとOFFが極端に違いすぎるんだよね・・・そんな訳で、高千穂神社の神様お墨付きの夫婦となったわけなのでおそらく一生、こんなダーと付き合うことになりそうです。ま、神様も時々あてにならないけどさ高千穂神社で愛を誓ってみませんか?応援のポチ、よろしくお願いします!↓旅関係の最新日記はこちら九州旅日記はこちら
July 25, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.20-途中になってしまっていた九州旅行の旅日記。いよいよラストスパート!それにしても外の雨、一体いつ止むんだろ・・・梅雨のジメジメした天気もいやだけど台風っていうのも大変・・・こんな天気に鬱々とした気分を晴らすためにも今回は爽やかな新緑の風をお届けします今回の旅の目的。『これまでに行ったことがない県に行くこと』というわけで、選んだのが宮崎県。中でもずっと行ってみたいと思っていたのが『高千穂峡』その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷(役場HPより)そして何より高千穂といえば神話。神々が住む場所はいったいどんな処なんだろう?学生時代に旅したダーから高千穂峡の美しさをきく度に、行ってみたいなって思ってたんだ。ということで、この旅の最終目的地は『高千穂峡』くじゅう花公園から高千穂に向かう道は峠道。山深い感じが伝わるかな?道幅はだんだんと狭くなるし車は通らないし、ちょっと不安。たぶん、このルートから高千穂峡にアクセスする人は少ないのかもしれないね。(連休中とかは別として)でも実は、この程度の山道なんかは全然たいしたことないってことを後から知ることになるんだけど・・・それは最終話にて。この日は今回の旅の中でももっとも暑かった日。全国的にもかなり暑かった日だったと思うよ。それでもまだ5月。強い日差しと新緑のコントラストがキレイなんて想いながらドライブしてました。そして遂に目的地に到着。高千穂峡に行ったら、絶対にしたかったこと。それはボート団体ツアーで訪れていた人は時間の関係なのか、乗っている人があまりいなかったけどこの手漕ぎボートに乗らなかったら、はっきりいって、高千穂に来た意味がないもん!ボートに乗った人だけが見られる景色がこれ。お気に入りの一枚この深い深い緑に囲まれた蒼い水の色と透き通るような水しぶきをあげる真名井の滝ダーが言っていた高千穂の美しさってこれだったんだ・・・この日が快晴でほんと良かった木々の合間から差し込む木漏れ日が生い茂る葉の緑に陰影を与えてそれはそれは見事な景色観光客は結構いたんだけど団体さんが多かったのでほんとボートに乗ってる人の数は少なかったので自分でもびっくりするぐらい綺麗な写真を撮ることができたんだ滝のすぐ近くにボートをとめてたっぷりマイナスイオンを浴びながらただひたすら高千穂峡の美しさに感動してました。神々が住む場所っていうのも納得空港は勿論、高速道路からもちょっと離れているけどここを訪れる価値はあると思うよ。そして今回撮った写真の中で写真屋さんのおじさんが誉めてくれたのがこの写真。ちょっと左下の部分が光が反射しちゃったのが惜しかった!いかがでしょう?滝の周辺は幅が狭くなるので他のボートにぶつからないよう気をつけてねそうそう、実はここにはたくさんカモがいるの。ボートの後ろから、列をなしてついてくる様子が可愛かったでも写真には一匹も映ってないのよね?へんなの。紅葉の頃もきれいだろうな・・・ぜひオススメしたい観光スポットです次回も高千穂編、お送りしまーす高千穂峡いかがでしたか?応援のポチ、よろしくお願いします!↓vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14 vol.15 vol.16 vol.17vol.18 vol.19
July 13, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.19-日本一の橋を渡りいよいよこの旅の最後の目的地へ。九酔峡から久住高原を走り抜けようとするとこんな看板が・・・「日本一の展望所」なに、日本一とはまた、自信ありげじゃない!?なのでちょっと寄り道。国道から逸れてちょっと丘の上にあがった先は「あざみ台展望所」駐車場に車をとめて、階段をのぼった先に見えた景色は・・・360度、フルスペクタルな久住高原と久住連山そして反対側には阿蘇五岳の山並みうーん、モヤっていてちょっとわかりづらいしパノラマサイズ1枚では全然ここの景色の素晴らしさを伝えられなくて、残念!日本一かどうかは別にしてこの景色はすごいよ!久住高原に来ることがあるならもしくは黒川温泉や阿蘇山を見に来ることがあるならもうぜひぜひオススメしたい!レストハウスで郷土料理をいただくのもいいけど芝生に寝ころびながら、お弁当を広げてこの景色を楽しみたいな~あたしの写真なんてほんと大したことないのでこれをみて、そんなもんか、なんて思わないで。この広い広い芝生の上で見渡す360度のパノラマ風景は必見です!さて今度こそ、目的地へ!って思ったら・・・やっぱり寄り道しちゃった。そこは「くじゅう花公園」ほんとは昨日、ここに寄ってから筋湯温泉に行くつもりだったんだけど天草で思わぬロスタイム(例の充電事件のせい)をくらってしまったので、寄れなかったんだよね。ダーが快調にとばしてくれるおかげでここに寄る時間が出来たんだそれではお花畑の様子をどうぞ!それぞれの写真には公式サイトのこれらのお花のページにリンクしてるので良かったらそちらの写真も見てみてね。ポピー思わず「く、るまにポピー、ポピー」って口ずさんでしまったそこのあなた!あたしと同類!?リビングストンデイジーまだ植えていく途中だというのにすでに、まるで宝石箱のように咲き乱れる色とりどりのリビングストンデイジーこの中を通る遊歩道で写真をとれば誰でもお花畑のお姫様?もちろん、あたしも撮ったよ姫金魚草圧巻だったのはこれ。この鮮やかさといったら・・・言葉になりません!以前、富良野にある富田ファームに行った時に見た七色の花畑もすごいなーって思ったけど単一種のお花でもこんな風景を作り出せるんだね・・・すっかり花の子ルンルンになってしまったEureka。しかし、この日は快晴で時間がたつにつれ、気温がグングンあがり外を歩いているとクラクラしそう・・・園内を一巡りした後アイスクリームをペロペロして今度こそ、本当に今度こそ最終目的地に向かうことにしました。まだまだ先は長いぞ!しかもここから目的地までは地図をみた限り、結構な山道?なんだかダーったら嬉しそう!?どうしても大きい画像を縮小して載せようとすると画質が悪くなってしまって・・・写真って難しいね応援のポチ、よろしくお願いします!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14 vol.15 vol.16 vol.17 vol.18
June 29, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.18- いよいよ九州の旅も最終日今回はかなり大きめ写真でおおくりいたします。せっかくだから雄大な景色楽しんでもらおうかと。(後日小さめに修正する予定)天気も快晴で連なる山の向こうには煙をはく阿蘇・中岳が。ちょっと見えにくいかな向かった先は『九重夢大橋』昨年10月にオープンした人が歩いて渡れる日本一の大吊り橋橋のデータを見てみると・・・●標高 777m ●高さ 173m(日本一)●長さ 390m(日本一)って書かれても実感わかない?じゃ、これならどう?この橋の上から眺める景色はというと・・・これは橋の上から見下ろした風景左上に白いところがあるのが見える?あれが道路。真ん中のくぼみみたいに見えるのが川ね。この橋が架かってる谷の深さがわかるかな?この橋からは日本滝百選に選ばれている『震動の滝』もよく見えるんだ。雄滝雌滝この橋がかかるまではこの雌滝はあまりよく見えなかったらしい。橋ができたことで、初めてその全貌が見えるようになったらしいよ。雄滝を見るのもわざわざ下に降りて行かなくてすむようになったので、だいぶ楽に観光できるようになったとか。水量が多いときは滝の音が周囲の山野に響き渡るというので震動の滝と呼ばれてるんだって。この橋が架かる場所は九酔峡・鳴子渓谷は新緑の季節もきれいだけど紅葉の季節が最高。こちらの写真みてみてね。ここのチケットは2枚つづりになってるの。橋の端(シャレじゃないよ)にある駐車場に車を停めるから通常はこの橋を往復することになるのでチケットを2枚使うことになるんだけどやっぱ、この高さと長さどうしてもダメな人っているんだよね。なので、橋を渡れない人のために両端の駐車場をシャトルバス(有料)で結んでるの。橋の上には常時係員の人が歩いていて気分が悪くなってる人がいないかとか走ったり、転んだりすることがないように見守っているんだよ。実際「もう・・・・・怖くないっていったじゃーん!!」と半泣きで歩いている女の子もいたし・・・散歩する早さで13分かかるっていうから彼女にとっては魔の13分だったんだろうな・・・たいていの人は普通に歩いていたのでそんなに怖がる必要はないからねでも高所恐怖症の方は・・うーん、ちょっときびしいかな~??あ、ヒールのある靴は止めた方がいいかも。歩道がグレーチング構造といって格子状の金属板がはめこまれているからひっかかると危ないよ。実はこの橋税金のムダ遣いだと非難されていたんだよね。橋を渡ったところで、その先に何があるって訳じゃないし総工費20億円もかけてどうするんだ!って。あたしも何かのテレビ番組で見た気がする。ところが完成してみれば観光客がどっとやってきて当初予想していた年間入場者数を大きく上回る結果に。箱モノ(橋モノ?)ギョーセーにしては珍しく成功した例?でもまだ1年もたってないわけだからこれからこの橋人気がどれだけ続くかにもよるよね。それじゃ、最後にこちらの航空写真をぜひぜひ!夢大橋渡ってみたい方、写真だけで十分って方、応援のポチ、よろしくお願いします!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14 vol.15 vol.16 vol.17
June 26, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.17-「Euちゃんの宿かり日誌」「山あいの宿 喜安屋」最後はお風呂と誕生秘話。全室専用露天風呂付きそして徒歩で行ける筋湯温泉郷内の無料で使える4つの共同のお風呂これだけでも十分お風呂三昧で過ごせるんだけど喜安屋さんにはお部屋のお風呂以外に道路を挟んだ反対側の敷地に宿泊客専用の露天風呂もあるの。宿泊者専用露天風呂入り口には鍵がかかってるんだけどもちろん鍵はお部屋の鍵と一緒にもらってあります。ただこの鍵なんだけど・・・敢えて詳しくは書かないけど防犯とか、宿泊者以外には絶対使わせないとかそういうことなのであれば、もう少し鍵の種類変えた方がいいかも。宿泊者専用露天風呂さらに同じ敷地内には「風呂棟」という別棟が。お風呂棟入り口前々回、tomicomさんから「みやちゃんにみたいな入浴シーンがみたい」というリクエストがありましたがみやちゃんに憧れるならそれくらいしないと・・・・・・なので、ここでいよいよ入浴シーン公開!すいません・・・まだまだみやちゃん目指すには修行が足りないようです・・・お風呂棟の内風呂内風呂というからには外風呂がある訳で・・・お風呂棟の露天風呂とまあ、たった8室しかないお宿なのにお風呂の数が多いこと。ただやっぱり部屋付きのお風呂があれだけ立派だと、わざわざ他のお風呂に入りに行く必要ってないような気がしちゃうんだ。とりあえずレポーターとして全部のお風呂には入ってみたけどどのお風呂でも他のお客さんに会うことはなかったもん。広さや露天風呂の開放感などもうちょっとそれぞれのお風呂に特徴があればお風呂巡りも楽しくなるかな。けどほんとお部屋のお風呂については言うことなし!そうそう、こちらの温泉のお湯はものすごい熱いの。そのままではとても入ることが出来ないので宿で加水して給湯してるんだけどそれでもまだ熱いって思う人もいるんじゃないかな。でも、その場合はシャワーからお水を加えて自分で調整できるから心配無用。ぜひアツアツのお湯を楽しんでみてねではここで、女将さんから聞いたとっておき(?)のお話を実は喜安屋さん元々は筋湯の町の中心に「喜安屋旅館」という名前で宿を構えていたの。ところがだんだん湯の量が減ってきてかなり深く掘らないといけなくなってお風呂関係の作業のために地下に降りたり上がったりっていうのが大変になってきたんだって。温泉旅館も大変なんだね・・・で、もともと女将さんが自宅を建てていた土地の横に新しい宿を作ろうと思ったのが3年前。土地があっても、温泉をひくためにはいろいろと権利の問題とかがあり苦労の末、昨年の秋に「山あいの宿 喜安屋」としてリニューアルオープンしたんだ。実はまだパンフレットも無いの。というのも、やっぱり一番綺麗な様子をパンフレットに収めたいから。宿の周りに植えた木々や芝など緑が生い茂るのを待って、パンレット作りをするんだって。お風呂も日帰り客用の家族風呂を新たに作る予定だとか。他のお客さんよりも一足早く宿をたつあたしたちを駐車場にある車まで見送りながらいろんなお話をしてくれた美人な女将さん。お年は60代後半か70代?外見はとってもモダンでおしゃれでしゃべり方は素朴な感じ。いつまでもおしゃべりを楽しんでいたいぐらい♪自宅のそばに宿を作ることになるなんて、女将さんにとっては予定外の出来事だったそうだけどそれでも新しく始めたこの宿のことを嬉しそうに語る女将さんの目はとってもキラキラしていたよ。いいよね・・・いくつになっても未来を語れるっていうのは。この女将さんのことが好きになっちゃった家族みんなで力をあわせ新しい場所でスタートをきった喜安屋良かったら訪ねてみてね。ネットで検索するとまだ喜安屋旅館の方がヒットしちゃうのでお間違えのないように。じゃあ、最後に。このお人形にはあるすごい秘密があるの。ここのご主人のお姉さんの手作りなんだけど・・秘密について説明するお姉さんもうこれにはみやちゃんも大爆笑あたしもしっかり、確認してきたよ秘密を知りたい方は宿かり日記で。喜安屋さん、いかがでした?応援のポチ、よろしくお願いします!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14 vol.15 vol.16
June 20, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.16-「山あいの宿 喜安屋」がある「筋湯温泉郷」この温泉郷にはホテルや旅館のお風呂とは別に共同の温泉があるの。夕食でお腹いっぱいになった2人はお散歩がてら、この共同温泉に行くことに。喜安屋さんはちょっと中心地からは離れてるって聞いてたけどご主人に道をきいたらゆっくり歩いても10分ぐらいとのこと。ただ高低差はあるみたいなのよね。では、出発!うう、さっむーい!山あいというだけあって、さすがの夜はちょっと冷え込んできたなぁ。温泉に着くまではピタってくっついて暖をとってね共同温泉は全部で4つ。「薬師湯」「岩ん湯」「せんしゃく湯」「うたせ湯」町中にある案内図今回はその中でも一番有名な日本一と言われている「うたせ湯」こちらに行ってきました。「メダル」ってかかれた機械があるのわかる?一般のお客さんはこの機械でメダル(300円)を購入↓ドアの横にあるメダル投入口にメダルを入れる↓入り口にある回転式ドアが回る↓入場出る時は回転式ドアの隣にある出口専用のドアから退出って、いう仕組み。一方、筋湯温泉内のお宿に泊まってるお客さんの場合はこのメダルがタダでもらえるの。別に滞在中に行かないといけない訳じゃないのでチェックアウトするときにメダルをもらって後から入りにきてもOKなんだってあたしたちもちゃんとメダルをもらってきてたのでまずはダーからご入場って・・・あれドアが回転しない入れられへん・・・・!なんで、なんで!?ちゃんメダル入れたのに、おっかしーなーいくら押してもビクともしない回転ドア。仕方がないので、今度はあたしがメダルをいれるとあ、動いた!って、あたし一人しか入れないんじゃ、意味ないじゃん!回転ドアの外で一人たたずむ、ダー・・・・もうメダル持ってないし、お財布持ってきてないからメダル買うこともできないし・・・・管理人さんもいないし・・・・どうしようQ.さて、皆さんならどうします(なんかこればっか?)1.仕方がないので、ダー一人待たせて自分だけ入浴2.自分もいったん退出し、もう一度宿にメダルをもらいに帰る。3.一人で入るのもなんだし、また出てくるのも面倒なので、今回は諦める。↓↓賢い妻、Eurekaちゃんは管理人室の横の「張り紙」を発見!「何かあった時は近くのお店にご連絡を」と書いてあったけどもちろん夜8時過ぎにあいてる店はないので近くの宿に事情を話してくるように指示無事、そのお宿からメダルを貰えたダー。今度はちゃんとドアが動いてくれました。こちらの「うたせ湯」入って正面の壁に十数本ものうたせ湯が流れているの!手前は普通の大浴場。そこから一段あがったところがうたせ湯の場所なんだ。あたし以外にお客さんは1人。なので、思いっきり大胆な格好で湯にうたれちゃったあとでダーに聞いたら、男湯はダー1人。ダーなんて、完全に寝そべって、頭の先から足の先までうたれていたんだって。すっげえ気持ちよかったぁぁ!!ってかなりの高満足度どうりであたしよりも長湯だった訳だダーを待っている間にあたしが居たのはここ。うたせ湯の裏にある足湯コーナーこちらはメダルがなくても誰でも利用可能。さっきまで寒かったのが嘘のように体中、ポカポカになっちゃた神田川って歌知ってる?ダーを待っている間、なぜかその歌が浮かんだんだよね宿までの帰り道空は満天の星空筋湯温泉内はこんな灯りが道ばたにずーーーーっ灯ってるので暗いながらも雰囲気があるんだよ筋湯温泉、いかがでした?応援のポチ、よろしくお願いします!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14 vol.15
June 18, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.15-「Euちゃんの宿かり日誌」「山あいの宿 喜安屋」お食事編今回もみやちゃんに手伝ってもらいます。喜安屋でのお食事は専用のお食事処「やまぼうし」すべてこちらにある個室でいただきます。お部屋の鍵と一緒に渡された木札。この木札に書かれたものと同じ花の名前が書かれた個室の入り口にかけておく仕組みになってるの。個室はこんな感じ。そしてあたしたちが、実際にお部屋に入った時はこんな感じ。じゃーんこれはまたたっくさん並んでるこれはお部屋に入ったお客様が「わぁぁぁ~」っていっちゃうように、あらかじめ用意されてるらしい。たしかに、個室の引き戸を開けた時「わぁぁぁ~」っていっちゃったもん。そしてよくみると器がまたなんともいえず可愛いの~小さな器に盛りつけられた前菜の数々。山菜を主とした和え物やぬた、胡麻豆腐などなど。これはお酒がすすむ、すすむ(ダーはビール、ゴクゴク飲んでた)お酒が苦手なあたしも2番目の写真右手に映ってるプラム酒。こちらはいただいちゃった♪これはおじいさんの手作りの果実酒結構度数あるそうでおじいちゃんに度数さげてって頼んでもおじいちゃんは作り方を変えないんだって虹鱒の洗い塩焼きじゃなくて洗いっていうのもいいね。鮮やかなピンク色が食欲そそる~もちろんお料理はこれだけじゃないよ。温かいお料理は温かい状態で持ってきてくれるのでこの後も次々やってきます。山女の塩焼きこちらは近くで養殖しているのをこちらの宿のおじいちゃんのツテで手に入れてるそう。いや~、立派な山女だこと。あ、でもやっぱりテレビ用は若干大きめ?蕪のグラタンさっぱりとした蕪とチーズのコク。味のバランスがとれていて美味しかった山野草の天麩羅あたしのときは、よもぎとわらびとゼンマイ。サクサクにあがった山菜の天麩羅っていいよね~こちらもおじいちゃんがちゃんと採れる場所を知っていて(というかおじいちゃんしか知らない?)ほんと、おじいちゃん無しでは語れないお料理ばかり豊後牛のしゃぶしゃぶそして大分といえば豊後牛やっぱお肉美味しいぃ~お肉にお魚、そしてたっぷりの山菜。あ、右奥に映ってるのは白飯ではなく、釜飯ね。これだけでてくればもうお腹いっぱい~でも最後にまだデザートが。豆乳のプティングの赤ワインソースこれがまた器が大きいんだ。ふぅ~~ごちそうさまでした朝食については特筆すべきものは特に思い当たらなかったけどけして見劣りするようなモノではなかったよ。以上、お食事編でした。と、これでこの宿の紹介が終わったと思ったら大間違い筋湯温泉の魅力はまだまだあるのだ!大女将から聞いたこの宿の誕生秘話も含めてあともう1回やっちゃうよ~ん!お宿紹介、楽しんでいただけましたか?喜安屋さんに行ってみたい!すぐには行けないけど、興味持っちゃった!って方応援のポチ、よろしくお願いします!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13 vol.14
June 17, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.14- さて「Euちゃんの宿かり日誌」今回の旅で、2泊目に選んだお宿はこちら。「山あいの宿 喜安屋」大分県九重町にある「九重九湯」と呼ばれる温泉郷の中の一つ、「筋湯温泉郷」喜安屋さんはこちらの温泉郷にあります。この筋湯温泉九州の中でも超人気温泉地、湯布院と黒川温泉のちょうど中間ぐらいに位置するの。古くからある山あいの温泉地で27軒の個性あるお宿が並ぶ温泉町。喜安屋さんは町の中心から少し離れたところに建ってます。到着すると、駐車場まで若女将がお出迎え。テレビで拝見したお顔だからすぐにわかったよまずはこちらの囲炉裏端に案内されてお茶のサービス。囲炉裏っていいよね~なぜかそこに座るだけで和んじゃうこちら、金粉が浮いてるのわかるかなぁ?金粉入り梅茶。長旅の疲れがとれるような気がしちゃう・・・ふぅ一息ついたところで先ほどの若女将・充子さんがお部屋に案内してくれました。喜安屋さんはお部屋の数はわずか8室の小さな宿。予約の際にお部屋の指定はできないのでどのお部屋になるかは着いてからのお楽しみどんなとこかなーって、若女将の後をついていくと・・・ん?なんかこれ見たことあるような・・・「星」って・・・・みやちゃんが紹介したお部屋と同じじゃーん!みやちゃんが「星」って指さしてるの見える?隣に映っているのが若女将の充子さん。ってことはあたしってば、まんまみやちゃんの立ち位置?きゃ~~~って興奮しつつ、お部屋に入ると・・・こんな感じ。民芸調のほっこりするお部屋。黒くて太い柱や梁がなんだか昔話にでてくる部屋みたい。トイレや洗面所は別にゆったりとしたスペースをとってるので想像していた以上に広いかも。そして、この喜安屋さんの一番のウリがわずか8室しかないお部屋が全て専用露天風呂付きってこと。この「星の間」のお風呂はこちら。Eureka撮影テレビ放送分(冬なので雪が降ってる)ひ、ひろ~~い!!このお風呂を24時間、いつでも好きなだけ使えるんだ内風呂はなく露天風呂のみだけどこれだけゆったりとした露天風呂ならもちろん洗い場はちゃんと横にあるので大丈夫専用露天風呂付き、しかもこれだけ大きなお風呂がついて「お1人様、1泊2食付き16950円」ってのはかなりお得!?旅館の場合、一部屋あたりの人数が多くなると安くなるけど2人で泊まるとなると、高く付くことってあるじゃない?けれど今回2人で泊まってもこの価格。なかなかお部屋に専用の露天風呂が付いていて1万円台っていうのはないよね~お風呂の大きさや形、素材はお部屋ごとに違うの。醤油樽を使ったお風呂もあるんだって。ゆっくりお部屋でくつろぎたいところだけどそうも言ってられない。というのも、前にも書いたけど夕食時間ギリギリに到着したからお部屋の説明を受けていたらすでに夕食が始まっちゃってるんだよね。基本的には家族中心でやっている小さなお宿だけに夕食の時間が決まってるのは仕方がないこと。食事は専用の食事処でいただくことになってるのでみなさんのご迷惑にならないよう早く行かなくっちゃ!お宿の紹介まだまだ続くよ。お宿紹介、楽しんでいただけましたか?応援のポチ、よろしくお願いします!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12 vol.13
June 14, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.13-旅先で、デジカメのバッテリーが切れちゃったらどうするか。もちろん、予備のバッテリーもバッテリーチャジャーも無し。ハワイでカメラが壊れてしまった時は仕方なく使い捨てカメラを購入したけどここは天草は、なんといっても日本国内。ワンランク上の対処法を伝授しましょうまずバッテリーが切れたのが本渡町という小さいながらも町中だったっていうところがポイント。まず探したのはカメラ屋さん。ありました、ありましたカメラのキタムラここで大切なのは笑顔と感じの良さ。責任者っぽい人を捜して品良く、申し訳なさそーに、こう言いましょう「すいません・・・、いま旅行中なんですけどデジカメのバッテリーが切れちゃったんです・・・・。充電していただくことってできますか?」はーい、これでオッケー簡単にトラブル解決できましたフル充電するには3時間ほどかかるというのでさすがに次の予定が詰まってるので、1時間だけお願いしちゃった。予定外のロスタイム。ムダにするわけにはいきません。ちょうどこのお店のすぐそばにある天草銘菓の「黒まん本舗」さんへ五足のくつのスタッフさんから聞いた天草のお菓子のうちの一つがここ。餡の甘さと薄皮のバランスがよい美味しいお菓子です。一緒に買った「生ドラ」。こちらもかなり美味しい!!!クール宅急便で自宅に送りたかったぐらい!機会があれば、ぜひお勧めします。そしてファーストフードでランチを済ませてカメラ屋さんへ。「だいぶ充電できていると思いますよ」そういってバッテリーを渡してくれた店長さん。「おいくらでしょうか?」とこれまた、にっこり微笑みながら尋ねると「じゃあ・・・・・・・・100円で」ということで、100円で充電完了でした。無料(タダ)にする自信あったのにぃ・・・(爆)ショックだよな~やっぱもうあたしも若くないってことね。さあ、仕切り直し、仕切直し。今夜の宿まではここから数時間はかかるので寄り道せずに走らないと・・・といいつつ、道ばたにこんなものを発見!タコツボまでリアルに再現されたタコのオブジェ。真っ黒になっているのは、タコの墨をかけられ囚われの身となったあたし。このタコの前に拡がる人工のビーチはその名も四郎ヶ浜ビーチ。1637年天草島原の乱の際に、天草四郎率いるキリシタンが上陸した地といわれていることからその名が付けられたんだって。そしてさらに車を走らせると今度はこんなものが。で、でか!巨大天草四郎の登場!これはなんと、日本一の天草四郎像。「藍の天草村」っていう物産市場に立ってるんだけどこれを見たら、お土産を買わずにいられない!?ここでは昔ながらの素朴な天草菓子をゲット!一つは「南蛮羊羹」これも五足のくつのスタッフさんが「子供の頃からよく食べていました」っていっていたお菓子。天草の特産品であるデコポンの果汁が入った羊羹。羊羹といっても、普通の羊羹とは違って甘さよりデコポンの柑橘系の香りがしてどこか懐かしい素朴なお味。もう一つは「こっぱもち」↑楽天で買えるよん。"こっぱ"とは天草で"干した芋"という意味。サツマイモと餅米と上白糖だけで作られたこれまた素朴なお菓子。輪切りにしたら、電子レンジやフライパンで温めてたり揚げても美味しいらしい。らしいっていうのはまだ食べてないんだ。保存の効くお菓子なので、ついつい後回しに。とんねるずの「みなさんのおかげでした」で岡田准一くんが持ってきたお土産で芸能人御用達お土産ベスト20で8位に選ばれた一品。食べるのが楽しみだな~と寄り道ばかりしていてはいかんとこの後はひたすら阿蘇に向かってゴー、ゴ、ゴー!なんとか18時には間に合いそうってところでまたしても、スイーツ大好きの虫が騒ぎだして・・・「Chez tani(シェ・タニ)」こちら、熊本市内で有名なケーキ店の支店。東京にも支店があるみたい。事前調査で寄ってみたいなって思ってたんだけどなにせ時間がギリギリだったから、無理かなって思ってたの。もう閉店間際だったけど、飛び込んじゃった!ここで買ったのはこちらのバームクーヘン。「肥後木守菓 樵(ひごきまもりか きこり)」となんだか、立派なお名前がついてます。円形状での画像なくてごめんなさい。画像にお店の通販サイトへのリンク貼ってるので美味しそうな写真はそちらで確認してね。そして季節限定の「チョコの溶岩石」。限定品なのでネットショップでは紹介されてません。さきほどのバームクーヘンをチョコでコーティングしたものなんだけどこれはかなり作るのに手間がかかるそうです。これを出す期間というのは他の定番お菓子の製造を一時的に止めないとならないほどだとか。どちらも試食して、激旨だったので、速攻お買いあげ~このお店の支配人、すっごく感じ良いの。一つ一つの商品を丁寧に説明してくれるし試食はさせてくれるし・・・他にもうお客さんいなかったからかな。ついついお財布のヒモと胃袋がゆるんでしまったよんしかも気がついたら、宿の夕食の時間が・・やばい!急いで走ったら、なんとかほんとギリギリに間に合いました。さて、今夜のお宿は・・・つづくスイーツ三昧いかがでした?良かったらポチっとよろしく!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11 vol.12
June 7, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.12-今回の旅の目的ベスト3の一つだった「五足のくつ」を後にしたEureka一行(って2人だけど)昨日の天気とはうって変わって、快晴の天草の空。海沿いを走るドライブの気持ちいいこと!この海沿いドライブ、ちょうど島原方面が見えるんだよね。島原(長崎県)は目と鼻の先っていうのがよくわかる。道路はガラガラでスイスイ走れるし、気分爽快!天草を離れたくないなーっと思ったけど、実は今夜の宿も楽しみにしているところなんだよねその宿は九重九湯。つまり、阿蘇山の麓まで行かないといけないの。しかも夕食タイムが6時厳守。1時間前までには来て下さいね~って言われてるし・・・そんなにゆっくりしてられないな~あ、でも天草を離れる前に寄っておきたいところがあったんだ。それはここ。丸尾焼さんそう、あのとっても反響の大きかったカラフルな洗面台を作ってくれた窯元さん。天草という土地はとってもいい土がとれるそうで昔から天草から伊万里など他県の有名な窯元にその土が出荷されているほど。なんと今ではNASAにまで天草の土が送られているとか!ロケットの外壁に使われる陶版に天草の土が使われているんだって!それほどの土地だから、当然窯元も数多くあってこの丸尾焼さんも、その中の一つ。ほんとはいろいろな窯元を訪ねてみたかったけど今回はこちらを訪ねてみました。あのカラフルさとは違い日常使いしやすいシンプルな食器がほとんど。窯元ってどんな雰囲気なのかなーって思ったんだけど、とっても気軽に見て回れるところでしかもとっても明るい!お店全体に暖かな陽が差し込んでいるのは奥にお庭がひろがっているから。しかもこれ、みて!読めるかな?このお店の奥にある庭に面したスペース。棚にカップが並んでいるから、なんだろうなーって近寄ってみるとなんとこちらのカップから好きなのを選んでコーヒーやお茶がいただけるっていうシステム。しかも 無料(タダ) コーヒーといってもインスタントじゃなくちゃんとコーヒーメーカーで、1杯ごとに抽出されるの!セルフサービスなので、自分でカップを選んで淹れてあとはお庭に面したテーブルでもお庭のテラスにあるテーブルでもご自由にどうぞ丸尾焼さんの作品とコーヒーを一度に楽しめる。しかも使い勝手とか、飲んだ時の口当たりとか確かめることもできる訳。すごくね、すごくね(時効警察の真加出ちゃん風)コーヒー大好きな2人は、さっき飲んだばかりだというのにまたこちらでもご馳走になってしまいました・・・HPでは作品がいろいろと紹介されているので良かったらみてみてね。5代目金澤一弘さんの個展の作品も楽しいよ。テラスでのコーヒータイムについついゆっくりしすぎちゃった・・・残念ながら、今回は買いたいものが見つからなかったの。コーヒーだけいただいちゃって、ごめんなさい!さて、そろそろ急がなくちゃ・・と、ここでお待たせしました トラブル発生 デジカメのバッテリーが切れちゃった! バッテリーチャージャーは自宅にてお留守番・・・もちろん、予備のバッテリーも持ってませーんどうしよう・・・・まだまだこれから旅は続くのに・・・明日はあたしが行きたくて行きたくて仕方がなかった、あの場所にも行くというのに・・・ハワイの時と同様、またしても旅の後半は画像無し?最悪・・・・さて、今回も最後はクイズで。こんな状況になったら、みなさんならどうする?こんなトラブルなら余裕で解決!って方ももうどうしていいかわからないって方もポチっとよろしく!↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 vol.11※前回のクイズの答えみなさんの予想通り、全面防水加工された本。しかもリング式になっているので、読みかけのときに、そのページを簡単に開いておけるの。お風呂に入りながら本や雑誌を読むのが好きな人にとっては嬉しい限り!お湯の中に落としても、へっちゃらだよーん!
June 4, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.11-「五足のくつ・徹底解剖」ということで、なんとpart6となってしまっていたお宿紹介。実はまだまだ紹介しきれないけどいい加減、次に進まないといけないので今回はどどーんと画像中心にこの宿の魅力をお伝えしまーす前回、夕食メニューをみて、気づいたことない?和食系夕食にありがちな「天ぷら」がなかったでしょ?フライなど、とにかく「揚げ物」が0(ゼロ)。なので、油モタレっていうのが全くないんだよね。あたしがお腹が苦しくなってしまったのは出汁(ダシ)の美味しいお料理が多すぎて水分とりすぎてしまったってこと。なので、お部屋に戻った当初はう~んってうなっていたけど翌朝はもたれることなく快調!!!覚えてるかと思うけど、我が家は朝がめっぽう弱い。けどあの露天風呂に入らないでいられる訳がないということで、お目覚めは露天風呂で。ダーのおタバコタイムもお外のベッドでごろりんこそして露天風呂と露天シャワーで頭をすっきりさせた後はブランチタイム。そうです、すでに朝の9時半回ってますからヴィラからエレベーターへ向かう道。奥に見える屋根がエレベーターの建物。朝食はもちろんテラスでいただきます。ヴィラA&Bの朝食は和食のみだけどヴィラCは洋食も選べるの。なので、和食と洋食、それぞれ頼んでみたんだ。和食洋食和食は白いご飯じゃなく、お粥をオーダー。お粥には天草名産のアオサ海苔の佃煮が。このお海苔が激旨!!この海苔とお粥のコンビにやられてしまいました・・・九州のお味噌汁は実はあまり得意じゃないあたし。なので、とろとろのお粥で大正解~ひじきやきんぴら、酢の物と奇をてらったものはないけど、体に優しいものばかり。ダーからわけてもらったパンとソーセージも美味しかったよこの豪快な盛りつけに、これまたK.O(笑)青い空と海を眺めながら鳥たちの囀りとBGMにいただく朝食はまさにヘブンズ・ブレックファースト他のお客様はすでに食事を終えていたのでテラスはあたしたちだけのもの。もう、ずーーーーーーーーーっと、ここにいたい・・・あ、そうそう、この宿は美味しいものだらけだけどこのおばあちゃんの手作りのヨモギ饅頭も絶品!これは到着した日に冷たいお水やお茶と一緒にお部屋に用意されていたもの。たしかオーナーのお母様の手作りって聞いていたけどこれはダーがもう惚れ込んでしまって・・・ヨモギーーーーー!っていうぐらいヨモギの香りと味がして中の甘みを押さえた餡とのバランスが素晴らしい手作りだと思わせるほんの少しいびつな形がまたなんともいえなくて・・・この宿の魅力はこれまでも色々書いたけどこういう素朴さも感じられるところが高級宿で感じる、敷居の高さとか、格の高さみたいなのをとりはらってくれて、訪れた人をリラックスさせてくれるんだろうな・・・ちなみにこちらは紫いものお饅頭。家で蒸したので、さらに歪だけどこちらも色鮮やかな紫芋の柔らかな味わいがGOOD。どっちがいいと聞かれたら、我が家はよもぎかな!天草には独特の文化があってこの宿に到着したときに、目を引いたのが玄関に飾られていた、これ。なんで、お正月でもないのに、注連飾り???実はこれは隠れキリシタンとして迫害を受けていた頃の名残。自分たちはキリシタンではないと信じ込ませるために一年中、この注連飾りを玄関に飾っていたんだって。天草四郎をはじめとするキリシタンへの迫害の歴史がこんな形で残ってるなんて・・・今回は歴史探訪の旅ではないので記念館的なところは訪れなかったけど天草の美しい景色は、そういう悲しい歴史を包み込んだ上でのものなんだね。もう一つ紹介し忘れていたのがBAR。こちらで本やDVDやCDを好きなときに好きなだけ借りていくことができるんだ。けしてものすごい数という訳じゃないけれど「五足のくつ」という名前と「天草」という土地に相応しいオーナーの拘りを感じさせる蔵書です。最後まで笑顔で接してくれたスタッフのみなさん。ありがとうございました。若い方が多く、年代的にも割と近いせいか気後れすることもなく、心からリラックスできた「五足のくつ」次回はもっともっと、長く滞在したいな・・・晴れ渡った空の下、この素敵な宿を後にしました。終わりって、まだ旅は続くよ~天草の次の目的地は「九重九湯」のうちの一つ。どの温泉かはお楽しみに。あ、そうそうこの宿であたしがすっごく気に入ったモノを紹介するの忘れた恒例のクイズでこちらはベッドルームにあった本。よく知ったタイトルが並んでいるでしょ?この本にはちょっとした秘密が・・・あたしにとってはもう嬉しい限り!さてさて、どんな秘密があるんでしょーか?天草の旅、楽しんで貰えましたか?良かったら、ポチっとよろしく♪↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10
June 2, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.10-それではお待たせお料理のご紹介。酒肴飯蛸石焼き 天然塩 梅肉醤油生の飯蛸のゲソを熱く熱した石の上にのせて自分の好きなタイミングでひきあげて(?)天然塩、もしくは 梅肉でいただく。両方試してみたけど、圧倒的に塩が美味しい!この塩は『五足のくつ』自慢の天然塩だそうであまりのおいしさに、この後に続くお料理にも使いたかったのでそのまま置いておいてもらうことに。先付 鰺酢締めオイル焼き筍 木の芽焼緋扇貝焼霜空豆 茗荷 生姜お品書きにはないけど端午の節句ということでちまきも一緒に添えられてました。それぞれがお寿司風に握られているんだ。緋扇貝は天草ではよく使われる食材。軽く炙った身にレモンの爽やかさがぴったり。筍の木の芽焼きも香り&食感共にGood!そして驚いたのが鰺の酢締めオイル焼き。この上に赤・黄・緑と信号機のように並んでいるトッピングこれがなんと、ケチャップ・マスタード・ワサビ!和風な料理を想像していたのにこの取り合わせは想定外でもね、不思議と合うのよ~彦麿呂じゃないけど、「鰺(味)のびっくり箱や~!」御椀海老真薯胡麻豆腐蓴菜 柚子温かいお吸い物の中に浮かんでいるは胡麻豆腐。中から顔を覗かせているのが海老の真薯。温かい胡麻豆腐って初めて!胡麻の味はしっかり残しながらもその味には丸みがあって、ふんわりした食感。真薯とじゅんさいのお汁のほんのりした甘みに柚子の香りがただよって優しさあふれる一品造里季節の刺身 あしらい(石鯛・カンパチ・カワハギ) 普段、食べ慣れている地元の鯛と比べると同じように弾力があるんだけど、石鯛っていうのはまたちょっと違うんだな。でも鯛は大好き♪もちろん、先ほどの天然塩で。カワハギのお刺身、実はあたしは初めて。こちらは肝醤油でいただきまーす!正直、お刺身に関してはそんなに感動はしなかったな~地元が割とお魚が美味しいしとこだからどうしても身贔屓しがち!?凌ぎ雲丹茶碗蒸し山葵こちらでは、茶碗蒸しは定番のようで季節によって、のせる物が変わるらしい。この時期は雲丹。雲丹と卵の相性が悪いわけがなく美味しくいただいたけどオーソドックスな組み合わせにもうちょっと違った雲丹料理が欲しかった~ってエラソーにいうなって!焼物虎魚ソテーベビーリーフ トマト マリネディル パスレほとんど手を加えていない虎魚(おこぜ)のソテーとイタリアン野菜のマリネ。料理も後半戦に入ったところだけどビネガーの酸っぱさとハーブが、胃のもたれを軽減してくれたかな。煮物蓮子鯛焼煮浸し新じゃが芋 新玉葱 茄子六方小芋 南瓜 スナックエンドウ見た目、かなり地味ですがこれはかなりのヒット料理!蓮子鯛という、これまた天草のお魚を焼いた物を他の野菜と共に温かいだし汁に浸したもの。このだし汁が、もうなんともいえない旨さ!というのも蓮子鯛の中骨を2時間以上煮込んで作っていて野菜のうまみとともに、まろやかな味になってるんだ・・・どちらかといえば、濃い味が好みのあたしとダー。正直「淡味」という言葉に疑問だったんだけど「淡い味」というのが、こんなにクセになるとは思わなかった!ほかの調味料の味はほとんど感じなくてただひたすらに素材の味って感じの一品。実はあまりに美味しくて、全部飲み干しちゃっておなかがタプタプに・・・やばい!鍋物天草大王石焼蒸鍋白葱 ガラスープ ポン酢 胡麻ダレ『五足のくつ』でも「天正」でしか食べられない(?)名物料理。この料理は舌で味合う前に、まず目と耳で味わうお料理。なので、みなさんにもぜひそのあたりだけでも味わって欲しいので下記の方法でたどってみてね。『五足のくつ・春夏のごちそう』↑ここをクリックそして下の方にある「03.VillaC「天正」の名物料理」をクリックしてみてね。音がでるので要注意。「天草大王」というのは天草の名物地鶏。「大王」という名に相応しく世界最大級とよばれるほどの大型の鶏。明治の中ごろ輸入された中国北部原産の「狼山(ランシャン)」種が天草地方に渡り、地元のシャモやコーチンと交配して生まれた肉用地鶏。昭和初期に絶滅してしまったんだけど、平成に入って熊本県農業研究センターが復活させたという「幻の鶏」市場に出回りだしたのはまだここ2、3年のこと。地元でもなかなか食べられずむしろ東京などの専門店、高級店に出荷されているんだって。肉食獣の2人にとっては、本日、初の肉料理。口に入れた瞬間はほわっと柔らかい食感かと思ったのにかみしめると歯ごたえもあって、これはこれはなかなか美味。ただ、この美味しさにポン酢もゴマだれも不要。お肉の味と鶏ガラスープの味を消しちゃう気がするのよね。またしても天然塩と一緒に食す、Eurekaとダー。塩つけなくても、スープと鶏だけでも美味しい!ポン酢もゴマだれも使わなくてごめんなさい。でもね、それくらい、この天然塩が美味しいの。辛さがほしくて使ってるわけじゃないんだよ。素材の味を活かすためにもお塩って味をひきしめるのに良くない?食事十六穀米 じゃこ汁 香の物デザート杏仁豆腐 フルーツ これでおしまい。食後にはコーヒーをお願いしました。(無料特典をここでも活用)多少味のメリハリをつけるためにもしっかり濃厚な味の料理を出してもいいんじゃないかな。けど、逆にここまで「淡」の味にこだわったお料理も珍しくていいかも。素材に自信がなければ出来ないことだろうしね。あー、これだけのお料理食べられて大満足~♪お魚料理中心で、和食というカテゴリーじゃ収まらない、南蛮文化の天草らしい創作料理。サービスに関しては2,3不備な点もあったけどスタッフの方はみな笑顔で接客してくれたので、良かったです。部屋に戻る途中、バーでこの宿のオーナーらしき人と遭遇。なかなかこだわった宿造りをされているオーナーさんなのでちょっとお話してみたいなって思ったけどなにせお腹がはちきれそうだったので、そのままお部屋に直行。次に訪ねた時は、お話伺ってみたいな~これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9
May 30, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.9-リビングルーム・ベッドルーム・バスルームとお部屋の紹介を終えたところでこの宿の一番の見所のご紹介。旅の途中で何度も言ってたけどこの宿が位置するサンセットラインはその名のとおり夕焼けが美しいことで有名。だけどあいにくの天気ですっかり諦めていたんだ。でも、露天風呂に入ってくつろいでいると次第に空が明るくなってきたの・・・でも夕焼けになってきたのはごく一部。テラスからは木々が邪魔してよく見えないかもって、建物の外へダッシュ本当にわずかな時間の出来事。厚い雲間から顔出した夕陽はそれはそれは美しくて・・・・薄紫がかった厚い雲と夕陽の赤色そして深い青色を携えた天草の海。これらが溶け合った夕焼けはこんな曇りがちな天気がくれたプレゼント。海に映る陽の光は赤というよりもピンク色に染まっている・・・きれいだな~ってボキャ貧でごめんなさい。いま思うと、ハワイで見た夕焼けもやっぱり雨があがった後のもの。こんな色合いだったなって・・神様、ありがとう・・・晴れた日の夕陽はもっと豪快で空全体が金色に染まるんじゃないかなぁ?けど、こんな夕焼けを見せて貰っただけで本当に良かったって思えた。でも今度来るときは晴れるといいなというわけで念願の夕陽を見た後はお待ちかねのディナータイム。チェックインと同じ食事処「天正」へ。「五足のくつ」では夕食の時間というのは特に決まっていないの。なので、好きな時に「天正」へ行けばいいんだ。なにせヴィラの数だけ個室があるので「席がない」ということはないからね。五足のくつのお料理が大切にしているのは日本食の五味「甘・辛・苦・酸・塩辛)に加え北大路魯山人が重要視した「淡味」素材本来のうまさを引き出すというこの「淡味」のお料理。一体どんなお料理なんだろ?この日の御献立食前酒梅酒酒肴飯蛸石焼き 天然塩 梅肉醤油先付 鰺酢締めオイル焼き筍 木の芽焼緋扇貝焼霜空豆 茗荷 生姜御椀海老真薯胡麻豆腐蓴菜 柚子造里季節の刺身 あしらい(石鯛・カンパチ・カワハギ)凌ぎ雲丹茶碗蒸し山葵焼物虎魚ソテーベビーリーフ トマト マリネディル パスレ煮物蓮子鯛焼煮浸し新じゃが芋 新玉葱 茄子六方小芋 南瓜 スナックエンドウ鍋物天草大王石焼蒸鍋白葱 ガラスープ ポン酢 胡麻ダレ食事十六穀米 じゃこ汁 香の物デザート杏仁豆腐 フルーツお料理が運ばれる前にまずは用意してくれたオリジナルカクテルで乾杯アルコールに弱いあたしのためにノンアルコールのカクテルを用意してくれてました。そうそう、食前酒の梅酒もあたしのはクランベリージュースに。最近のお宿ではよくあるサービスだけどここももちろん、食べ物の好き嫌いは予約の時点で確認してくれます。お酒弱い&好き嫌い多しああ、なんてお子ちゃまなあたし・・・さてそろそろお料理をお願いしましょうか。って、ごめんなさい。今日はもう時間がなくて・・・次回こそ主なお料理についてちゃんご紹介しま~す天草の旅、楽しんで貰えましたか?良かったら、ポチっとよろしく♪↓これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8
May 28, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.8-「石山離宮 五足のくつ」ベッドルーム、リビングルームに続いて今度はバスルームのご紹介。洗面スペースはこんなにゆったり。そして、思わず「可愛い~!!」って声を上げちゃいそうになったのがこれ。シンクのところにお魚ちゃんがいるのわかるかな?ブログお友達のchocolat*chocolatちゃんのところでおサカナモザイクテーブルが紹介されていたけどこちらのお魚洗面台もなかなかでしょ?こげ茶をベースとした落ち着いた雰囲気の中にこういう遊び心が活かされているから余計に居心地がよくなるのかな~これは地元で有名な窯元「丸尾焼」さんが、この宿のために作ったオリジナル。高級ホテルにあるドイツ製とかのスタイリッシュなパーツもカッコイイけどこういう暖かみのある陶器も大好きなんとなくあたしの愛するスペインの風合いも感じられて洗面台にたつ度にウキウキしちゃった。ドライヤーもそれぞれ一つずつ用意されているしタオルウォーマーも設置。もちろん、アメニティは過不足なく用意されてます。洗面ルームの奥には大きめのクローゼットがあって、ベッドルームからも直接行き来できる設計。そしてこの宿の遊び心はこんなところにも内風呂のドア反対側は地球をイメージしたブルーの四角いノブ。このお部屋は龍の取っ手だけどほかのお部屋は象さんだったり、いろいろみたいそしてノブの色鮮やかさと対照的に内風呂はこんな感じ。真っ白なバスタブが気持ちいいこのバスタブ、見た目よりもかなり大きいの。こちらのシャンプー類はBVLGARIでした。シャワーカーテンがないのはここが完全に独立しているから。いくらでもビショビショにしても大丈夫よそしてこの内風呂から外のテラスに出るとそこは・・・・ ここはどこ? もはや日本じゃなくなってる!?この無国籍な雰囲気はこの宿が目指している「日本でもない、九州でもない、アジアの中の『天草』」という言葉にまさにぴったり。この露天風呂も大人2人で入っても十分ゆったりできる大きさ。色がちょっと濁っているのはここ下田温泉の泉質には鉄分が多く含まれているから。ほら、地面が赤く変色してるでしょ?鉄分を多く含むこのお湯のおかげで短時間でもすぐに身体はポカポカに。源泉・かけ流しのこのお風呂はお湯の温度がちょうどいの。熱すぎて加水しなきゃならないってこともないし低めで寒くて長湯できないってこともない。今までの露天風呂のなかでもこれはかなりの高ポイント鉄分が多い湯でたまに気分が悪くなる人もいるということなのでさきほどの内風呂は真水です。自然たっぷりの中で野生に帰りたいって方はうしろに見えるシャワーを浴びるのはいかが?大丈夫、誰からもみえません。鬱蒼と生い茂った緑が隠してくれるから。あたし?もちろん、オールヌードで浴びたよ火照った身体を冷ますのにベッドに横たわって空を見上げる実は昼間の雨を吸い込んでいてこのベッド、少々湿っぽかったんだけどどうせ濡れている身体だしバスローブを羽織ってゴロリとしてました。夜には空も晴れていたので星を眺めながら、まったり。ダーは灰皿を持ち出して、プカプカしてました。夜は地面に置かれたランプが灯りそれはそれはムードたっぷりなんだけど朝は穏やかな光に包まれてのバスタイム。木々の合間から見える天草の穏やかな海。ベッドに横たわって見上げる天草の青い空。一番端に位置するので南側を見ると、天草の山々も見える。「もうずーっとここにいたい、ここで過ごしたい」何回も言っちゃうけどこの居心地の良さは、言葉で表現しようがなくて・・・写真を多目に載せたのでこれをみて、少しでも伝わるといいな・・・次回はお食事編。ヴィラ以外の建物の様子も合わせて紹介します。これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7
May 24, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.7-憧れの宿「石山離宮 五足のくつ」今回予約したお部屋はVilla C-5全部で5つしかないヴィラのちょうど一番南端になるのかな。ヴィラは全て夕陽が沈む海側に向いて建てられているんだ。エレベーターにのって高台にあがりそこから各ヴィラへ。ヴィラごとに間取りなどは多少異なっているとのこと。それではまずベッドルームからご紹介。ひろ~~い!この赤いクッションの色合いがなんともいえないの。少し暗い感じの赤みなんだけどでもけしてくすんでいるわけでもなくって。天井もとっても高いのでかなり開放感が感じられるお部屋なんだけどそれでいて、けして間延びした感じでもない。言いたいことわかるかなぁ?この赤みとダークブラウンの家財が広々とした空間を柔らかく、けどしっかり引き締めてる感じがするんだよね。この写真で雰囲気伝わるかな?枕元にあるCDコンポでは自分の好きなCDを持ち込んで聞くこともできるしこの後紹介するBARで借りることも出来るの。あとで借りにいってみよっと。ちなみにこのプラズマTVの下にはDVDレコーダーもあるのでこれまた持ち込みも、BARで借りることも可能。 そしてベッドルームを挟んだ反対側がリビング。ちょっと暗いからわかりづらいんだけど明るい生成地のソファに差し色に使われている赤とグレーのバリエーションを活かしたクッションの取りあわせがなんとも落ち着くの。これがベッドって言われても十分なくらい、ゆったりした大きさ。このカバの親子が、キモカワ~こんなテーブル、普通だったらゲって思っちゃうんだけどなんでこの部屋の中だとしっくりきちゃうんだろ?絶対家には置きたくないけど(というより置けない)この部屋の中にすーっと溶け込んでいるから不思議。お部屋の紹介はまだまだ続きます。これまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6
May 22, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.6-旅行に行く前にも書いたけど今回の旅行の一番の目的は「宿」行ったことのない土地に行きたいと思ってこの旅行を計画したときにこの宿のことが頭に浮かんだんだ。2002年にオープンすると同時に大きな話題となって天草というけして行きやすいとはいえない立地にも関わらずその部屋数の少なさも合い重なって「予約がとるのが難しい」とされたこの宿。ずっと行ってみたいと思っていた宿に今回、念願叶って、訪ねることができました。というわけで、前回のクイズの答えは「五足のくつ」あの写真の五人は、北原白秋、与謝野鉄幹ら若き詩人たち。明治の頃、天草を旅した彼らが「五足の靴」と題した紀行文を新聞に連載。彼らが歩いた道のりは、今も「五足の靴文学遊歩道」として残っているの。この遊歩道の一部は、この宿の中を通ってるんだよ。そしてこの宿が建っている裏山は「石山」。天草では陶器の原料となる陶石がとれる山のことを「石山」というんだって。なので、宿の名前は「石山離宮 五足のくつ」この宿には「Villa A」 「Villa B」 「Villa C」と3種類の異なるカテゴリーのヴィラがそれぞれ5室づつあるの。今回はその中でも2年前に新たに建てられた「Villa C」にお泊まりしました。 これはね、もうダーに感謝、感謝なんだほんとはVilla Bに泊まる予定がダーの予定がなかなか決まらなかったせいで予約が埋まっちゃったの。とりあえず、ってことで押さえなかったあたしがいけないんだけどね・・・Villa Cになら空き室があるってことだったんだけど・・・かーーーーーーーなり予算オーバーだったからさすがにダーも速攻OK出すには苦しんだよう(笑)でも、あたしが最後に「この宿に泊まれないなら、わざわざ時間かけて天草に行く意味ないから行かない。旅行先、代えよ」って必殺技を出したら、でました、オッケー彼としてもまた日程を一から考えるのが面倒だったみたい。ということで、今回の旅はこのお宿を徹底解剖まずこの宿にたどり着くには国民宿舎あまくさ荘を目指す。あまくさ荘の横にある看板に気づかないと通り過ぎちゃうよ。(あたしたちも通り過ぎた・・・)坂の入り口には看板があって「運転に自信がない方、車体が極端に低いお車の方は遠慮なくスタッフにご連絡下さい」って書いてあるの。それぐらいすごい急な坂。そしてVilla Cはその坂の上にあるロータリーで方向転換してさらに上を目指すのだ。ようやく到着!まずはVilla C専用のお食事用の個室がある「天正」にてチェックイン。5棟のVillaのためだけに作られた建物だから専用の食事用の個室も5室だけ。宿帳を書いている際にコーヒーを持ってきてくれたよ。これ、通常のサービスなのかどうかは不明。というのは、宿とのメールのやりとりで着いたらコーヒー飲みたいなってリクエストだしておいたの。実はこのお宿、JALカード会員はコーヒー飲み放題サービスがついてるの。コーヒー大好きなあたし達としては嬉しいサービスなので運転の疲れをとるためにも着いたら、まずはコーヒー飲みたいなって思ったんだ。ゆっくりとコーヒーを飲んでくつろいだところでタイミング良くスタッフ登場。今夜のお部屋に案内してくれました。裏表逆になってるのはご愛敬つづくこれまでの旅日記vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5
May 19, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅 vol.5-崎津天主堂の後はもう一つの天主堂「大江天主堂」海沿いにあった崎津天主堂とは違い今度は小高い丘の上にたっている教会。ロマネスク様式の真っ白な教会はどんよりとした曇り空の中でも目立ってた。丸みをおびた外観は優しげな雰囲気。アプローチを飾る花々もとってもきれい。実はこの道路の脇には信者さんたちのお墓が並んでいるんだけどこれがまた面白いの。お墓のことを面白いっていったらバチがあたるよね。ごめんなさい。でもね、見た目はまったく日本式の墓石なのに正面に刻まれた「○○家」の上には十字架が彫ってあるんだよ。しかも、ピカピカの金色の十字架。真っ黒な墓石に金色の十字架というけっこう派手な色彩の墓石。このあたりも和洋折衷なんだね。こちらの教会の内部は撮影禁止とはっきり書かれていたので画像はなし。建築様式が違うので、同じではないんだけど崎津天主堂と同じように質素だけど暖かみがあるところは似ていたよ。この教会は昭和8年にフランス人の宣教師ガルニエ神父が私財を投じて完成させたもの。礼拝堂の壁にはキリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘を登り十字架に磔になり、その後、復活をとげるまでの聖書のお話が10数枚の絵に分かれて飾られていた。そしてこの教会の外にあるのが「ルルドの聖母」フランスのピレネー山脈の麓にあるルルドという町で起きた奇跡。ある少女の前に何度も現れた聖母マリア。マッサビエルの洞窟から聖母マリアの言葉どおり湧き出したといわれる泉には治癒効果があると信じられていて多くの信者が訪れているとのこと。そのため、世界中に洞窟に聖母マリア像をおきルルドの泉として崇めてるところが多くあるらしいんだ。日本のルルドの泉はこんな感じ。大江天主堂崎津天主堂なんとなくやっぱり日本風?(見事な松だこと) 天主堂巡りを終えたので今夜のお宿へ雨はあがったけど、やっぱり空は曇り空。これは夕焼けは無理そうだな・・・ここから宿までの道路はサンセットラインと呼ばれ景色が素晴らしいところなんだけど・・・ずっと遠くの海では雲の間から日が射してちょっと幻想的な雰囲気。天主堂で一生懸命お祈りしたんだけどな・・・ さて突然ですが、ここで問題。 この人たちは一体誰でしょう?ヒントとーーーーーーーーっても有名な方もいます。名前聞いたこと無いなんて言わせない(笑)若い頃の写真だから難しいかな?今夜の宿は彼らにちなんだお宿。彼らのグループ名と今夜の宿。わかる人いる?天草の旅日記楽しんでいただけたらポチっとよろしく!↓
May 17, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅vol.4-あたしの周りが無知なのか「天草って長崎?」「天草ってあの五島列島の?」といった声があったので一応、地図でご紹介。天草って遠いでしょ?さて旅の続きですが海の幸が豊富な天草での最初の食事はここで。「ふくずみ」「特製うに丼」うに大好きの2人。お腹がぺこぺこだったから余計に美味しかった!腹ごしらえも済んだので次の目的地へGO!天草五橋は上島(上天草市)と呼ばれる島の右端。この島を海沿いに横断して、今度は下島(天草市)へ。上島よりも大きい下島の中心の山々を越えてようやくたどり着いたのが「崎津天主堂」崎津天主堂は明治時代に建てられたものを昭和9年に改築したゴシック様式の教会。1638年の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも240年間に渡って「隠れキリシタン」として信仰が守られてきた崎津。実は内部は撮影禁止なの。けど建物に入るときには「禁煙・土足禁止」とはあったけど撮影禁止って書いて無くって中に入って写真撮ってから気づいたのね。畳敷きの教会なんて珍しいでしょ?この和洋折衷の様式を見て逆にこの土地には本当にキリスト教が根付いているんだなって思った窓のステンドガラスにしてもヨーロッパの教会と比べて本当に質素でそれでいて暖かみのある色彩。ヨーロッパの教会は権威の象徴っていうイメージがあるけどこの教会は、ここに住む人々にとって、心のよりどころで、穏やかで、居心地のいい場所なんだなって。正面の祭壇がある場所はキリスト教が禁じられていた時は踏み絵が行われていたとこ。神様をあしげにすることに苦しみながらも生きて、信仰を持ち続けることを選んだ人々の哀しみがいっぱい詰まった場所なんだね。人々の哀しみに救いがあるようにとその場所に祭壇を置いたのかなぁ。崎津は小さな漁村。この教会は海沿いに建ってるので、「海の天主堂」とも呼ばれているんだそう。それを確かめるために「チャペルの鐘展望公園」へ。この公園、かなり長い長い階段を上ったところにあるの。さっきの千厳山なんて目じゃない、階段地獄。なんと505段あるらしい・・けどね、ここもまた緑が生い茂っていて雰囲気はすごくいいんだよ。ただ、後半はほんと息があがってしまうし、ふくらはぎ痛いし日頃の運動不足がたたったぁ・・・505段をなめたらだめだね。そして頂上の公園から眺めた教会がこれ。漁師さんたちは、教会の神様のもとから漁にでかけ教会の神様のもとに帰ってくる。本当に生活に根ざした教会ってこういうものなのかも。そしてチャペルの鐘という名前のとおりここにはこんなものが。た、たかい!!!高さはなんと15m。さてとここまできたんだから鐘ならさなくっちゃと探してみたら、あった、あった、ヒモヒモ。伊豆の恋人たちの鐘だっけ?あれみたいなこっぱずかしさはなさそうなのでとりあえずならそうとしたら・・あれ?鳴らない・・・なんと、鐘は取り外されてしまってたの。ショボン・・・この鐘楼の周りには、約130人程度座れるベンチがあり、休憩、屋外礼拝、結婚式、集会、コンサートなど多目的に利用できるってあるから、イベントの時だけ鳴らせるのかなぁ。ちなみにここの鐘はならないけど天草四郎公園内にある、その名も「愛の鐘」。こっちは鳴るんじゃないかな?そしてこの公園からのもう一つの絶景がこれ。「羊角湾」入り組んだ入り江は格好の漁場で崎津はこの湾に面した漁村。養殖事業もさかんで、釣り人たちも多く訪れるんだって。鳥の声がきこえて、雲間から光が射し込んできてこの穏やかな空間に、ここまできた疲れも吹き飛んじゃいそう・・さあ、次はもう一つの教会へ(あ、その前にまた505段、階段おりなきゃ・・)天草の旅日記楽しんでいただけたらポチっとよろしく!↓今回かなり大きめの写真で紹介してみましたがどうでしょう?容量の関係もあるので、時期がきたら小さくまとめなおす予定。とりあえず、この熊本・大分・宮崎旅日記が終わるまでの期間限定でおおくりしまーす!
May 16, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅vol.3-このお方は・・・天草四郎ということで前回の写真は天草五橋の入り口でした。天草五橋ll三角から大矢野島・永浦島・大池島・前島を経て天草上島までに架けられている5本の橋。それぞれの橋はこんな感じ。1号橋2号橋3号橋4号橋5号橋(拝借したお写真)1号橋だけがちょっと離れていてあとは次々と渡る感じかな。車内より撮影この橋ができて、ここらへんの交通網もだいぶ変わったとか。昨日紹介した三角港にしてもそう。船じゃなくて、車で移動できるってことは人や物の流れを大きく変えていくんだね。普段の生活でもこのことはすごく実感してるから天草っていう土地がすごく身近に感じちゃった。天草五橋を上から眺められるところはないかとあたりをつけて登ったのが千厳山。とにかく雨が止まないの・・・多少は小雨になるんだけど、すぐにまた強く降ってくるんだよね・・・天気は快晴とはほど遠い状態にがっかり。いい写真が撮れるかどうかわからないけどとりあえずトライ!車では途中までしか行けないので、あとは徒歩。足下がぐじゅくじゅしてたけど途中からはこんな石段が。こんな雰囲気、大好きこの時はとりあえず雨あがってたの。雨に濡れた木々ってなんでこんなに鮮やかなんだろこんな天気の悪い日にわざわざ登ってくる人などいるわけもなくこの緑の石段は静寂に包まれてました・・・そして息を切らしながら登り切った先に拡がった景色は 曇ってるけど、もうこの景色見られただけで大満足晴れだったら、どれだけ見事な景色だったことか。ちょうど、奥から2号橋、3号橋、4号橋が映ってるのがわかるかな?手前にある丘でちょうど5号橋が隠れちゃってるのだ。こういう小さな島々が連なっている景色みたら天草にきたんだなーって実感。瀬戸内海とはなじみが深いので島とか橋とかっていうのはあたしたちにとってはそんなに珍しいものではないんだけどこれだけ小さな島々を繋いだ景色ってなかなかないよね。ダーと2人、景色に見とれていたらあっという間にまたしても雨足が強まってきたの慌てて駐車場まで走る、走る。ふと島々に目をやるとなんということでしょう(ビフォアー&アフター風)あっというまに霧がかかってしまってほとんど何も見えない状態に。ということで、↑の写真はあたしたちにとってはまさに奇跡の1枚なのでした。天草の神様の気まぐれ?ところで、天草って九州のどのあたりかわかるかな?天草の場所を正確に言える人も天草が何県なのかわからないって人もポチっとよろしく♪↓
May 13, 2007
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-熊本・大分・宮崎の旅vol.2-湯布院ICからやっと高速道路に。連休最終日は道路の混み具合はどうかなーって心配したけど、大分自動車道&九州自動車道ともに快適ドライブ途中のSAで買ったのがこれ。日田天領といえば、お水が有名だけど鶏めしも隠れた人気商品のようでほかのSAでも同じ鶏めしが売ってたよ。ごぼうと鶏肉に味がしっかりついているの。ダーと1つずつ食べたんだけど、鶏ご飯好きなあたしとしては、2つとも独り占めしたかったぐらい湯布院から鳥栖JCT経由して松前ICへ。「松前」これ読める?「まつばせ」っていうんだねー、初めて知った松前から一般道をひたすら目的地へ。一般道におりても渋滞することなく、ナビにしたがってスイスイ走る、うちの車で、ナビみてたら、へんな絵が表示されたの。巻き貝のような変な建物のイラスト。気になって仕方がないので、トイレ休憩を兼ねてナビが示す、その建物へ。それは三角町の港にある、その名も「海のピラミッド」ピラミッドか・・・やっぱ巻き貝にしかみえないなー町の名前が三角だけに、ピラミッドにしたかったんだろうか。実はこれは船の発着場。でも、去年、航路が全て廃止になっちゃったので現在は無人の建物。中は入れないようだったけど建物の外側に沿って作られた通路で上にはあがれるよ。せっかく作ったのにもったいないね橋がかかったり、高速道路が発達すると天候に左右されやすい航路はどうしても廃止の道をたどる運命になっちゃうんだよね・・・この三角という町は昭和の頃には熊本県の主要港として栄えてたらしいよ。夏場はどうなんだろうな。ちなみにこの港のすぐ前にはJRの駅が。明治32年に作られたという、歴史ある駅。別名燈台のある駅。どこに燈台あるんだろ???建物の横にはフィッシャーマンズ・ワーフが。こちらもその名も「ラ・ガール」うう、微妙なネーミング。あたしの住む地方もそうだけど田舎ってなんかちょっとハズすんだよね・・・特に買い物はしなかったんだけどここに書かれていたお魚の名前が、面白くって。半分ぐらいわからないんだけど・・・お魚って種類はもちろん、同じ魚でもその土地々で呼び方が違うしいったいどれがどれだか・・・残念なことに、書いてあるだけで肝心のお魚はほとんどいないのよね。モンゴウイカでも、きっと三角の町ではいろんなお魚が獲れるんだろうな三角町を過ぎたら目的地の入り口はもうすぐ。ここが目的地に入る、最初の橋。ここがどこかわかるかな?これでわかれば九州通ヒントは↓↓↓ わかった人はポチっとよろしく!↓
May 13, 2007
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モンゴル日記も中途半端になってますが今日から九州旅日記のはじまり、はじまり~どうぞ最後までおつき合い下さい間にドラマレビューもあるので、どうか読み落としのないよう、お気をつけ下さいませ。ではでは。 連休前半はじっとおとなしくしていたEureka。後半はまず3日に高速道路往復400キロを走って高校野球観戦。旅行前にかるーく、ウォーミングアップってとこかな?うそうそ、こんなことしないで身体休めて欲しいのにダーが見に行くって聞かないんだもん。ほんと高校野球ジャンキーだよね4日はダーは接待ゴルフ。そして、5日の午後。いよいよ九州に向かって出発九州の旅の出発地点は大分・別府。といっても、今回は別府は寝るためだけ。地獄巡りは数年前にすませたばかりだしね。別府へはフェリーでけどもう雨が降り出していたので、おとなしく船内で待機。さすがにこの日は九州に帰る人の車で混んでいたなー船を下りて別府の宿へ。ほんとただ寝るだけなの単なるビジネスホテルなので宿の紹介は割愛。かなり激しく降り続ける雨。それでも夜中にはだいぶ小雨になってきたんだ。なんとか天気回復しないかな・・・・と心の中にテルテルボウズをつっておやすみなさい・・・ところが翌朝はやっぱり雨。しかも濃霧で別府ICが通行止め。隣の由布院からなら乗れるというのでそっちに向かうことに。今日は350キロ以上走らないといけないのにいきなり一般道使うハメになるとは・・・しかも濃霧なんか幸先悪いな~ガイドブック持ってくるの忘れたし。(一応別府の本やで探したけど、同じものは売り切れてた)由布院は前に2度来たことがあるの。(宿泊したのは1度だけ)けど今回はこんな天気でしょ。景色といっても・・・まったく見えなーい!うっすらと由布岳の輪郭が・・宿泊は1度だけと書いたけどその時に泊まったのが「おやど 二本の葦束」朝に「月宿る湯」という大露天風呂からみる由布岳はほんときれいだったなー夜はもちろん、その名の通りお月様を眺めながら。貸し切りだから余計きれいにみえたのかもとにかく先が長いので、由布院から高速道路へ。さて、この日、あたし達が目指したのはどこでしょう?そうそう、別府入りするまでで既に約250キロ走行済み。あたしが運転したのは半分くらいかな~ うう、なんか調子がでないなーやっぱり天気が悪いと旅ってだいぶ印象変わるよね。
May 9, 2007
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