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arara1027

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April 2, 2006
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カテゴリ: キャリアの理論
 数年前に APO研
 出入り自由でフラットで肩書きにとらわれずどんな意見も尊重する姿勢が私は大変気に入っていたのだが、そのときだけはなんだか雰囲気が少し違っていた。NPOにしてはどうかとか理事や役員を決めてもう少し組織だったものにする必要があるのではという議論も交わされ、まだ参加し始めたばかりの私にはちょっと重たいテーマだった。

 どんな組織にするかいろいろ議論する中で引き合いに出されたのが、ニューヨークのカーネギーホールを本拠地とするオルフェウス室内管弦楽団だった。指揮者のいないオーケストラとして有名で、その組織運営の手法をビジネスに応用した オルフェウスプロセス という書籍をネタに、リーダーを決めずに参加者の意思と責任においてよりよい行動と成果を作り出す組織のあり方について話し合った。結果としてAPO研の活動は、参加したい人が参加したいときに参加し、自分の意志に基づいて貢献する。来るもの拒まず、さるもの追わずというスタイルで今日まで続いている。

オフフェウスプロセスの考え方は、その後の私の組織づくりにも大きな影響を与えている。
ここで取り上げられた8つの原則は、言うは易し行うは難しのものばかり。

第1の原則 その仕事をしている人に権限を持たせる
第2の原則 製品と品質に自己責任を持たせる

第4の原則 リーダーシップを固定させない
第5の原則 平等なチームワークを育てる
第6の原則 話の聞き方を学び、話し方を学ぶ
第7の原則 コンセンサスを形成する
第8の原則 職務へのひたむきな献身

「オルフェウスプロセス」のエッセンスは、「個人の創造性を解放し、信頼の下にそれらを統合し、従来以上の成果や行動を生み出すこと」だといえる。しかし、自由に一人ひとりが創造性を発揮し、自分の意見を主張することは、ともすれば方向性のみえないバラバラな集団を生み出す恐れもある。
個々の自律と自分の仕事・組織の仕事に対する強い責任感。そして目的の共有化が重要なのだ。そして、「自由」の取り扱い方。

<自由であること> これは私の組織にとっても最も重要なキーワードだが
自由とチームワーク、協力との関係はいつも悩みの種だった。この本は、そこを明確にしてくれた。



「真の自由は、構造がないこと(従業員に彼らが望むどんなことでもまかせて、実行させる)ではなく、むしろ人びとが自発的かつ創造的な方法で確立した境界線のなかで働けるようにする明らかな構造をもっている。」





個個人が自由でありながら、なおかつ組織としてのダイナミズム・創造性を生み出すためには、目的を共有した上での自由 に対するメンバーの合意が必要なのだろう。

指揮者のいないオーケストラを維持し、成果を出し続けるには相当な知恵とエネルギーと信頼が必要だ。そんな組織を私は作れるだろうか?





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Last updated  April 2, 2006 05:32:27 PM
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Comments

arara1027 @ Re:お疲れ様でした(09/16) ありがとうございます。 実は3回目なので…
執事。 @ お疲れ様でした 今年二度目の海外出張でしたね。 ara…
きらり510 @ Re:マネジメントに必要な三要素(08/26) 今晩わ。 そのようなこともあるん…
ポロコ部長 @ やっぱり本当なのですね 松山さん主催のJカレッジでロスへ転勤と…
執事。 @ 深いですねぇー 最近益々思考が深くなっていませんか? …

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