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April 29, 2003
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藤本大三郎著
講談社ブルーバックス(新書判・並製)
☆☆☆☆
 肌の仕組み、禿げの仕組みが何となく分った。
 本当に精緻なシステムになっているんだ、と感服。生体の仕組みがこの世で一番凄いSF小説になるんじゃなかろうか、とか思ってしまった。
 しかし、この本の奥付の’92ではまだ分らないことも多いようだ。今は、もう少し分っていることもありそうだが。
 また、結局どんなに化学成分を並べたところで、根本的な若返りができないどころか、老化をストップさせることさえできないのだ。今取りざたされている、化粧品の成分の殆どは、人体に馴染みの良い保湿性の高い物質でしかない。あるいは、多少の美白効果だ。だが、その物質のスキンケア効果が皮膚のどこにどのように効くかが分る。が、化粧品の効能が気休めにしか過ぎないことも分る。
 一番よかったのは、肌のメカニズムがきちんと説明されていたところだ。この説明のせいで、↑のように、化粧品のスキンケア効果が根本的に皮膚の老化を阻止するわけではないことも分ってしまうのだが。
 また、禿げの説明の部分では、あまりに細かいはげの分類に思わず笑ってしまった。しかし、育毛剤の効き目も女性の化粧品の効能と同じようなものではあるようだ。





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Last updated  April 17, 2005 07:06:43 PM
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