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December 8, 2008
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カテゴリ: 日本の小説
高木朝雄
新風舎 B6判並製
 この本、自費出版じゃないかな…?近所の図書館でタイトルからミステリの短編集と思って借りてきたら、短編というより掌編(全64頁)の私小説だった。著者の方のプロフィールを見ると、ちょうど団塊の世代。造船工という厳しい職場で働く傍ら小説を執筆となっていた。
 造船所で働く人々の日常を淡々と綴り、ちょっとした言葉の端々に厳しい職場だということが伺える。そして造船所を舞台にした小説ではなくても結末はちょっと皮肉が効いている。また、年齢から政治運動のことにもちょっと触れられているし、作品の雰囲気自体が昭和50年代かそれより前くらいに思われる。読んでいる間、最近ケーブルテレビなどでよくやっている、昔のドラマの再放送を観ているような気分になった。職種も違うし、年齢ももう少し上だが父の職場や周囲の雰囲気もこんなだったのかな。





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Last updated  December 8, 2008 07:15:22 PM
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