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December 28, 2008
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カテゴリ: ミステリ(日本)

聖女の救済
文藝春秋 四六上製
☆☆☆☆☆◎
 「ガリレオの苦悩」と同時発売の長編。夫を殺す妻、という面白くなさそうなネタだったので、短編集の方を先に読んだのだが、こちらの方がメロドラマ色も薄く、面白かった。
 この小説は最初から犯人は分かるが、そのトリックが、湯川をもってしてもなかなか分からないのだ。 ただ、一か所、これはないんじゃないだろうか、という描写が出てくるのが気になる。 だが、かなり私好みの展開だった。
 ミステリの展開はネタバレになるので、ここには書かないが、湯川と草薙の掛け合い漫才が相変わらず面白い。そして、これは明らかにテレビの影響だが、内海刑事はiPodで福山雅治の歌を聞いているし、湯川はアルマーニの靴だの、半そでのカットソーに革ジャンだの、かなりお洒落になっている。前の著者指定モデルの俳優さんだとイマイチ様にならないファッションだと思う。他の登場人物、薫の先輩の岸谷や草薙の上司間宮なんかも準レギュラー級のキャラだが、映画の登場人物とは重なっていない。でも、ちょっとあの芸人さんなんかのイメージと重なってしまうところがあった。
 それにしても、内海薫刑事、どんどんヤな女になってるような気がする。しかし、それを指摘できそうな男性キャラはいないなぁ…。





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Last updated  December 28, 2008 10:49:48 PM
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