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June 1, 2013
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カテゴリ: 日本の小説

【送料無料】ケルベロスの肖像 [ 海堂尊 ]
海堂尊
宝島社 四六上製
☆☆☆☆☆
 グッチー&白鳥シリーズの完結編。桜宮市の碧翠会病院の跡地にAiセンターがいよいよ完成。顕微鏡並みの解像度をもつというお化けMRI、リヴァイアサンも導入されることになる。そして、そこで、いつものように東城大付属病院の院長からAiセンターのセンター長に任命され、うんざりするグッチー先生だが、今回はその院長先生が部下にまでなってしまう。つまりは、お飾りのトップをおいて、自分が自由に動くためだ。結局、グッチー先生は雑用係となってしまう。ただ、今回のAiセンター完成にからんでは、脅迫状が送りつけられていた。高階院長が実務に就くのだって、今後の病院の危機を見越してのことだ。だが、今回ちょっと不穏な感じが漂う。院長がこれまでの悪行?をグッチー先生に告白するシーンがあるのだ。つまり「ブラックペアン」と「スリジエセンター」のときのこと。そして、案の定碧翠会の亡霊が現れるのだ。ただ、最後はマンガチックな結末だったと思う。ちょっと安直な結末な感じがしなくもないが、まあ、いいか。完結編にふさわしく、名前だけにしろ、かつての登場人物が沢山出てきた。アリアドネの時の友野君の名前が出てきたり、高階院長がスリジエとエトワールについて、20年後に漏らした感想があったので個人的には結構よかった。





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Last updated  June 3, 2013 12:46:19 PM
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