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December 15, 2016
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カテゴリ: ミステリ(日本)

わずか一しずくの血
連城三紀彦 
文藝春秋 四六上製
☆☆☆☆
 かなり濃密な小説。ストーリー展開も複雑なので、読むのにも時間がかかってしまった。最初は変態性欲者の連続情痴殺人かと思ったら、本の半分を過ぎた辺りから、犯人探しがあっちへいったりこっちへいったりし始め、挙句、担当の刑事までが……。謎だらけの人間が謎だらけの事件を起こした感じだ。
 この著者は初期にミステリを書いていて、それが名作ぞろいと聞いていたので読んでみたのだが、この本は読みにくかったものの、ミステリではなくても、他の小説も読んでみたい。玄侑宗久氏の小説にも感じるのだが、この人の小説を読んでも、何となく大人になった気分になれそうな気がする。(いい歳して何を言ってるんだか……)





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Last updated  December 15, 2016 10:04:18 PM
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