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2009.06.27
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カテゴリ: 宝塚
現在、宝塚歌劇団の5組のトップスターの中で、男の色気が一番あるのは

月組エリザベートを見る前は、さぞさぞ色気たっぷりのトート閣下であろうと
思っていたのですが、 意外にもあっさりしていたので、満足感が得られず
(アタシャ宝塚に何を求めているのだ)
この悶々とした気持ちをどうしてくれよう…と思っているときに >「百年への道」観劇
春日野八千代さんのトークで「ダル・レークの恋」の思い出話が出ました。

見て驚愕したものでした。
何に驚いたかと言うと、ユリちゃんを頭の上近くまで持ち上げたマリコさんの
腕っ節の強さと、宝塚大劇場の舞台上にデデーンと据えられた円形のベッドに。
あのマリコさん(麻路さき)とゆりちゃん(星奈優里)のラブシーンの
美しくも色っぽかったことよ…と客席で回想にふけっていた私。
ハッ!そうだ、アサコちゃんは全国ツアーで「ダル・レークの恋」をやっていた!
DVDが発売されてるんだったわ!

ダル・レークの恋(DVD)

見ましたよ。
その結果、不満炸裂。何が不満って?
「これをどうして宝塚大劇場でやってくれなかったのッ!!」
という不満ですよ。

良かったのよ!!!あー!俺様ラッチマン様、瀬奈じゅん様を
生で見損ねた~どうしてくれよう。

原作者は「君の名は」の菊田一夫。初演は1959年。
星組の再演を見たときは、えらく色っぽい舞台だなぁとは思ったものの、
いかんせん古めかしさは隠しようがない気がしました。

インドが舞台ということで、浅黒い肌にターバン…似合いますわぁ。
その上に軍服ですもの。カッコいいの3乗です。
ゆうひ君(大空祐飛)のペペルにはただの悪だけでなく、
フランス人とインド人の混血で、人種差別を受けてきたであろう過去が
感じられて、とっても奥が深い悪さを見せてもらえました。
何しろこの二人、脚が長いの。
1部の最後、アサコちゃんが黒い軍服に白いターバン、ゆうひ君が
白いスーツに黒いターバン…絶妙な対比の美しさ。
うーん。綺麗って素敵。
カマラは…ビジュアルは星組のユリちゃん(星奈優里)に一票、
芝居は月組のかなみちゃん(彩乃かなみ)に一票です。
ユリちゃんの「流れる紅い花 愛のバレエ」のシーン(円形ベッドのシーンね)
腰に巻いているサリーを手繰り取られるところの、流れるようなターンは
これまで(ファン歴34年)見た娘役さんの動きの中で一番美しかったし、
多分今後も越える人はいないと思います。
かなみちゃんもヘタではないけど、なんとなくたどたどしい…
と思ったら、かなみちゃんこの公演は9cmのヒールを履いていたそうで
そりゃ、しんどかったでしょう。

「ダル・レークの恋」は見ていて引き込まれる要素が満載。
・身分違いの恋に身をこがす主人公
・自分を犠牲にしても一族の名誉を守らなくてはならない姫の苦悩
・悪いヤツだと思っていた人が実は正義の味方
・身分が低いと思われていたヒーローは実は王子様。
 身をやつして生きている(遠山の金さんみたいに)
とってもわかりやすくて、面白い。
でも、原作が古いだけに筋立てが、よく考えたら胸が悪くなるような要素も。
「王族の名誉を汚すようなゴシップを世間にばらされたくなかったら
姫と一夜を過ごさせろ」
むちゃくちゃです。
むちゃくちゃな設定なのに、美しく魅力的なラッチマン…
どこかで同じような雰囲気の主人公を見たことがある…と思って
考えて思い当たったのが、横溝正史「三つ首塔」の高頭俊作。

キーワードは甘く危険な香り、そして少しワイルドな主人公ですね。
「君の瞳に燃えた 不思議な炎 それが愛♪」
うーん。
このDVDは値打ちありました。
大変 萌えました。(*^^*)

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最終更新日  2009.06.27 21:24:27
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