2002年05月30日
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魚住くんシリーズ最終巻「リムレスの空」を読みました。
面白かった、というよりも良い作品だったな、というのがシリーズ
通しての感想です。
初めて読んだ時から他のBL系小説と違うように感じました。
というか、榎田尤利さんの作品全般が、他のBL作家さんの作品と
違うように思います。
私はこの小説を単にBL系と括れないです。
ときには残酷な描写もありますし、BL系小説には珍しく、現実の
どうしようもなさ、弱者やマイノリティーが受ける理不尽が

作者がOL経験があるからなのか、かなりリアルで不愉快にすらなります。
でも現実はこうだけど私はこうあって欲しいんだ、という作者の
願いか、どうしようもない現実を書いていても必ず小さな救いがあり、
結果、静かで冷ややかであるのに他にないくらい人間くさくて暖かい、
優しい作品になっています。
この方、別にBL小説でなくとも食っていけるのではなかろうか?と
思わせるほど良い作品でした(すぐ思い直しましたが。
この作家さんがいなくなるのはBL業界の損失だと思う(^^;)

アヅマリも良いけど、またこんな作品を書いてほしいですv





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最終更新日  2002年05月30日 11時56分39秒
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