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2014.02.19
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田村憲久厚生労働相は18日午前の衆院予算委員会で、「両耳の聞こえない作曲家」として知られた佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏の楽曲が別人の作品だった問題に関し、聴覚障害認定のあり方の見直しを検討する考えを明らかにした。

民主党の古川元久氏への答弁。

田村氏は、認定を厳密に行うため、脳波を計る「聴性脳幹反応(ABR)検査」を導入する可能性について「検査ができる機械が少ないし、診断書を書いてもらうのに1万円弱くらい余計に負担がかかる」と指摘。

「そういう問題点はあるが、今回の事実関係をしっかり調査した上で、(認定見直しを)検討したい」と語った。

身体障害者手帳は身体障害者福祉法に基づき交付される。

申請者は医師の診断書などを市区町村に提出し、都道府県や政令指定都市、中核市が医師の意見を参考に等級を認定する仕組みとなっている。

佐村河内氏は、聴覚障害2級の障害者手帳を取得していたが、12日に発表した謝罪文に「3年前くらいから言葉が聞き取れるときもあるまで回復していた」と記していた。

産経新聞 2月18日(火)12時2分配信





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最終更新日  2014.02.19 20:13:58
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