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じゅんち336 @ Re:おめでとうございます\(≧▽≦)/(05/15) 小山千鶴さん >本当に本当におめでとう…
小山千鶴 @ おめでとうございます\(≧▽≦)/ 本当に本当におめでとう!! とても嬉し…
2006年09月29日
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カテゴリ: 初恋~深夏編~
「それじゃ、深夏ちゃん。来週までに完璧にしてきてね」
「はい。分かりました」
 わたしはピアノの前にある楽譜を片付け始める。
「深夏ちゃんは、芸大に進学希望だったよね?」
「はい」
「やっぱりピアノ専攻?」
「んー、一応そのつもりだけど……でもね、最近、作曲専攻もいいなーって思ってて……」
「作曲?」
 わたしの予期せぬ言葉に先生は驚いていた。

 音って楽しいんだよね。
 何通りもパターンがあって、正解がないから自由に発想できる。
 いろんな組み合わせで新しい音が生まれるのが楽しいの。
「そっか……深夏ちゃんにも音の楽しさが分かってきたか……」
 先生がそう微笑む。
「音って楽しいです。いろいろアレンジできるし……」
「そうね。ピアノで音の楽しさが分かってくれるなんてうれしいわ」
 本当に先生はうれしそうにグランドピアノを見つめる。
「潤もねー。ピアノだったらよかったのに……」
 そう言う先生は、ちょっぴり寂しそう。
 潤くん。

 すごくかわいい男の子で、先生の血を受け継いだのか、ピアノがすごく上手かった。
 わたしがピアノ教室に行くと潤くんはもうピアノのところにいて、深夏ちゃん、早く早く! ってわたしを待っていたかのように手招きするんだ。
 いつも一緒にいて、すごく仲も良かったんだよね。

 だけど……。
 先生のダンナさんの関係で、確か……。

 先生はピアノ教室を続けるから日本に残って……。
 ダンナさんは潤くんのことを連れていきたいって……。
 突然の別れだった。
 ずっと会えなくなるなんて思ってもいなくて、結局、わたしは潤くんに、バイバイしか言えなかった……。

 >>>つづく

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最終更新日  2006年09月29日 10時12分57秒
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