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人間の処理能力であれ、機械の処理能力であれ、 今求められているのは、処理速度ではなく、処理開始までの素早さだ。 コピー機の能力でいえば、 「1分間に何枚コピーできるか」ではなく、 「1枚目をコピーするまでにかかる時間」 が問題になる。 処理にかかる全体の時間=処理開始までのオーバーヘッド+(1枚当たりの処理時間x処理数) であり、処理速度が上がっていけば、反対に処理開始までの時間が重要になってくる。 いまのパソコンは電源を入れて、立ち上がって、 処理を開始するまでの時間が長すぎるのだ。
2008.02.28
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3キャリアとも、勝手サイトに対して端末IDを出すようになると、クッキー管理しているPCよりも、圧倒的に便利になり、「ウェブを見たい」と思ったら、認証なんかをパスしてログインページにガンガンアクセスできるようになる。勝手サイト側はそれを前提にサービスが作りはじめるため、ケータイのインターネットユーザーは、認証パスワードを覚えるという苦痛から解放される。(ケータイ端末自体のパスワードを管理さえすればいい)サイト運営者側も、ユーザー側も、インターネットの主流はケータイに集約されるだろう。キャリアが、優良な勝手サイト向け課金システムを提供するとしたら、その流れはますます加速していくだろう。そのときに一番得するのは、ケータイのポータルを押さえているグーグルとかだろうなあ。
2008.02.26
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技術ができる人たちの会社は、技術力だけでビジネスをやっていける、と考えがちだ。 営業ができる人たちの会社は、営業力だけでビジネスをやっていける、と考えがちだ。 もちろんそれでうまくいく会社もあるが、よほどいいタイミングでもない限り、そんなことはめったに起こらない。 水平分業型のビジネスモデルで勝つのはとても難しいのだ。 法律的にも実質的にも小資本で会社ができるようになった今、 大企業から逃れてきて、自分だちで会社を作る人は、 どちらかに偏った会社を作りがちな気がする。
2008.02.25
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たとえば、 HTMLのTABLEでレイアウトを組んでいた時代からCSSで組むようになって、 あるいは 情報がメタ化し構造化していくことによって、 あるいは Web用のプログラミング言語が高度化したことによって、 いったい誰が幸せになったのだろうか。 それ自体は、 業界内の労働者以外の誰も幸せにしていない。 技術革新によって、 技術者のサービス提供水準が上がったり、 プレイヤーが増えて競争が生まれ、面白いものが増える ことによってのみ、ユーザーが幸せになるのだ。
2008.02.18
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雑誌にブログのURLの掲載を断られてしまったhttp://satoshi.blogs.com/life/2008/02/url.htmlという中島氏のエントリー。雑誌媒体の場合、 すべてのライターがURL載せたいとか、 掲載企業が企業のURL載せたいとか言い始めると収集がつかないし、 広告主へのしめしがつかない、というのもある。 そういう、慣習上のものであることが多い。 だが、今日的な理由として大きいのは、 たとえば、そのURLに細工をしておけば、つまり、その雑誌経由であることを調べるためのユニークなURLを 掲載させれば、記事経由でのアクセスをトラックできてしまう。(小細工しなくても、トラフィックの変化で分かるけども)たとえば、10媒体に原稿を書いて、それぞれにトラッキング用URLを入れておくと、どの媒体がどれだけ影響力があるか、 というのを簡単に比較できてしまう。 こういう事態は、編集者側にしてみると非常にイヤで、 直感的に恐怖を感じると思う。
2008.02.06
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前は、ベンチマーク用サーバーに何度もOSをインストールしてベンチマークを取り続けたり、5年前は、プログラミング言語やUNIXのエレガントさにドキドキしたり、わりとテクニカルなものに興味を持っていたほうだったと思う。だが、いま、Webでの開発言語という世界では、 プログラミング論争にはまったく意味がないと思う。 言語もフレームワークも、それ自体は、プログラマ以外の一般の人を、幸せにも不幸にもしない、 (あるとすれば、セキュリティに強い弱い、という程度か) 人間とコンピューターの間にある「言語の壁」よりも、圧倒的に、 人間と人間の間にある「コミュニケーションの壁」が厚い。 そのため、 世の中でいいアイデアや、作りたい気持ちを持っている人の気持ちと、 プログラマーのプログラミング能力がかみあって、 何かが生まれ世の中を変える、ということはとても少ない。 コードがエレガントに書ける、とかメンテナンス性がいいといったメリットは、 コードを書く人と指示する人の間にある溝のマイナス点に比べれば、たいした問題ではない。コードがエレガントになるよりも、 コードを企画側の人間やデザイナーが理解できて、 すばやくリリースできることや、ことのほうが、 人類はよっぽど面白いものに出会えるとおもうのだ。 (すぐれたビジョンと企画力を持つエンジニアがたくさん生まれて、 企画者とのオーバーヘッドがなくなったとしたら、そこでの世界ではプログラミング言語のパワーは重要になってくるかも)
2008.02.05
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今回、MSはY!と一緒にならないと、 つまり自社技術と自社サービスでは、 Googleとまともに太刀打ちできない、 ということを明らかにしてしまった。 Y!は、たとえ買収されなくても、 社内のモチベーションは下がるだろう。 (一方、株価が上がってラッキー、というメリットもある) Googleは、 「MSが本気で倒しに行きたい、と思わせる会社である」 ということをアピールできたし、 世間の人は、MSとY!がくっついても、それでもGoogleは倒せない、 とすでに思っている人も多く(国によるだろうけども)、Googleのますますの高評価に繋がるだろう。とはいえ、MSも当然そのへんのシナリオは想定しているだろうし、今のあの値段で買うことを打診しているあたり、たとえ買収に失敗しても、とりあえずY!叩きにはなると考えての行動だろう。
2008.02.02
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コンシューマー向けサービスの場合、外注の開発案件だと成功確率が低い というのは、結構昔から言われていて、マインドや制度のうえで、やはりそれは自明のことのようにと思う。外注は時間給であって、成功報酬ではない、とかね。 とはいえ、いっぽうで、大企業が自社内でシステムを作ろうとする場合、むしろ社内に依頼すると、各種のコストとマインドの面で、外注するより自社開発のほうがずっと高コスト、かつ、高失敗率になることがある、というのも事実だ。だからある時点からは外注を必ず使う。 お金は持ってるけど、あまりネットでやっていけなそうな大企業とうまく付き合う方法。これがなかなかむずい。 ASP提供とか、株持たせるとか、スキームとしてはあっても、運用レベルで考えると、相当考えないといかんのだろうねえ。
2008.02.01
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