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気がつくと1月も終わり。新年の目標を立てて早1ヶ月が過ぎようとしていますが、時間の過ぎ去ることのなんて早いこと!(苦笑)イロイロ志していますが、ひとつひとつ、ちょっとずつでも後で「これだけやった」って言えるようにしたいものです~(反省)さて、今日の美しい写真はFABRIZIO CAPSONI氏のギャラリーから拝借。ヴェネツィアのカーニヴァルでの写真がたくさんあって、美しい写真の数々にため息をついて見とれてしまいました♪中でもこの写真をピックアップさせていただいたのは、写真に添えられたコメントを読んだから。…questa Miss Carnival, una stupenda signorina giapponese venuta da così lontano in Italia per rendere onore alla fama del Carnevale di Venezia.というコメントが添えてあったんですが、「この魅惑的な日本女性はミス・カーニヴァルというヴェネツィアのカーニヴァルの栄誉と名声を勝ち取るためにはるばるやってきた」←へたくそな訳でスミマセンなんて書いてあるもんですから、思わず写真を「2度見」しちゃったんです(笑)そういわれれば、線の細い輪郭、小さい鼻、切れ長のまぶた。。。確かにアジアン・ビューティですなんだか同じ日本人としてとっても嬉しくなりました♪ いやぁ、美しいカーニヴァルは、見ているだけでも楽しいけれど、どうせなら参加しちゃうっていうのも楽しいかもしれませんネ!ちなみに今年は1月25日から、2月5日まで。気がついたら残すところあと1週間ほど。きっと今週末はクライマックスを迎えるんでしょうネ~。。FABRIZIO CAPSONI氏の、すばらしいヴェネツィアのカーニヴァルの写真はこちらのサイトで堪能していただけます☆ ⇒ Venice Carnival, My point of view
January 30, 2008
寒そうなサンマルコ広場~。この時期は、あまりペカッと晴れているよりも、こんな曇り空のほうが、「らしい」でしょうか。。。?さて、私のイタリアの拠点はやはり、ミラノです。一番最初に足を下ろしたのがミラノだったし、とりあえず「彼氏」と呼んでいる(?)ヒトが住んでいるのも、ミラノです。初めてイタリアに行ったときは、本当に「ボンジョルノ~!」「グラツィエ~!」「チャオ!」くらいしか知らなかったイタリア語ですが、おかげさまで、今では日常的な会話なら、英語よりも通じるようになってきました(笑)。でもやっぱり、日々勉強ですね!使わないでいると、どんどん語彙が減っていきます。なるべく毎日、少しでも聞いたり、口に出して使うようにしないと、久しぶりに行ったときにネイティヴの話し方のスピードに圧倒されちゃいます。・・・対策として、最近はインターネットでイタリアのラジオ番組を聞いたりしているわけですが、果たしてコレが、正しい言葉遣いなのかどうか。。。(笑)。とりあえず、リスニング力を鍛えるには非常に役立ってはいます。イタリア語の教材も、本屋さんで沢山売っていますね。独学でなんとか勉強しようとすると、教材選びにはとても悩みます。文法規則や動詞の変化を覚えながら、同時に単語の知識も増やしていくのが理想ですが、なかなか、うまいことイキマセンよね。。。文法は、まじめにひとつづつ、勉強しなくてはいけませんが、単語くらいは楽して(?)覚えたいもの(笑)。私は、自分の部屋中に、ポストイットを貼り付ける、という方法で、かなり身の回りの単語を覚えました。最初は、イタリア語表記で書いておいて、目が慣れてきたら日本語表記で、裏にイタリア語を書いておくんです。窓ガラスに「窓」、その裏面には「finestra」、といった感じです。窓を開けたくても、finestraといえないと開けられないようにしちゃう(笑)。で、さらには冠詞もつけていってみる。...la finestra, le finestre, una finestra! と、呪文のように繰り返して覚えます。同居人がいるとかなり「うざい」かもしれませんが、けっこう効果はありました。先日、本屋さんに行って、久しぶりに「語学教材」のコーナーを見てきましたが、英語やフランス語、ドイツ語の教材はみんなマジメなタイトルの本が多いのに、なぜかイタリア語の教材は「ウケ狙い」なタイトルが多いナ、と感じてしまいました。「しゃべりあーも!」とか、「語呂で覚えるイタリア語」とか。。。(笑)なんだか楽しそうなタイトルの表紙がずらっとならんでいて、思わずニヤリとしてしまいましたヨ。・・・自分で勉強してみて、「そんな簡単じゃないのね、」と実感してはいるものの、こういうアプローチで興味をひこうとするあたりが、いかにもだなぁ、なんて(笑)。リアルト橋~☆橋のたもと、手前に停泊中の自家用船でしょうか、なかなかお洒落ですネ♪本当はキチンと勉強したいのですが、なかなか。。。それなりに意思の疎通が出来て、なんとなく仕事にも使えてしまうようになると、「こんなもんか」って、甘えちゃうのね。イタリア語に限らず、語学を勉強するにあたり、なにかイイ方法、ありましたら、こっそり教えてもらえないでしょうか~ちなみにミラノ在住の私の彼氏さんは、最近ようやく「コンニチハ」「サヨナラ」「アリガトウ」「モシモシ」などと、しゃべるようになりました。たまに電話するといきなり「モシモシ、元気~?」などと言うのでビックリします(笑)。食事に行ったときなども、「Buon appetito!」ってどう言うんだ?っていうので「イタダキマ~ス!」って言うのよ、といったら「。。。。イタタタタタ。。。。ッス!」と言ってました(具合悪いケンシロウ・・・?)。。
February 8, 2007
今日は、母が撮ってきたヴェネツィア、ゴンドラ乗船の思い出から。。。「ゴンドラ、どうだった?」と聞いたら、「うん、お母さんが乗ったゴンドラの船頭さん(!)がね、プリモかっこ良かったのよ」とのこと(笑)。これから、母のイタリア旅行のお土産話を少しずつ書いていこうかな、とも思っていますが、覚えたての単語をちりばめながら語ってくれる母の顔はなんだか生き生きしていて、「イタリア効果」を実感します。どれどれ、どれホドのイケメンなのか、見せてもらいましょう~。。・・・彼、ですね!母「ね~、イイでしょう?。。。ほかのグループのヒトが乗ったのなんてもっとオジチャンだったのヨ!」と、得意げです。「ほらほら、笑顔がカワイイでしょ?」と、母。実はこのツアーの名称が、「プリモ!イタリア8日間」とかいうツアー名で、行く前からやたらと「プリモ」ってナニ?って気にしていた母。早速、彼に「スマイル、プリモ!!」なんてお世辞を言ったんだそうですよ(笑)。・・・たしかに、ヨソのグループに比べると、お母さん、「アタリ」です。。。!それにしても、私もゴンドラには乗ったこと無かったので、ゴンドラから見る景色、という別の世界を見せてもらいました~。こんな狭い運河を、ゴンドリエーレは涼しい顔で櫂を操りながら進んでゆきます。・・・コーナリングには、自分の足で壁を蹴ったりすることもあるんですって(笑)。そういえば、以前ディスカバリーチャンネルだったかな、ゴンドリエーレになるための試験を受ける若者のドキュメンタリー番組をやっていました。・・・とっても簡単そうにゴンドラを操る彼らですが、その資格を取るための試験はとても厳しくて、一度でもゴンドラをぶつけたりするとかなりの減点になるんだそうです。今までは、こういう橋の上からしか、見たことなかったからなぁ~。。。ちょっと、フシギな感覚です。。うう~ん、やっぱり一度は乗ってみたいゴンドラ!いつか必ず、乗ってやる~~!
January 24, 2007
ヴェネツィアの、とあるおみやげ物店で。ウインドゥには、イロイロな形のボトルと、カラフルなリキュールがならんでいました。黄色いのはもちろん、レモンのお酒、リモンチェッロ。透明なのはグラッパで、赤く見えるのは、なんだろう?・・・アマーロかしら?・・・中身はともかく、ボトルのデザインも凝っていて、飾っておくのにイイお土産ですネ。私、お酒は大量に飲めないのですが、こういうリキュール系をデザートや食後酒としていただくのは大歓迎。レモンチェッロ(リモンチェッロ?)はやっぱりレモン味のジェラートにたらして頂くのが好き。さっぱりとしたジェラートが、急に大人びた深い甘さのデザートになっちゃいます。グラッパは食後によく頂きますネ。たくさん食べても、カッと燃えるような一口で胃の中までスッキリしてくれるので、ついつい食べすぎがちな私にとっては救世酒(笑)。・・・もっとも、初めて飲んだときはガホガホ、むせてしまいましたが(笑)。グラッパをそのまま頂くか、もしくは食後のエスプレッソに入れて「カフェ・コン・グラッパ」として飲むか、それぞれ好みが分かれるところ。私は断然、「プリモ・イル・カッフェ、・・・ポ~イ、グラッパ」のクチです(笑)。エスプレッソはエスプレッソとして味わってから、グラッパを最後の最後にきゅ~っと。コレをやると、けっこう飲んでしまった後でもずいぶんシャキッとします。数年前、たぶんるびさんの旦那サマのお宅の近くだと思います、トレンティーノ・アルト・アディジェのワインの展示会、「Dolcenda」というイベントに、ちょっとした旅行をかねて行った事があります。・・・位置的にはガルダ湖のず~っと北に行ったトコロ。昼間はワイナリー見学や展示会をまわって、夜は古城でのディナー。・・・モーダのお仕事でも、ディナーはありますが、さすがにこのときはフルコース、すべての料理やパン、ドルチェにあわせたワインが登場。。。私みたいに飲めない人間にとっては「申し訳ない!」ほどの大盤振る舞い(笑)。私はセコンドの、お肉料理のあたりから、意識がもうろうと。。。で、ようやくメインの料理が終わって、「いよいよ(お待ちかね)ドルチェだわ、フィナルメンテ!」と思ったら、給仕のヒトが持ってきたのはちいさなリキュール用のグラス。一人当たり、その小さなグラスが4つずつならべられました。「・・・・?」と、首をかしげていると、今度は目の前にフォルマッジョが4切れ乗ったお皿が登場~。・・・よくある、「チーズの盛り合わせ」を想像してはイケマセン。だって、一切れがケーキくらいの大きさなんですもの!で、次にお皿のムコウに並んでいた小さなリキュール用のグラスに、それぞれのチーズに合わせた貴腐ワインがトポトポと注がれるではアリマセンか!!ただでさえ普段の許容量をはるかに越えるワインを頂いているうえに、キャンドルに照らされてうっとりときらめく貴腐ワイン達。。。 それぞれのチーズとワインを説明する声が遠く、遠~~~~~~~~くに、聞こえました。・・・もう、限界。貴腐ワイン4種類だけはそれでもおいしく頂いてきましたが、一切れがフツウのチーズケーキ並に大きいゴルゴンゾーラはさすがに無理。・・・でも見るからに美味しそうなんです(涙)。・・・泣く泣く(?)彼と友人におすそ分け。。「アラ、日本人はチーズ食べないの?」なんて言われてしまいましたが、欲に負けたら後でトンデモナイことになると思ったので我慢。。。素敵なディナーなんですもの、自分の品格は守らないと(必死。。)。で、チーズ地獄(?)の後にようやく、チョコレートケーキとフルーツが登場(ホッ!)。最後にエスプレッソの香りをかいだときは感動で涙がでそうでした(・・・・・)。・・・でもさすが、飲めるヒトはこのエスプレッソにもガンガン、グラッパ注いでました。もはや「カフェ・コン・グラッパ」ではなく、「グラッパ・コン・カッフェ」です(苦笑)。私も最後にグラッパをいただきました。。コレは特別。さっきまで「もう限界!ギリギリ!」って思ってたのに、グラッパ飲んだら「・・・チーズ食べたかった」なんて(笑)。結局、そのあと、お城のオーナー秘蔵の(?)シェリーを頂いてディナーは終了。8時に始まって、みんなが席を立ったのは深夜1時半。。。毎日がコレ、なんて絶対ありえないけど、そうね、たま~にはいいかも(笑)。今日はまだまだ風邪を引きずっているので、これから寝る前に紅茶を淹れて、グラッパをたらして飲もうかと思っています。。。
January 10, 2007
やはり、なんだかんだ言っても、ヴェネツィアといえば、サンマルコ広場ですよね。迷子になってもココに戻るとなんだかほっとします。正面のサンマルコ寺院はエキゾティックな雰囲気でどこか異国情緒さえ感じます。寺院のなかは最初に訪れたときに拝観しました。カーニヴァルほどではありませんが、すごい観光客で入場制限があり、やっと中に入れたにもかかわらず、立ち止まってみることが出来ませんでした。現地のガイドさんが案内してくれたんですが彼女も頑張って人の少ないポイントで立ち止まって説明をしてくれるのですがそのたびに「シィィ~ッ!話はやめてください」なんて注意されてました。・・・ずいぶん待たされた挙句に説明も充分に聞けず、立ち止まることもできないなんて、とちょっと消化不良な思い出があります。たまたま混雑していたからなんでしょうか、それともサンマルコ寺院はいつもそうなのかしら?そのときの思い出からなかなかもう一度見学する気分にはなれないのデス。。。でも、そんな「トコロテン式見学」でさえ、素晴らしいモザイクや立ち昇るお香の煙と差し込む日光のコントラストが描く幻想的な内部の様子は鮮烈に覚えています。そして隣接するドゥカーレ宮殿。ここもサンマルコ寺院とセットでガイドさんが説明してくれて、コチラはゆっくりと内部を見ることができました。ティツィアーノの名画に出合ったのもココ。2度目からはあまり観光目的ではなく、ただブラブラと歩くのが楽しくて、サンマルコ広場は迷路の終点としてカフェでくつろぐ場所となりました。で、いつ行っても、迷路を抜けて広場に出た瞬間の解放感に酔いしれるワケです(笑)。・・・サンマルコ寺院に寄ってみましたが、どうも右下のオジサンがやたら目に付く写真になっちゃいました(笑)。。。
November 29, 2006
久しぶりにヴェネツィア~☆・・・なんだか年末の忙しい時期に引越しをしなければいけなくなり、また仕事もいよいよ忙しくなってきた今日この頃・・・。更新も滞りがちデス。。。が、ホソボソと続けていきますのでよろしくお願いします~。引越しといっても近所なんですけどね、やはり荷物は荷物。休日に少しずつ、と思いつつ、なかなかはかどりません~~。 厳密に「いつまで」と期限がナイというのもいけないのかも。。。写真は、ヴェネツィア・サンタルチア駅。切符の買い方は、窓口にきちんと並んで希望の電車の時間と行き先を告げて・・・という方法と、タッチパネル式の自販機があります。自販機も近距離用のものから、特急の座席指定ができるモノまでいろいろ。窓口はいつも人が並んでるし、やっと順番が近づいても急に閉まってしまったりするので、私はよく自販機で買います。こういうとき、日本の駅の券売機が懐かしいですネ。ずらっと並んでいて、簡単に操作できて・・。もちろんイタリアのも慣れてしまえば簡単ですが、やっぱりしょっちゅう使うわけでもないので何度もやり直したりしちゃいます。夜遅くなると窓口はもちろん閉まっていることが多いので、券売機が頼りなんですが、さすがのイタリア人でさえ時々???って感じでてこずっている光景を見たりします。特に高齢者の方がそうなんですけど、機械を相手にあ~でもない、こ~でもナイ、なんて騒いでいて、なぜかどこから見てもガイジンな私に助けを求めたりする人も(笑)。で、一度私の前のおばあちゃまが困っていたので一緒に手伝ってあげたら、ほかの人も「ちょっと、私ボローニャに行きたいんだけど。」とか言われちゃってあやうくジブンの電車に遅れそうになったこともありました~。で、そんなときに駅を巡回していた大きな犬を連れた警備員のお兄さん。さっそうと登場し、まるで歌でも歌うかのように「ハイ、スィニョーラ、ドチラまで?・・・オ~ケ~、ではココを押して~、ハイ!2.5ユーロ入れて~、・・・Ecco!切符が出てきましたよ♪・・・ブオン・ヴィアッジョ!」って感じで手際よく切符を買ってくれて、みんな思わず「ブラ~ヴォ!」なんて拍手(笑)。・・・そのときその券売機に集まっていたのは私のほかに中国系の女性、パキスタン人男性数人、そしてイタリア人のおばあちゃまグループ。おばあちゃまたちに「アナタ、優しいわネ、ちょっと、ホラ、顔立ちもとってもbelloだわ」なんて持ち上げられて警備員のお兄さんもうれしそう。「・・・しょうがないなぁ(って感じで)。次の人は?」なんて、結局みんなの切符を買ってくれました。サッサッサ~、と手品みたいな手つきでやってくれるのが楽しくてみんなジブンの切符を手に入れてもなお、思わず見とれて(?)しまったのでした(笑)。なんかね、ホントにおばあちゃんと孫息子、みたいな感じのやり取りがとっても微笑ましかったんですヨ。・・・それにしてもさすがおばあちゃま。若い子を上手に動かすなぁ。。。(笑)。
November 26, 2006
・・・街を歩いていて疲れたら?底冷えのする冬のヴェネツィアなら、ひと時の休息に教会もおすすめ。ちゃんと暖房も効いているところもあり、静寂と芸術を堪能できます。写真の教会ではヴァイオリンの演奏と展示がされていて、とてもゆっくりすることが出来ました。お天気の良い日なら海辺で、寒さが身にしみたらバールで熱い飲み物をいただいて。。。そんな楽しみもこの街ならでは。バールや教会のほかにも、いわゆる「憧れの高級ホテル」などもちょっと一息つくのにはいいですね。なんたって、清潔でしかも無料のトイレもありますし(笑)。外国のトイレ事情はもう、女性としては切ないですよね~。最近はイタリアでも有料トイレも増えてまぁまぁ、使えるようになりました(?)が、それでもナゼいつも便座が上がってるのか、そしてナゼあんなに汚く使えるのか、ふしぎでなりません。ヴェネツィアも、サンマルコ広場のトイレって有料ですよね。しかも自販機でチケットを買うようなシステムで、小銭がないと使えないときているし。そこで私はいつも、高級ホテルのロビーにお客の顔で入っていくのです(笑)。・・・いかにも常連のような笑顔でドアマンに声をかけて、ついでに美味しいお店を教えてもらったり、居心地のよいソファで一休みしたり。外のバールが混んでいたら、ちょっと高めでもこういうところでカフェをいただくのもたまにはイイですし。ゆっくりお化粧直しをしたりすることが出来るのもこういう場所ならでは。宿泊は高くてなかなか、と思うようなところでもちょっと中を覗くことはできますものネ。で、お天気の良い夕暮れはぜひコチラで。・・・ザッテレ、と呼ばれる海岸通り。はじめてヴェネツィアに来たとき、思いがけず夕日に染まるアドリア海の景色を見たのがココでした。・・・細い路地を歩いていて突然広い場所に出た瞬間、夕日に黄金色に染まった海が目の前に。この写真は午前中、しかもどんよりなお天気なので残念ですが、ここでの夕日、想像してみていただければ・・・・。
November 23, 2006
子猫の看板がかわいくて、つい・・・(笑)。高いところに吊られて「コワイよ~~」って言ってるみたい・・・?ヴェネツィアでは猫グッズのお店もたくさんありました。猫をモティーフにした革製品、文房具、カーニヴァルの仮面にも猫のデザインがあります。この、猫の仮面、ひとつ欲しかったんですケド。せめて写真だけでも撮ってくれば良かった~。すごくかわいいんですヨ。上の写真はカジュアルなセルフサービス・レストランのもの。ヴェネツィアは物価が高いといわれますが、運河に面したカフェやレストランのお値段も結構高いです。お値段だして美味しいならうなずけますが、時には失敗~、なんてお店に入っちゃうコトもあります。。リアルト橋と大運河を眺めるピッツェリア。小腹が空いたのでステキな眺めを楽しみながら軽食を、と思って入りました。観光客でごった返していたので「こんなにお客がいるならきっとおいしいんだワ」って思ったんです。でも、肝心のピッツァは売り切れとのこと。仕方なくパスタを注文。込んでいたので仕方ないのですがかなり待たされました。・・・味はまあまあ、可もなく、不可もなく(笑)。でもせっかくイタリアで食べるパスタなんですからもうちょっと。。。で、水とカフェも入れてお値段は18ユーロ。パスタと水で3000円近くです。う~ん、景色にお金を払ったと思えってこと???ま、『失敗』だったのはココくらいですのでいいんですけど(笑)。いっそ観光客向けの小さなレストランでツーリストメニュウにすればよかったデス。ツーリストメニュウは、観光地なら結構見かけるんですが、アンティパスト、セコンド、ドルチェとカフェのセットでいくら、というセットメニュゥなんですね。ヴェネツィアでも15ユーロくらいからこのセットメニュウを出しているお店もあります。経済的に済ませたいならコチラのほうが断然お得なのかも。次回はぜひ、試してみます。。。そうそう、猫で思い出した。。以前どこかの写真で、ヴェネツィアの大運河をトラゲットに乗って渡る猫の写真があったんです。地元ヴェネツィアーニに混じって、チョコン、とトラゲットに乗ってるの。今回遭遇できたら。。。なんて期待して何回もトラゲットに乗りましたが、遭えませんでした(笑)。
November 22, 2006
通称、「カタツムリの階段」と呼ばれているコンタリーニ家の外階段。「コンタリーニ・デル・ボーヴォロ」と呼ばれていて、「ボーヴォロ」というのがヴェネツィア方言でいう「カタツムリ」という意味なんだそうです。3・5ユーロで最上階まで上がることができるとか。・・・高いところを見つけると上がってみたくなりませんか~(笑)?特にこんな、レース細工のようなきれいな建物。小さな路地を入ったところなんですが、結構沢山のひとが一目見ようと行列を作っていました。あんまり並んでるならやめようかナ、と思ってたら皆さん下から見上げるだけで、わざわざお金払ってまで上りたいという人はあんまりいらっしゃらない様子。下から写真を撮る人をかき分けてチケットを買い、階段を上がることにしました。螺旋階段はぐるぐると続いていて、最上階にたどり着くころにはなんだか目が回るようなカンジに。・・・でも、ここからの眺めはなかなかのものでした。細い路地、建物の間を縫うようにして歩くヴェネツィアですが、頭ひとつ抜け出たところから眺める景色もまた、なんともいえません。サンマルコ広場の鐘楼に登ったこともありますが、意外に人が少なくて静かに街を眺めることが出来ます。・・・しばらくこの景色を独り占め。「かたつむり」、で思い出すのはこの記号→@.....。アットマークのことをイタリア語ではキオッチョラ、まんまカタツムリという単語で呼びますよね。なるほど、そういわれればカタツムリにしか見えなくなります(笑)。キオッチョラ、キオッチョリーナ、なんていい方をしますが、ヒビキ的にもかわいらしいですね。・・・でも、ヴェネツィアでは@のコト、「ボーヴォロ」と・・・・は言わないようですネ、やっぱり(笑)。
November 20, 2006
カーニヴァルもいいけど、2月のイタリアならやっぱりバーゲンも見逃せません~。だって、迷路のような町。特に目的もなくぶらぶら歩いていると、両側のショウウインドウがまるで手招きをしているように見えてくるのです・・。実際にバーゲンが始まるのは1月からですが、この時期のヴェネツィアはカーニヴァルの人出を見込んでどのお店にも「SOLDI」の貼紙が。2月の半ばとはいえ、まだまだ寒いですから、思わずコートやブーツに目を奪われ、そして一流ブランドのディスプレイでは早くも夏の雰囲気あふれる小物がならんでいて、そちらも新鮮!ナポリでは、これからヴェネツィア~ミラノがあるし、荷物が増えるから、ということでなるべく買い物をしないようにしていた私。・・・でも、お祭り気分のヴェネツィアにきたら、もう物欲のトリコと化してしまいました(笑)。結局ヴェネツィアで買ったのは、ロングブーツ1足、手袋数組、コート、「見るだけ」と思って入ったグッチでバッグとお財布・・・。このほかにももちろん、お土産にヴェネツィアングラスのアクセサリーなど・・・。今日は手袋のお話。イタリアならやっぱり革手袋。露天では10ユーロ以下で買うこともできますが、made in Italy にこだわるならやはり、専門店で買いたいもの。私がイタリアで季節を問わず覗いてしまうのが、「Sermoneta Gloves」のお店。セルモネータ、といえば日本でもデパートで手に入りますが、やはり本場は種類が豊富。セルモネータの看板ともいえる、豊富なカラー・バリエーションは見ているだけでも楽しいし、季節によって素材や色をかえて楽しむ手袋の世界は、さすがモーダの国と、いつも感心しちゃいます。セルモネータのお店がある、3月22日通り。ヴェネツィアのブランドストリートで、グッチやフェラガモの大きなお店も最近オープン。道幅も広くてゆっくりと、ウインドウ・ショッピングを楽しめます。今回は濃茶のラムスキンに、水色のステッチと縁取りのある手袋を購入。着ていたコートの色とあわせてみました。寒かったので、内側はカシミヤの毛糸で編んだラーニング。指先が暖かいだけで、全身が温まるような感じになりますよネ。このほかにもちょっとおしゃれ用に、細身のシルクのラーニングのついた、黒革の少し長めのタイプ(こちらは手首にファーがついていて折り返して使うのも楽しい)、お気に入りのセーターに合わせて水色とアイボリーの無地のものなどを購入。シンプルなものならお値段もお手ごろですから、お土産にもイイですね。で、みなさん、ご自分の手袋のサイズはご存知ですか?わたしもこのお店に通うようになって知りましたが、実は靴のサイズと手袋のサイズ、ほぼ同じなんですって。ですから、友人や家族にお土産で買うときも、相手の靴のサイズを知っていればバッチリなんです。わからなくても、「靴のサイズ教えて」といえば相手は「えっ、靴買ってくるつもり?」なんて思ってて実は手袋だった、というサプライズにもなります(笑)。裏地がニットのものなら靴と同じジャストサイズで、エレガントなシルクラーニングや裏無しのものならハーフサイズ落とすくらいのモノを選べば完璧です。もっとも、自分用ならお店の人が手を見ただけでぴったりのモノを持ってきてくれます。さすが専門店。こんなプロ感覚の店員さんなら、デザインもお任せでいくつか出してもらうと、今まで目に留まらなかったモデルなどを出してくれて試すことができますので、ホントに楽しいですよ。・・・で、「一つダケ」と思っていてもやっぱり、2組、3組と買っちゃうんですケド(笑)。さて、いよいよ東京も寒くなってきました。重たいコートはまだ早いけど、というこの時期、マフラーや手袋で一足先に真冬の気配を演出するのもおしゃれの楽しみ。毛糸の手袋だとちょっとモコモコしちゃうこの時期こそ、上質な革手袋の出番ですヨ。。。
November 17, 2006
ヴェネツィアといえばやっぱりゴンドラ。この時期は寒いのでちゃんと毛布も用意してあります。ゴンドリエーリも暖かそうなコートを着ていますが、コートの中にはちゃあんと、お約束のストライプのシャツを着ています。何度もヴェネツィアに行っていますが、ゴンドラにはいまだに乗っていません。だって、せっかくなら大切なヒトと乗りたいじゃないですか?しかも月の夜とかに・・・ウフフ。ちょうど日本人のパッケージツアーの皆さんがいて、とにかく大人数で、ゴンドラも6-7艘使ってました。一艘に6-7人、ぎゅうぎゅうに乗り込んで、橋の上からは片言の日本語を操るカメラマンが「ハーイ、ミナサン、イキマシュヨ! イチ、タス イチ、ワ~~?」と叫んで、みんながうれしそうに「ニ~~~ッ!」って答えて写真を撮るのですが、6-7艘のゴンドラに1回ごとにおんなじことを叫んでいるカメラマンと、辛抱強く応える日本人ツアー客。私にとってはなんとも懐かしくて思わず橋の上から手を振って見送ってしまいましたが、イタリア人をはじめとする、外国人たちはそうした日本人ツアーが珍しく、そして面白いと感じたのでしょう、結構スゴイ人だかりが出来ていました(笑)。ゴンドラの相場って、1艘70ユーロ前後とのこと。もちろんまわる場所、コースやゴンドリエのカンツォーネ付きなどで料金は変わるようです。70ユーロというと大体1万円前後(今は1万円以上ですね、まちがいなく)ですから、写真のように4人で乗れば一人3千円くらい。・・・3千円までなら、払ってもいいかも(笑)。ココは、ゴンドラの造船所。新しいゴンドラを造ったり、傷んだ箇所を修理したりするところですが、さすがにカーニヴァル、この日はすっかり空っぽ状態(笑)。ゴンドラに乗らない代わりに、地元ヴェネツィアーニに混じって気軽に利用したいのがこのトラゲット。大運河の渡し舟です。橋が近くになければトラゲットあり。1回の渡し賃は0.5ユーロ。写真のおじ様のように、立ち乗りがキホンです。このほか、水上バスやタクシーもあり、水の都の移動手段はイロイロです。水上タクシーはほとんど個人タクシー、つまり個人所有のボートが多いので、それぞれ趣向が凝らしてあって、お値段は張りますが、乗ってみると快適でクセになりそう(笑)。ちなみに、ヴェネツィアの水路にも、ちゃんと「一方通行」とか、「制限速度」といった決まりがあります。でも、都会の道路にくらべたら渋滞もないし、夜なんてとてもロマンティックで素敵ですよね~。さあ、いよいよカーニヴァルの雰囲気が高まってきました。サンマルコ広場に近づくにつれて人が増えてゆき、カーニヴァルならではの仮装を楽しむ人々の姿もみられます。いやでもお祭り気分になってきますネ。
November 16, 2006
ヴェネツィアは特別な街。どこを撮っても、なんだか雰囲気のある写真が撮れます。イタリアはどこでもそうですが、ヴェネツィアはまた特別に感じます。さて、上の写真ですが、映画にも良く出てくるこの場所で、皆さんが思い出すのはどの映画でしょう・・・?運河にかかる小さな橋のそばに建つ緑色のひさしのお店。・・・そうです、映画「旅情」で、主人公が恋するきっかけとなった、赤いヴェネチアン・グラスが飾ってあったお店です。周りを歩く人々のファッションはがらりと変わりましたが、景色は当時の面影そのままです。…で、向かって右手の教会はサン・バルナバ教会。知る人ぞ知る、「インディアナ・ジョーンズ」シリーズ、「最後の聖戦」に登場。まだ朝も早い時間であまり人も歩いていなかったので、映画の世界がよみがえってきそうでした。街歩きのお供に、トレント州産のりんごを2つ、屋台で購入。果物とお野菜はほんとに、安いデス、イタリア~。家の壁の色はカラフルで、とっても楽しげ。でもこの色って、霧の多い北イタリアで、船で帰るときに自分の家がどこにあるのかを見やすくするためだったそうですね。
November 16, 2006
じゃじゃ~ん、いよいよヴェネツィアです大好きになってしまったナポリから、懐かしい北イタリア、ヴェネツィアへ向かいます。ナポリからの移動はアリタリア航空を利用。ナポリを13:25発のAZ1217便に乗って、遅くとも16:00にはホテルへ到着の予定。今回の「旅バトン」は、ハプニング編再びです(笑)インターネットの便利さで、今回の飛行機も、日本から、イタリアのアリタリア航空サイトで予約。イタリアの国内線ならココで調べれば簡単です。チケットもEクーポンで、予約の確認メールをプリントアウトしてパスポートと一緒に出せば簡単にチェックインできます。万が一チケットをなくしたら、なんていう心配がないので安心です。さて、時間に余裕をみて、12:00くらいにはもうチェックインを済ませて、搭乗口の近くのソファでウトウト。・・・すると、なにやら繰り返し、アナウンスが聞こえてきました。「AZ1217、ヴェネツィア行きは2時間遅れとなります」とのこと。・・・ま、仕方ないですネ。イタリアだもの。アリタリアだモノ。・・・なんて、まだまだ余裕です(笑)。お土産を物色したり、お茶を飲んだりしていたら、再度アナウンスが流れ、そのアナウンスが始まったとたん、あたりは騒然となりました!あんまり騒がしくて、イタリア語に続く英語のアナウンスがまったく聞こえずなにがなんだかわからない状態で、一人でキョトン、としていたら、近くに座っていた夫婦の会話が聞こえてきて、「キャンセル」という言葉を繰り返し使っているではありませんかあわててフライトインフォメーションの画面を見ると、AZ1217 Venezia Cancelled という表示・・・・・・。うっそぉ~!乗客のほとんどがチェックインを済ませてからのキャンセルなんて!いったい何事なの!?っていうか、私どうしたらイイの?血相変えてデスクカウンターに並んだものの、すでにイタリア人の長蛇の列。で、イタリアならではの「伝言ゲーム」が始まる(笑)。・・・前の人が話している内容を次の人に伝え、その人がまた後ろの人に説明して、といった具合でまわってくるわけです(笑)。私の前に並んでいたいかにもナポリなおじさんは私の顔をみて一瞬固まったものの、私の後ろにいたおじさんに大声で伝えることによって、無事に伝言ゲームは最後までまわった模様・・。で、そうした伝言ゲームの断片をつなぎ合わせるとどうやら、ローマまで代行バスが出るから、ローマからの飛行機で行け、ということらしいのです。・・・げげ。・・・で?荷物は?チケットはちゃんと発券してくれるの?・・・なんて心の中はギモンが渦を巻いているのに、「私の語学力で理解できるのか、コレ!」と、マイナス思考全開デス。・・・そしてとうとう、私の番がやってきました~。さて、カウンターには褐色の肌のかわいらしいスィニョリーナ。「英語かな、やっぱり」「でも、イタリア語のほうがわかるかも」なんてもごもごしてると、お嬢さんは私のチケットを確認するなり、「コノ、ヒコーキワ、キャンセルニナリマシタ。 ローママデ プルマンガ アリマスカラ ローマイクデス。」と、日本語を~~~!!思わず私も「ローマ、イクデスカ?」と怪しい日本語で返答~(笑)でも、こんな窮地(?)でなんというラッキー。ちょっといやみの一つでも言えればと思ってたのに、かわいらしいスィニョリーナの流暢な日本語にすっかりほだされて、「あぁ~わかりました!有難う御座います!」なんてお礼まで言ってる私。でもね、ぎゃあぎゃあ騒ぐイタリア人、しかもコワモテのナポレターニを前にしても、淡々と、「こんなの日常茶飯事デス」みたいな対応のアリタリア職員にはある意味感動しました。結局、そんな大騒ぎのおじさまたちもみんな仲良く、ローマ行きのプルマンの乗客となり、高速道路で一路ローマを目指したのでした。「すべての道はローマに通ず」・・・・こんなときでも、ネ。つづく~
November 13, 2006
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