kanabaaのイタリアciclismo見聞録

kanabaaのイタリアciclismo見聞録

2013.01.02
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Buon anno 2013!
新年を境に新チームでの選手の情報が一挙に出始め、後を追うのに大わらわですが、その中でも訳者にとっては最も気になる新シーズンに向けてのイヴァン・バッソのインタビューが届けられたので訳してみました。
舞台は家族を伴ってのバカンス・トレーにニング先のバレンシア。ガゼッタ・デロ・スポルトのClaudio Ghisalbertiniによる興味深い内容となっています


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バッソはジロに全てをかける
「私とともに、シーズンを見据えてくれ」



ヴァレーゼ人バッソへのインタビュー
「ジロの表彰台に照準を合わせている。ウィギンス、ニーバリ、その他の全ての選手達は私を倒すために110%の力を使う必要があるだろう。」

http://www.gazzetta.it/Ciclismo/31-12-2012/basso-tutto-il-giro-farete-conti-me-913644416388.shtm

「イヴァン、君が恐れるのは君自身だけだ。我々にとって、君のありよう、君のなすことはうまくいく。」
言葉少なくではあったが、冷静なトーンの言葉で彼のランプに灯がつけられた。Cannondaleのチームマネージャーであるロベルト・アマディオは、テストはうまくいき、この時期に見いだしているのは、新しいイヴァン・バッソであることを承知していた。

ヴァレンシアの暖かい夕方に彼に会うことにした。彼から受けた最初の印象は、さらに鍛えられた、健康で、絞れたレーサーというものだった。後2キロ肉をつけることは、この時期には損なわれるものではない。彼の身につけた三つのディティールが、感銘を与える。

それは、二度目のマリア・ローザの獲得の、まさに喜びの日のヴェローナのポディオの偉大な写真が印刷された ボーイロストの絹のスカーフと、ガゼッタの最初のページが刻印された白いTシャツ、そして、まさにこのチクリズモに再びもたらされたグラフィックの鞄だ。

「新しいマリア・ローザをデザインしたのと同じスタイリスト(注:ポール・スミス)によるものだ。僕を前進させるよ。」
バッソは微笑みながら言った。

この会見のアイデアは、夕食のテーブルを囲んだ気の置けないおしゃべりをするようなものだった。アンチパストとして~この部分を違ったものに出来ただろうか?~パタ・ネグラの一皿が出された。ここでイヴァンは美味しい肉の脂肪を取り去って、彼の信条に反した。時々美味しいオリーブをつまみ、骨付きリブロースが続き、そして、驚いたことに今回はパパネグラを正式な流儀で食べ尽くした。

イヴァンは言った。
「私は強いトレーニングをしている。恐ろしいほど空腹なんだ。」

最後のグラスは、ガス入り水だけだった。スペインの発泡酒、カヴァのアルコールのジョッキを避けるために手にはシャーベットが取られた。そして、コーヒーを受け入れた。

「でも年末までだ。そして、ストップだ。カフェインは残るからね。」

料理の間、更に質問が飛んだ。

バッソ、調子はどうですか?

「いいよ。(注:ジャパン・カップで勝利し)、思い通りにいかず、苦難の多かったシーズンをいい形で終えることができたからね。私は、物事の進み方をネガティヴに考えるのをやめた。根源的なものどころか、重要な役割をアマディオは持っていた、彼からは無条件に支えてもらい、良い形でリスタートするための落ち着きをもらったんだ。私から回復のための避難所を取り去ったんだよ。」

シーズンを通じて、特に困難だった時というのは何時のことですか?

「ジロの後だ。私はこの悪い結果によって、打ち砕かれたんだ。頭の中には、最後の三日間にとても違ったシナリオを描いていた。ステルビオで示したのは350ワットだった。最悪だったよ。脚を遮ったのはメンタルなものだった。ライバル達との戦いを長いこと描いていたが、ネガティヴな考えが続き、悪い結果となってしまった。原因を考えて自分をさいなむのはやめたよ。今、私は確信に満ちている。」

でも、トレーニング方法も変えましたね。マペイとの決別について説明してくれませんか。

「苦しい決定だったが、余儀ないものだった。まずは全てのスタッフ、故アルド・サッシの夫人、ジョルジオ・スクインチらと話すことを望んだ。私が、アスリートの力を100%引き出すように運営されている必要性と意思を持つチームとして良く知られているキャノンデールとの契約を更新することを決めたときにね。アスリートにおいて言うならばこの期待も分かち合い、ただトレーニング理論だけを見直さないことが適正なことだった。ともかくも、バッソとマペイの二人三脚は、2010年ジロの勝利を含め素晴らしい結果を生み出した。アルドの亡くなった後の最後の2年間は、特殊な状況だったとしてもね。アンドレア・モレッリはともかくも最高の働きをした。質が足らなかったんではないんだ。ほんの少し運が無かったということだよ。問題があったのはただ私の責任だし、即座に異議を唱えようとは思っていないよ。マニュアルに沿ったトレーニングやテストをしてきたけど、レースで発揮出来なかったということだよ。

あなたはあまり家を離れることを好みませんが、どうして、このヴァレンシアでのトレーニング・バカンスを選択したんですか?

「ここには我々の所とは比較のしようのない良い気候があるし、コースもすばらしいんだ。街から出るとすぐに車の往来が無くなる。だから、より質の高いトレーニングができる。さらに、ここにはステファノ・ガルゼッリという友人がいるんだ。彼は40近くになるけど、ネオプロの情熱を持ち続けている。彼はまだ勝負にからみ、成績を残すと確信しているよ。彼のシーズンはまだ別れのタラップに差し掛かったものではない。明日(注:今日)ヴィヴィアーニとマランゴーニも到着するんだ。練習の集団はまだまだ増えるよ。

ニーバリがチームを去った後、ステージレースのチームの責任をあなたは再び一手に引き受けることになりますが、その重みはどうですか?

「ニーバリを失ったのは大きな痛手だ。ステージレースではイタリアで最も勝利を確約できる選手だからね。今では、私とイタリアナンバーワンを争うことになってしまった。でも、何の問題もないよ。状況にどのように向き合うかは、分かっている。

チームを変えようと思ったことは無いのですか?

「有力選手への問いかけはいつもあるし、チームも彼らに恩恵を与える。でも、私はいつもこのチームに全面的な信頼を持ってきた。私は多くのことを決して変えないし、それを好まない。私は、このチームを愛しているんだ。このチームは魂から創造されたものだよ。そのアイデンティティーはチームに息づき、私はそれに貢献してきたんだ。自分自身のためにあつらえた服のように感じている。スポンサーは変わるけど、精神は不変だよ。」

総会長のパオロ・ザーニとはどういう人ですか?

「ザーニは我々のために彼がなしたことにより、感謝をしなくてはならない人だ。我々の継続を保証をしてくれた人物だ。それどころか、私の競技人生で、常に素晴らしい言葉を与えてくれる。私がこのチームに加入したからこそ、彼の期待に添えるようにすることができたんだ。

チームには新しいアメリカのしるしが感じられるのですか?

「我々はとても幸運だった。なぜなら、スポーツ企業の移転の点では、リクイガスのマーケティングは高いレベルにあったからだ。既に我々の持つ高いレベルは決して変わらないから、用心はしていないよ。

2013年を占いましょう。世界最強のレーサーは?

「ステージレースではコンタドールだ。クラシックではサガンだよ。」

ジロで勝利するのは?

「出走者にもよるが、ウィギンスとニーバリだ。」

バッソはどうですか?

「ベストスリーに入るよ。でも、私を倒すために、他の選手は110%で立ち向かわなければならないだろう。」





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Last updated  2013.01.02 12:53:54
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