
シャラン産窒息鴨です。皮はカリカリで身はしっとりロゼに、、、お手本のような焼き上がりですね。
シャランというのはフランスで一番長いロワール河の河口に広がる湿地帯で、昔から鴨などの家禽の飼育が盛んな地域です。中でもこのシャラン産窒息鴨はエトゥフェといって、秘伝の窒息処理(今は電気ショックを使うようです)で、あえて肉をうっ血させて独特の風味を醸し出すことで昔からフランスが誇る高級鴨として高名です。パリと東京のホテル・ニューオータニにあるレストラン・トゥール・ダルジャンの通し番号をくれる有名な鴨料理にもこの鴨と同じものが使われています。厳密に言うとトゥール・ダルジャンは専用農場を持っているので全く同じ肉ではありませんが、飼育法や賭鳥方はほぼ同じはずです。
トゥール・ダルジャンに食べに行くと、仔鴨一羽が2人前で¥24000、このように鴨胸肉一枚の料理で一人前¥9600(税サービス料別)かかります。まあ、前菜食べて鴨食べてデザート食べてグラスワインを一人2杯ぐらいでも一人¥30000くらいは見ておかないといけないでしょうね。ちょっと良いワインをボトルでいったら二人で10万超えます!(トゥール・ダルジャンのグラスワインは一番安くても¥3000くらいします!グラスワインですよ!)
サンク・オ・ピエでは通常メニューでこれが一番高い料理ですが夜のAコースで食べても約¥5700くらいです。安いでしょ!前菜、スープ、シャラン産窒息鴨、デザート、コーヒーまたは紅茶とパン2種類全部込みですからね!最高級の食材を最高の技術でしかもお値段はカジュアルという、サンク・オ・ピエのコンセプトが凝縮したようなメニューだと思っています。
うちの常連さんで、トゥール・ダルジャンに何度も行ったことがあるお客様がいるんですが、「サンクの鴨はトゥール・ダルジャンより美味いよ。これを食べるとあちらで1万以上払うのは馬鹿らしくなる。」と言われたことがあります。
サンク・オ・ピエのシャラン産窒息鴨は美味いですよ!
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