私の住む鎮海市は小さい。
プサン、チャンウォン、マサンなど大きい市で充実している(ということに
しておこう)外国人在住者向けのサービスがほぼ無い。
「外国人妻のための韓国語講座」といったものもないが、まぁ、自分が
どうしても必要だと思えば隣町に参加しに行けばいいので、何とかなる部分
ではあると思う。
でも、最近。一つお願いしたいサービスがある!
「外国人妻のため」より「外国人母の子供のため」の韓国語サポート体制はあった方がいい!!
小学2年生になって勉強をみてあげてると、わからない単語が出まくり~。
私も一緒に勉強すればいいやーとか軽く考えてたけど、やっぱり難しい。
っていうか面倒
私が電子辞書で調べる間に元々散漫なヨルっちの集中力切れまくり
そういう難しい単語も少しずつ日常会話で使ってあげないと、子供の語彙力もなかなか伸びないだろうし・・・・
周囲の市にあるような「家庭教師派遣制度」みたいのがあるといいな~。
派遣される先生の質がいまいちとか、母親の韓国定住を助けるって目的で
やたら韓国料理を教えてくれるのが少々うざい(←すみません)みたいな
噂も聞くには聞くけど・・・・
欲しい!韓国語ネイティブ力!!そのへん歩いてるアジュンマが羨ましい~!みなさん韓国語お上手じゃない!
小学生にでもなれば、いつの間にか「おんま~ こんな言葉も知らないの?」とか生意気にため息つかれちゃうのを密かに楽しみにしてたんだけど(苦笑)
あ、もちろん言語習得のセンスやスピードは個人差がすごーくあると思うから、
全ての2ヶ国語環境の子が小学校の勉強で苦労する訳じゃないはず。
普通の韓国人の子でも国語で苦労する子は意外にいるみたいだし~。
そんな訳で、コンブバンで良いところがないか探してる最中。
そんな鎮海でも、今年に入って「多文化家庭」向けサービスが少しずつ始まりつつある。
週末、初めて参加してみた「端午の節句について」イベント。
感想。・・・・・・ 小さい市らしく、規模も小さいね~(苦笑)
ある小学校の一室に子供15人ぐらい?集めて、端午にちなんだ作品作り。
東南アジア系のパッと見でミックスとわかる子達が一人もいないのが意外
だった。みんな東アジア(日本か中国)との子供達なので、見た目フツーの韓国児っぽい。
もちろんみんな韓国語。「オンニ~」とか呼び合ってる。
韓国の伝統文化について学ぶのはもちろんだけど、ヨルっちやコナっちに
自分達だけじゃなくて色んな国籍の子がいるんだって肌で感じてもらえる良い
機会だと思ったけど、国際色はやや薄かったかも(苦笑)
隣の待合室でお母さん達とお話したけど、日本人は私以外は皆さん統一教。
以前から知ってる顔も何人かいて、中国人がズバっと聞いてくれたおかげで
「やっぱり統一教」が判明。さすが国籍違うと強いわ!
中国人2人のうちの一人が、2ヶ月前にマサンから引っ越してきたばかり
だったんだけど、今回のイベントの地味さに驚いていた。「マサンはこんなに
暗くなかった」って
今後の発展に期待しよう~~。
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同じく週末。
ノムヒョン前大統領逝去のニュースは外国人の私にとっても衝撃でした。
政治のことは詳しくないけど・・いつでも誠意を持って、「バカ」と呼ばれる
ほど正直に、韓国政界の既成観念を覆すクリーンな政治を目指そうとした
人だったと思います。
大統領が慣例で受け取っていた数千億ウォンの補助金を廃止した人が、
投資だったかもしれない数十億のためにこんなことになるなんて。ソウルで高級アパート一つ買えるか買えないか位の金額が大統領職にとって
どれだけの価値があるのか。
党の対立や、学歴(実家が貧乏だったため大学を出ていない)社会の
ひずみで弾劾されるかという危機まで乗り越えたのに。ノムヒョンという人材は結局、韓国の慣例社会につぶされてしまったような
気がします。
大統領任期を終えて故郷に帰ったのは彼が初めてだったんだってよぉ~
故郷で幸せな余生を過ごして欲しかった。本当に。
心から、ご冥福をお祈りします。
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