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2007年04月19日
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テーマ: 巨人ファン(9276)
カテゴリ: 巨人

jabi.gif球界他事ログ 自論「裏金問題」(2)

=特別号=
(編集人:G一筋ウン十年 末裔まで巨人な古馬道)

jabipape.gif 歴代オーナーに見る巨人の歴史

 この項は、ナベツネ氏の功罪(功はないか?)を感じるままに書いて見ます。感じるまま、なのでノンフェクションな箇所も混じりますがお許しを。また文章がダラダラなのであとで削除するかもしれませんので期間限定にさせて頂くかもしれません。スペースの都合もあり一挙に書くのが難しいので、まずはここでは、大まかな愛する巨人の歴史を綴れば今の「裏金問題」に辿りつくと思います。

 その前に丁度1ヶ月前 当愚ブログ(3月13日) に西武球団の「裏金事件」の記事に感想を記述しましたが、今一度ポイントとして上げた点を列記します。

 (1)金銭授受はモラルの問題
 (2)日本は白・黒・灰色の各立場の人間でバランスを保ち経済成長をしてきた
 (3)大相撲の「八百長事件」との共通点

 この3点が自論です。なぜ大相撲?と思われるかも知れませんが、後にリンケージが張られます。なお以下の文中の「巨人」は球団を指し「読売」は親会社である読売新聞社を指しています。


★「読売の権力抗争」と「広告塔の巨人」


(1)93年:「逆指名制度(現:希望枠)」の導入


指名制度が導入される3年前の90年当時はバブル絶頂期。その翌年に20年近く読売の権力を持ち続けた 務台光雄(むたい みつお) 氏が94歳という高齢で大往生し、その2年後に実質権力が 渡辺恒雄 氏に委譲された。

G-Sr-m.jpg ここで巨人の歴代オーナーについて紹介する。まず初代は 大正力(だいしょうりき:正力松太郎)翁 (写真右)。戦前、米国からベーブ・ルース率いるアメリカ大リーグ選抜チームを招聘し、アマ野球しかなかった日本に職業野球チーム第一号の「大日本東京野球倶楽部(現読売ジャイアンツ)」を設立したことでも有名である。後に 「巨人軍は紳士たれ」「巨人軍は常勝たれ」 との遺訓が残るが「常勝たれ」の言葉が、後の「渡辺院政-長嶋ライン」で 呪縛 となっていく。
G-Md-m.jpg 大正力翁は、読売新聞社が軌道に乗ると、ラジオ(後の日本テレビ放送網)にも進出し、いわいるメディア産業の先駆者で、晩年は「プロ野球の父」「テレビ放送の父」と呼ばれた。一方この頃、報知新聞社(後に読売グループ入り)に入社していた、先の 務台光雄 氏(写真左)が、同社の販売局長を務めていたところを、大正力翁にその手腕を認められ読売新聞社に転入させた。その後務台氏は、戦前の東日本エリアで読売新聞の最高発行部数を達成し、戦後は大阪に進出し、関西の地盤を確立すると共にTV時代に備え「読売テレビ放送」を開局させ、読売に務台ありをアピールした。
G-Sr-t.jpg 大正力翁が1969年に死後 、読売新聞社は二代目で子息である 正力 亨 (とおる)氏(写真左中)に権限が委譲、新聞社主、巨人オーナー職を引き継いだ。しかし亨氏は典型的なボンボン気質であることが災いし、同業他社の評判は芳しくなかった。そこで務台氏が後見人として読売本体を支えることになり、実質権力が除々に務台氏に移って行く。

G-Mr25-01.jpg たかも巨人はV9時代も終焉を向かえ、 川上哲治 氏も勇退、そして現役引退を表明した 長嶋茂雄 氏を翌年新監督に迎える。長嶋氏は監督在任6年間で、2度のリーグ優勝を果たすも3年連続で優勝を逃してしまう。更に務台氏が長期入院中に正力亨オーナーが引き起こした、いわゆる 「江川事件」 が勃発する。これが 務台氏不在中の事件 であったことから逆鱗に触れ、務台氏の正力亨氏や長嶋氏への不信感は頂点に達して行く。
G-Mr27-01.jpg そしてついに、成績不振を理由に 1980年10月長嶋氏を解任 、そしてV9監督川上氏の推薦で 藤田元司 氏を後任監督に据えた。しかしこの決断は長嶋ファンから凄まじい反発を招くこととなり、毎日のように抗議の電話が読売本社に殺到、販売部数を減らす羽目になる。それでも 務台氏は終生長嶋氏への不信感 が変わることはなく、長嶋氏の巨人復帰が長引いた最大の原因が、務台氏との確執であり、務台氏の存命中は巨人復帰は無理だった。その後、務台派=川上・藤田という関係が世間に知れ渡り 反長嶋派 が明確になった。長嶋氏は務台読売体制では無用と化した。

務台氏が1991年死去後 、大正力翁の娘婿であった 小林與三次 (こばやしよそじ)氏が読売新聞社会長(当時)に就任するも、 務台体制に反発 をしていた 長嶋派である渡辺恒雄 読売新聞社副社長(当時)が、世界初の 新聞販売部数1000万部を達成 した総責任者として頭角を現す。その実績が後に認められ、読売グループの最高経営者会議において、高齢であった小林氏を抑えて経営へ直接関与できる地位を得た。その後渡辺氏は、務台氏の一周忌法要後に同会議席上に於いて、読売グループの最高責任者に推挙され、このことで「正力血族」及び「戦前の創立時のメンバー」以外で初めて、読売グループのトップの座に登り詰めてしまう。そして当然のことながら、巨人の経営についても指示できる立場を得るも、一先ず正力亨氏に職を任せ、表面上は「正力体制」を貫いた。しかし実態は、12球団オーナー会議がある度、正力氏を(体調不良と言って)差し置いて出席することが多く目立ち、結局ウラで巨人を操っていたことが以降のプロ野球界を混迷させることになる。

G-nab1 辺氏の「球団経営(=球界経営)」の考えは「巨人一人勝ち」の構図である。しかし、日本に定着していた「プロ野球」「大相撲」に継ぐ新たな”プロ組織”「 Jリーグ 開幕(93年)」に「野球人気」が奪われることを懸念する。そこで、まず手始めに務台派である 藤田元司 氏を前年2位の好成績にも関わらず監督の座から引きずり降ろし、渡辺氏が支持する 長嶋茂雄 氏を早々復帰させる。またサッカーも指を咥えていたわけではなく、当時クラブ組織だった「読売クラブ」を「読売ヴェルディ」の名に変え、Jリーグ参戦を表明する。
 一方、絶大の人気を誇る長嶋氏を復帰させた以上、巨人を優勝させなくてはならない(「巨人は常勝たれ」との大正力翁の遺訓を勘違いしている!)と考えた渡辺氏は、まず選手補強のルートの”改革”に着手、まずMLBを参考に 「FA制度」 を作ることとドラフト改革の為にアマ選手に好きな球団へ自由に行ける権利 「逆指名制度」 を”セットにして”提案する。勿論他球団オーナーから異論が出たが「 反対するなら脱退して新リーグを結成することも辞さない 」と他球団オーナーを恫喝する。特に 「逆指名制度」の本来の目的 を隠蔽するために 「職業選択の自由」 という名目を全面に押し出した。実際その中身は酷く、特に ”契約金の限度額”が定めておらず 、それによって既にこの段階で、契約金の高騰化など脱税等の温床になることは明白だった。反対派のオーナーから指摘を受けるも「企業努力、企業競争が資本主義の原理原則」とし、あとは個々の球団の判断に委ねることになってしまった。
 実は渡辺氏の出現によって、この頃のオーナー会議から、案件について多数決による決議をせず、ただの意見交換、意見調整の場に変わってしまい、最終決議権は全て読売の判断に委ねることになっていく。これは結局巨人に頼った球団経営の「歪(いびつ)さ」を示しているものである。

<つづく>






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最終更新日  2007年04月20日 03時39分08秒
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