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ボックスアート
ゲームボード(2人プレイ用)
プレイヤーボード
2001年にEurogamesから出た同名ゲームをAsmodeeがリメイク。デザイナーは「スモールワールド」でおなじみのPhilippe Keyaerts。スモワの拡張を除くと5つ(スモワも「ヴィンチ」のリメイクだから、厳密には4つか)しか作ってない寡作デザイナーだが、どれも高い評価を得ており(1作を除きw)、打率は高いようだ。
恐竜と人間が共生してる世界で、やたらめったら気候が激変する極めて暮らしにくい島が舞台w プレイヤーはそんな島で何とか繁栄しようとする部族の長となり、家畜である恐竜の遺伝子をいじって進化・環境適応させたり、他部族を駆逐したりする。各ラウンド終了時にボード上で生き延びた恐竜の数だけ得点を獲得する。ラウンドごとに気候トークンを1枚引いてそのラウンドの気候を決定するが、このとき隕石トークンが出たらサドンデスでゲーム終了……つまりどんだけ繁栄しても絶滅エンドってことですなw この時点で最多得点プレイヤーが勝ち。
旧作をやってないので詳しい比較はできないが、結構ルールが変わってるらしい。プレイ時間が旧版で120分、新版で60分となってるので、おそらくヴィンチからスモワへのリメイクと同じように、ゲームを短縮化する工夫がされてるんだろう。また、ゲームボードは両面仕様が2枚入っており、プレイ人数ごとに異なる面を使うようになってる。これもスモワと同じ。ある程度の陣取り要素があるゲームは少人数だとマップが広すぎたり、逆に多人数だと狭すぎたりすることも多いので、何人でプレイしてもほどよい広さになるこの手法は嬉しいところだ。人数に応じて一部エリアを使わないようにするというゲームも多いが、そりゃ各人数ごとに専用ボードがある方が準備も楽だし、お得な気分にもなれるw
イラストも旧版のキモカワ系から写実系に。個人的にはこっちの方が好みだが、遺伝子トークンをプレイヤーボード下段に並べて置くようになったので、独自の恐竜を育ててる感はなくなってるかもしれない(旧版では基本のキモカワ恐竜に足や角や毛皮などの遺伝子トークンを乗っけて、どんどんキモい恐竜に育てていく感じだったようだ)。
ラウンド開始時に気候トークンを1枚めくり、その指示に従って気候ホイールを回す。これによってボード上の何色のスペースがどんな気候(暑かったり寒かったりちょうどよかったり、何人も生き残れない死の土地だったりw)かが決まる。ラウンドごとにころころ変わるので、移動しなくてもしばらく安泰、なんてことはあまりなさそう。
そのあと遺伝子トークンを競りにかける。競りの方法は「20世紀」で見られたような、「誰かに高値をつけられたプレイヤーは押し出されて別のものに入札しなければならない」方式。この方式に何か名前ついてるのかな? 押し出し競り? 遺伝子トークンは毎ラウンド「プレイ人数-1」しか競りにかけられないので、誰か1人は必ず手に入れられないことになる(代わりに特殊能力が使えるイベントカードが手に入るが)。落札したら勝利点を支払って獲得。勝利点がブラインド、お金兼用というシステムはスモワでも見られた。得意のデザイン手法なのかもしれない。
で、ボード上で恐竜駒を移動させて、必要があったら戦闘して、繁殖して、気候に対応できない恐竜はごっそり死ぬw 繁殖のあとに死亡ってのが厳しい感じ。戦闘重視で育ててると環境に適応できなくなるし、その逆もしかり。他プレイヤーの動向やボード上の配置、環境のすべてを考慮して育てる必要がありそう。
なにぶんリメイクなので目新しい要素はないが、恐竜というテーマ、スモワ程度のインタラクション、ブラインド勝利点とイベントカードによるゆるさが好みなら押さえても外れはしないんじゃないかと。
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