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2011.11.09
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カテゴリ: ボードゲーム

 10年ぶりくらいにTRPGをやることになり、メンツがそろうまでの時間を利用して夕方からちょこっと参加。なのでプレイしたのは2つだけ。


電力会社:最初の火花
電力火花
電力火花

 いつものようにある程度詳しく紹介したいところだが、この日は英語ルール直読みでいくつかの重要なルールを勘違いしてのプレイだったため、割愛。以下はこの日のプレイを下敷きにして、正しいルールでプレイしたと仮定しての想像による感想。

 軽くなった「電力会社」。ボドゲ初心者に「電力会社」をやらせたいけど、さすがにちょっと敷居が高くて……というときには重宝しそうだ。

・発電所(このゲームでは技術)の競りがなくなった。手番プレイヤーが欲しい技術を提示して、他プレイヤーも手番順に「欲しい」か「いらない」かを宣言。「欲しい」と宣言した人の中で最も手番があとの人がその技術をゲット。1ラウンドに1枚までなのは変わらず。
・フェイズの概念がなくなり、最初から家駒(このゲームでは氏族駒)を各スペースに全プレイヤーが配置できるようになった(各スペースに1人1個までなのは変わらず)。2人目以降はどんどん配置コストが上がっていくが、その上昇率も「電力会社」に比べればゆるめか。
・氏族駒を13個以上置くのが勝利条件だが、収益(食糧)を生むのはそのうち最大で3個だけ(特定の知識カードを取れば4個にもできる)なのに、「電力会社」の家駒とは違って氏族駒には維持費がかかる。また、特定の知識カードを取らない限り、毎ラウンド食糧の1/3が腐ってなくなるなど、上位を絞るルールが強化された。一度離されると差を詰めるのが難しかった「電力会社」に比べ、下位プレイヤーが差を詰めやすくなった。

 このように、プレイ時間の短縮に貢献するルールや、トップ独走を防ぐルールが盛り込まれている。逆に言えば、息をするように「電力会社」を楽しめるメンバー相手ではちょっと軽すぎるかな。とはいえ、最も重要な「氏族駒の配置場所と技術カードの組み合わせによる収穫量変更」に関するルールを間違ってプレイしたので、そこを正しいルールでやればヘビーゲーマーも満足できる戦略性が生まれるのかもしれない。もう1回は試したいところ。


遺言
1109遺言.JPG

 マゾゲーマー御用達の「シップヤード」「20世紀」のデザイナー、Vladimir Suchyの新作。死んだ叔父の遺産を手に入れるため、割り当てられた金を誰よりも早く浪費し、破産することを目指すゲーム……よくもまあこんな設定を考えつくもんだw

 各ラウンド、ボード上にいろんな浪費ができるカードが置かれる。それを見て、各プレイヤーは手番順に計画を立てる。他プレイヤーが選んだ計画は選べない。この計画によって、「山札から引くカードの枚数」「ボード上からカードを取ったり、ボード上のアクションを実行したりできる回数(1回か2回)」「個別のアクションフェイズ中に消費できるアクション数」「手番順」が決まる。「手番順を早くしてあのカードをなんとしても取りたいが、そうするとアクション数が足りない」とか、「アクション数が少ないのは痛いが、ここはどうしても多くのカードを引かざるを得ない」といったジレンマがある。さすがチェコゲーw

 ボード上に下男駒を置き、欲しいカードを取ったり不動産価値を操作したりしたら、メインのアクションフェイズ。計画フェイズに決まったアクション数を消費して、さまざまな浪費を実行するw 「豪華な食事」や「馬鹿騒ぎ」などは使い捨て。「不動産」は継続的に維持費を支払うことができて浪費にもってこいだが、個人ボードに置かなければならず、そのスペースには限りがある。また、現金を使い尽くしたとしても、「不動産」カードを持っている状態では破産とは見なされない。いずれはアクションを消費して売却しなければならないのだ。「不動産」は維持費を支払わなければ毎ラウンド老朽化して価値が下がっていくが、それでは現金を消費できない。価値が下がらないけど維持費を支払って現金を減らすか、現金を減らせないけど価値を下げて売却に備えるか……それぞれの「不動産」について悩むことになるだろう。さすがチェコ(ry

 このほかに、さまざまな特殊能力をもたらすけれども個人ボードのスペースを占有する「悪い友達」カードとか、他のカードと一緒に使うとよりいっそうの浪費ができる「同伴者」カードとかがある。犬や馬を飼ってれば「農園」の維持により多くのお金がかかるし、「豪華な食事」にご婦人を同伴すればさらに高くつくというわけだw
 「不動産」を持っていないプレイヤーが現金を使い果たすか、7ラウンド終了したらゲーム終了。一番お金を持ってないプレイヤーの勝ち。

 なかなかの佳作。もらったお金を使い切るという、余り見かけないテーマもいい。基本的には、アクション数は常に不足気味なので、恒常的にアクション数を増やしてくれるお友達はかなり有用な気がした。序盤に不動産を使って浪費と価格減損をバランスよく実行しつつしつつ、終盤に使い捨てカードで破産するのがセオリーっぽいが、獲得した助力者カードの能力次第では不動産なしでもいけそう。

 6ラウンド目に確実に破産できるとほくそ笑んでいたところ、不動産価格を操作されて大ピンチにw ボード上に出たカードを見て「よっしゃ! この配置ならどれでもいける!」みたいなことを言って他プレイヤーを諦めムードにして勝利したが、実は「オペラ」アクションを他プレイヤーに取られてたら破産できなかったw まあこれもマルチゲームの駆け引きってことで、1つお許し頂きたいw


 このあと場所を移し、久しぶりのTRPGをプレイ。ゲーム自体は実に楽しかったが……場所がちょっと悪かったな。モンハンや格ゲーなどの電源ゲームを静かにプレイしてる人たちの中で、ダイスをごろごろ鳴らしてTRPGやるのはどう考えても拷問w この歳になると、オープンスペースでロールプレイは厳しい……次は閉鎖スペースでやりたいところ。






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Last updated  2011.11.22 10:13:27
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