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「GMTのイカした非ウォーゲームやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、私の3人。
● Versailles 1919
まずは本題、旅団長さん持ち込みのこれ。タイトル通り、第一次世界大戦における連合国とドイツ国が1919年6月28日にフランスのヴェルサイユで調印した講和条約のテーブルが舞台。プレイヤーは連合国側の一国となり、植民地や後進国の不満を軍事力で抑え込みつつ、そいつらや敗戦国から搾取する議題や、他の連合国の不利になるような議題を自国の利益になるように決めていく。
何しろやってることは会議なので、基本的には現在話し合われている議題や、将来話し合われることになってる議題に対して影響力を及ぼすだけ。自分の手番が来たときに自分の影響力数が他の誰よりも多い現在の議題があれば、その議題の結論を(当然自分に有利なように)確定させることができる。各議題カードには勝利点がついてるので、まあ最終的にいっぱい議題を確定させればたくさん得点が入って勝てるわけだ。しかし影響力には限りがあるので、少なくなったら1手使って回収しなきゃならないし、議題カード上にあるさまざまなアイコンからもボーナス得点が入るし、戦争が終わった直後なので国内の民衆の幸福度にも気を遣わなきゃならない。
また、我々世界のリーダーたる欧州諸国が導くべき哀れな後進国どもは、生意気にも不満を表明して反乱しようとするので正義の軍事力で押さえ込まなきゃならない(反乱が起こると、その地域に関する議題を最も多く可決した国が責任を取って一番高得点のカードを競りにかけなきゃならない)。偉大な先進国とはかくも大変なものなのだw
この日は何度か反乱でカードを失う危険を冒しつつ、競りで取り戻してた旅団長さんが勝利。数が少なく、デメリットも大きい軍事力の使い方が非常にうまかった。
この日は3人プレイだったが、私の印象では4人の方がいいんじゃないかな。「このままあいつに手番を回すとこの議題を可決されて俺たちに不利になる。だから俺が今回の手番で影響力を置いて最多になるから、直後のお前の手番で可決して俺に選択権を回せ。そしたら俺たちに有利なこの選択肢を選ぶから(まあ俺にとってより有利だけど)」といった談合交渉がルール上認められているのだが、3人だとなかなか発生せず、ポテンシャルを発揮できてない気がするね。
この手のゲームはたいてい、フレーバーテキストを読んで歴史背景を理解しながらプレイするとより楽しめるのだが、このゲームはさらにその先を行っており、最低限の人名と議題名くらいしかフレーバーがない。もう当時の状況に詳しいことが前提の作りになってるw これを機にちょっと勉強してみるのも一興かもしれない。
●名前忘れた(ほんとに)
旅団長さんが帰られたあとでこれ。2人の泥棒が金袋を盗んで自動車で逃走しようとし、対する2人の警備員がそれを阻止しようとする。3ラウンドプレイして、泥棒は規定数の金袋を盗んだから勝ち。それを阻止したら警備員の勝ち。この日はいたるさんが泥棒側、私が警備員側でプレイ。
3人プレイだと、泥棒側プレイヤーが1人1駒担当となり、プレイするカード(これによってさまざまなアクションを実行する)についての相談不可となる。2人プレイだと1人で2駒担当で、当然両方の駒で使うカードを見ることができる……おいこれ単純に3人プレイより2人プレイの方が警備員側不利だろw 当然のように私の負け。いや無理ゲー過ぎるよw まあ3人でやれば軽くていいかもね。
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