●スパムボイスメールがあふれる? ローランド氏はまた、今後懸念される脅威として、VoIPをターゲットとした攻撃、特に「SPIT(SPAM over IP Telephony)」が増加すると予測した。 ISSは先日、Cisco SystemsのVoIP製品に存在する脆弱性を指摘したばかりだ。SIPやH.323、MGCPなど、VoIPを構成するプロトコルは多岐に渡っており複雑なうえ、ベンダーの実装もまちまち。結果として「VoIPのセキュリティは、スイスチーズのように穴だらけの状態だ」(同氏)という。 特に2006年以降は、VoIPの世界のスパムであるSPITの問題が深刻化するだろうとローランド氏。ちょうど今、朝出社するとメールボックスに多数のスパムメールがあふれているのと同じように、「オフィスの電話をチェックすると、『ナイジェリア詐欺』のようなボイスメールがあふれる状態になるだろう」(同氏)