ふわふわ卵

ふわふわ卵

2014年05月06日
XML
カテゴリ: 本の感想

[新入荷 4月]古本【中古】雪まろげ 古手屋喜十為事覚え 宇江佐真理 新潮社 (A14)《古本》【RCP】

「雪まろげ」宇江佐真理著、新潮社

第一話は、古着屋喜十のところに、どういう経緯で捨て子が置かれ、その子供(捨吉)を引き取ることになったかが書かれて、これがまた、泣かせます。

江戸時代にも、ネグレクトみたいなのはあったんだなあ、どんな母親もいい母親とは限らないんだなあって、しみじみ思い、捨吉の兄、新太の思いに胸がつまりました。

生活のため、早起きして冷たい水に入りしじみをとり、その上、まだ赤子の弟の捨て子先を探す子供なんて、どんな子供なんだって話です。

宇江佐真理さん、「人間、だめな部分ってどうしようもなくあるんですよ。救いようのないこともあるんですよ。」っていうスタンスが、年を経るごとにでてきた気がします。乙川さんナイズされてきたというか。

それでも、ちゃんと、希望の光は、少しでも残っていて、そういうところが、彼女の作品をまた、読みたくなる所以です。

捨吉は、養父母の愛情を受け、素直にすくすくと成長しています。本の中のお話ですが、それが嬉しいと思わせてくれる作品でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年05月06日 11時56分20秒
コメントを書く
[本の感想] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: