2006年12月12日
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5年前のちょうどこの日は自分にとっての思い出の日です。

ボディセラピーのお店を開業して
初めてのお客さまがいらっしゃった大切な日なのです。

当時の私は、舞浜のリゾートホテル内でルームサービスの仕事をしていました。
もちろんボディケアのルームサービスです。

お客様は、年に一度こちらに来るのが楽しみでふだんは節約生活!
と明るく話すやさしく明るいファミリーから
デラックスルームに長期滞在されていて

様々な方にお会いする事が出来ました。

お部屋に入ると、いつもの見慣れた客室が
お泊まりになる方の雰囲気でガラッと変わってしまうのです。
まるでその方のお家にお邪魔していりかの様に‥。

それを見るのがとても楽しみでした。
また、普段の自分のプライベートでは絶対出会えない様な
VIPな方とお会い出来るのも貴重な有り難い体験でした。
夜勤務して、朝始発を待って帰るという
少々タイトな生活ではありましたが、楽しくお勤めしていました。
(しているつもりでした)

スタッフ同士の人間関係で疲れる事もたまにはありましたが

それなりに満足感はありました。

ところがある日、瞬間に独立を決意した衝撃的な事が起こりました。
それが9.11の同時多発テロの映像です。
その時ちょうど客室でお客様のボディケアをしていました。
テレビを付けながら横になり、気さくにおしゃべりをしている最中の出来事でした。


「ずいぶんきれいに突っ込んだわねぇ」とお客様。
そしてその後もう一機。その時、これは事故ではない!と気がつき
その映像を見た瞬間、自分の頭の中のモヤが
スーツと斬り割かれる様に旋律が走りハッと目が覚めました。
そして、それまで(もし…ならこれをしよう!)と何となく考えていた「…」を
その日以来片っ端からしていきました。

その中の大きな一つが独り立ちして自分で開業する事でした。
それ以外には大好きな人に会いに行ったり
その時の職場のお局様に「お話があるんですけどいいですか」
と呼び出し、ずっと云いたいけれど我慢していた事を淡々と言わせてもらいました。

本人は冷静ではいられずプライドが傷ついた様で
翌日私に上司から電話が入りました。

彼女にはショックな出来事だったみたいで申し訳なかったけれど、
こうして既成事実も出来、スッキリした気持ちで翌月退職願いを出しました。
そして、その次の月に開業をしました。

それから5年たち今に至るのですが
これまで3回の引っ越しや大切な人との別れ、出産など色々な事が起こり、
自分にとっての大転換期だった様です。
今までを見ても、何か衝撃的な出来事やスランプの後は
必ず自分にとっての大切な気付きがあります。
私だけでなく、その人それぞれにも絶えずメッセージが届いています。
自分を見守ってくれている存在から…。
何を自分に教えようとしているのか、よーく耳を澄まして感じ取る。
そんな感覚もとても大事だなあと実感しています。
今日ある方のブログにお邪魔して改めて感じました。

皆さんに(自分自身にも)素晴らしいメッセージが届きます様に。







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最終更新日  2006年12月12日 22時59分47秒 コメント(2) | コメントを書く
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