2007年02月16日
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カテゴリ: 体って不思議


8年前使っていたのものです。アーユルべーダにはまって(携わって)いた頃のメモなのですが
ちょうど今欲しかった内容が書いてありました。
自分のおさらいも兼ねてご紹介させていただきますね。

私たちが取り戻そうとしているのは、完全なバランス状態にある自己。
それを見つけるのは一人一人の作業。
一人一人が自分のやり方でやって初めて自分のバランスを実現する。

殆どの人は、本当の自分がどんなものか知らない。
あるいは非常に限られた事しか知らない。


バランスを回復することであり、同時に自己の本質が輝き出すようにする事。

アーユルべーダでは風・火・水の体質を分類する「トリ・ドーシャ理論」
(トリ=3の意味 ドーシャは体液とか要素を意味する)
の他に「トリ・グナ」というものがあります。これは何を意味するかというと、
どんな状況においても三つの自然な力が働いている。

1、サットヴァ(「進化を促進する力」「純粋性」)
2、タマス(停滞あるいは後退する力)
3、ラジャス(活動を命令する中立的力)

これらが、お互いに影響しながらその人を形作っているのですが

例えば…
サットヴァ的な人は進歩することを好む。彼らの心は行動のための行動でなく


タマス的な人は、同じ状況に留まろうとする。心は行動する事を好まない。
彼らは同じ事の繰り返しを好み、現状維持の傾向をもつ。

ラジャス的な人は行動する事を好む。心は絶えず動いていており、短期で衝動的な傾向。
様々な形で外に向かって行動していく。

このような性質で、サットヴァ的な人は進歩することを好む。彼らの心は行動のための行動でなく

体の不調につながるドーシャ(風・火・水)の乱れを整え、バランスを取ります。

では進化する力・純粋性を増やすにはどうしたらいいのか、ということになりますが
例として以下のようなことが上げられています。

1「純粋な静寂」を体験する。ー普段気づかずにいる思いと思いの「間」を体験する。

2 無判断に徹する時を持つ
 物事の善し悪しを判断したり、評価・分析したりする時
 心は乱れて「間」を狭くします。

3 自然に触れる事で純粋性を取り戻す。
 人も自然の一部。自然に触れる機会が少なくなるとラジャスやタマスが増えます。
 特に山の緑は純粋性を増やしてくれます。
 自然の中に身を置き、自然を感じることで自分が自然の一部で
 宇宙の中で生き、生かされていることを実感出来るでしょう。

純粋性、どんどん増やしていきたいですねー♪
続きはまた時間がある時書きますね。

そう!アーユルべーダは体や心をクリアにする治療技術や知恵がたくさんあるのです♪
日本ではスパやリラクゼーションサロンのメニューとして人気がありますが
(本格的な治療院もあります☆)
本場インドでは立派な医療行為として行われていて
あのゴマ油と薬草でのマッサージの後サウナに入るアビヤンガは
パンチャ カルマ(※)といって、治療が行われる前に必ず行われる浄化法の一つなんです。
※パンチャは「5」を意味するサンスクリット語。
5つの経路から体内にたまった余分なドーシャ(体液/要素)やアーマ(未消化物)などの
毒素を排せつさせ、心身をきれいにする方法。パンチャ カルマによって浄化された心身は
生き生きした本来の姿を取り戻す。

日本の医療機関も、もっともっとアーユルべーダや東洋医学が浸透し融合出来たらいいですね。

それでは♪おやすみなさい☆
(温浴施設でヘッドマッサージを受けてさっぱりなAuroraでした~!)





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最終更新日  2007年02月17日 20時22分37秒
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