2008年05月29日
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カテゴリ: 何気ない日常




海を眺めていると、船乗りだったおじいちゃんが

今でも遠くからこちらを眺めている様な気がして

思わず知り合いの大工さんと庭に建てちゃったもの。

まぁ、センチメンタルと言えば聞こえはいいが‥

ちょっと感傷的な人間で、温ったかい人情であり

女々しく見てられない部分もあり、、

もう長いこと患っている脊柱管狭窄症etc.の原因は

ひとつにこの気質もあるのではないか、と疑っています。



昨日父から面白いおじいちゃんのエピソードを聞きました。

内輪の話ですみません。

どうして船乗りになろうと思ったんだろう?と聞くと

これまた長くなるから端折っ、と教えてくれました。

昔、おじいちゃんは麹町の呉服屋の使用人として働いていたそう。

ところが、一番の下っ端だったため、食事もろくに与えて貰えず、

いつも皆が食べ終わったご飯のお櫃(おひつ)に残る

ご飯粒を寄せ集め、頬ばる程度。

ある日、決心して真夜中に居候していた二階の窓から、

お店の帯を垂らし、逃げ出してしまった。

辿り着いたのが、東京湾。沖に見える船を見つめているうちに



そこで、船にいた船員さんにすくい上げられ、

物凄くお世話になった経験から、

自分も船乗りになろう!と決意したのだそうだ。

おじいちゃんが乗っていたのは、外国の貨物船。

二年に一回しか、家族のいる大島に帰ってこれなかったそう。



この上ない楽しみだったのだとか。

そんなおじいちゃんも、家族に会えない寂しさから、

一度船乗りを止めた時期が二年間あったらしいのですが、

その時大島に居た事が幸いし、徴兵から逃れて、

戦争に行かずにすんだのだそうです。

煙草もお酒も飲まず、甘いものが大好きで

寡黙なおじいちゃんが、唯一楽しんでいたのが、

外国で自分が立ち寄ったバーやレストランのマッチ箱コレクション。

ちょうど私が生まれた60年代、流行った洋楽とともに

おじいちゃんのたくさんのマッチ箱コレクションが、

とても懐かしく、やさしい思い出として、心のすみに残っています。

そんな私も、似てきたかな~(^-^;)





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最終更新日  2008年05月29日 23時10分15秒
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