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現在国内リーグ2位、ヨーロッパリーグでもベスト16入りを果たしたアンジは、すでに強力な攻撃陣を擁しており、サミュエル・エトーとラシナ・トラオレはウインターブレーク前までに合計16ゴールをマーク。しかし、ダゲスタン地方を本拠とするクラブの野望はとどまるところを知らない。首位のCSKAモスクワに勝ち点2差に迫り、クラブ史上初のロシア王者を目指すアンジは、ロシア史上第3位となる高額の移籍金でウィリアンを獲得した。これはゼニト・サンクトペテルブルクのフッキ(6000万ユーロ、当時のレートで58億円)とアクセル・ビツェル(4000万ユーロ、当時のレートで39億円)に次ぐ金額だ。アンジを率いるフース・ヒディング監督は、24歳の攻撃的MFウィリアンの獲得にこれだけ多額の資金を投入したことについて、「我々は衰えの見えるスター選手を獲得することはない」と説明した。「若く、才能豊富な選手をチームに加えたい。多額の金を費やしたことについてだが、例えばイングランドでも多くの金が使われており、高額の年俸をもらう選手がいる。サッカー界はすべてつながっていることを理解してほしい。それでも、我々が最優先しているのはいいサッカーをすることだ」一方、首位のCSKAはアンジほどの多額の資金を投入しなかった。しかも最大の補強は以前にも見た顔で、バグネル・ラブが3度目の加入を果たしている。ラブは母国ブラジルのフラメンゴで2012年を過ごした後、CSKA復帰を決めた。2004年に最初にCSKAに加入し、今は28歳になったFWは「今度は母国に帰してくれと頼むことはない」と誓った。「クラブの会長に『バグネル、もう十分だ』と言われるまで、チームを離れないつもりだよ。今はCSKAがタイトルを獲り、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるよう、全力を尽くすだけさ」得点力の強化を狙ったCSKAとアンジに対し、その他のクラブは守備に力を入れた。ゼニト・サンクトペテルブルクはルイス・ネトとミラン・ロディッチの両DFを獲得。また、サルバトーレ・ボッケッティもルビン・カザニからスパルタク・モスクワに移籍し、「偉大なクラブの一員」となった。ボッケッティを引き抜かれたルビンも、22歳のヤン・エムビラをレンヌから獲得している。チームを率いるクルバン・ベルジエフ監督も、「エムビラは若く、才能に恵まれている。フランス・リーグでも最高のMFだ」と賞賛を惜しまない。「彼の加入でチームのプレースタイルも変わるだろう。ロシアだけでなく、欧州の舞台でも大きな目標を持てるはずだ」ただし、移籍期間最終日の27日には大型移籍はなかった。この日はアンジがセビージャからエミール・スパヒッチを期限付きで獲得したが、これはDFクリストファー・サンバがクイーンズ・パーク・レンジャーズに移籍し、イングランドに戻ったことを受けたものだ。また、ゼニトからはダンコ・ラゾビッチがロストフに期限付きで移った。同様に、スパルタクはクロアチア人のオグニェン・ブコエビッチをディナモ・キエフから期限付きで獲得している。ロシア・プレミアリーグはあと11試合を残すだけとあって、来夏の完全移籍のオプション付きの期限付き移籍は理にかなっている。サッカー選手にも試用期間が必要というわけだ。
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