ARPUが伸びない構造的矛盾 5Gによって通信速度は大幅に向上し、世界では50億人以上がモバイル通信を利用しています。しかし通信事業者の経営は、必ずしも楽になったわけではありません。実は、通信会社の重要指標であるARPU(1ユーザーあたりの平均収益)は、4G時代からほとんど伸びていません。利用されるデータ量は何十倍にも増えているのに、収益は増えにくい。この「通信業界の構造的な矛盾」に、楽天モバイルのDr. David Soldani氏は真正面から挑んでいます。結論を先に言えば「通信キャリアが自社ネットワークの制御権をベンダーに譲り渡してきた構造そのものが問題だ」というのが同ペーパーの主張です。