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「八重山諸島鳩間島から採集されたチカヌマエビの記録」#2国内でもOpaeuraの繁殖はすっかり定着し,多数のアクアリストの手によってこの絶滅危惧種である貴重なエビ達が水槽内で殖やされている様子です.できれば故郷の陸封潮溜りに戻してあげたいものです.さて,今日はチカヌマエビの記録第2回目です.本報告では,鳩間島におけるチカヌマエビの発見状況と生息環境について報告すると共に,文献から知り得たH.Fowleriの形態を本種と比較した.(ここからはスケッチの紹介と共に,形態の詳しい検鏡結果が書かれていますが省略とします)上記のように形態的変異は見られたが,その違いも小さいため,鳩間島の標本はチカヌマエビと同定した.チカヌマエビはパラオ諸島のアンガウル島からも報告されており,その形態は鳩間島のチカヌマエビと良く一致している.H.Fowleriとの形態的比較により,鳩間島の標本はチカヌマエビであることが解りました.沖縄の島で今も元気に暮らしていてくれることを祈るばかりです.パラオにも生息が確認されている様子.私はパラオにも旅行しましたが,2度の沖縄旅行の時と同様この種のエビには会うことができませんでした.パラオの海は紅海や慶良間と並ぶダイビングの聖地であります.ハワイやグアムの海とは美しさのレベルが違う別格の世界が広がります.正しく「夢のような」と言う表現がぴったりではありますが,これ以上の宣伝は控えましょう.
Mar 31, 2013
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「八重山諸島鳩間島から採取されたチカヌマエビの記録」#1(琉球大:成瀬/諸喜田,自然環境研究センター:戸田)面白い記録を見つけましたので,私見と共に紹介します.今日はその第1回目.はじまり,はじまりー!2002年10月18日に鳩間島の古井戸でチカヌマエビの一種"Halocaridinides Trigonophthalma" が見つかりました(最初の発見は1975年藤田氏と諸喜田氏).本種の採取報告は国内外共に少なく,はっきりした分布範囲や生息環境は未だわかっていない.このため,本種は環境省と沖縄県のレッドデータブックに共に記載されている.又,チカヌマエビ属には本種の他にH.Fowleri(Gordon,1968)が記載されているが,両種の詳しい比較は成されていない.鳩間島は八重山諸島の西表島の北側にある小さな島です.2年前の日記にも記しましたが,チカヌマエビ属には"Trigonophthalma"の他に"Palahemo"と"Rubra(=オパエウラ)"の2種が存在するはずですが,これに"Fowleri"が加わり4種になると理解できるのでしょうか? 私はこれまでに沖縄本島と久米島に旅行しましたが,残念ながらチカヌマエビに出会うチャンスはありませんでした.
Mar 25, 2013
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2011年6月30日以来のオパエウラの記事54回目です.あれから21か月が経過する途中,水槽の塩分濃度を12ppt以上に上げたところで徐々に抱卵が始まりましたが,何せトイレの中の小さな水槽ですから,増え過ぎは禁物につき4pptに戻して現在に至っています.又,家族の了解もあってリビングに少し大き目の水槽を置けることになりまして,来週には引っ越しの予定であります.これを機にオパエウラと地下ヌマエビについて更なる情報の収集を再開するつもりです.アクアリウムは好きなのだが,マメではない性格で仕事と遊びで多忙な人(=私)にはぴったりのオパエウラ.繁殖のポイントをおさらいすると,1.塩分濃度:12-23ppt2.比重:1.008-1.0163.水温:20-26℃4.極細目のスポンジフィルターと極弱い水流5.水換え:1回/2月,半分程度以内(足し水は必須)*pHその他は無計測です.どなたか繁殖時の正確な水質詳細データを公開していただけると有難いのですが...(とにかく面倒臭いことが嫌いなので)上記はあくまでも自分の室内水槽+人工海水での繁殖しやすい範囲でした.私の場合,最長6カ月間放置したままで水槽面はコケだらけ,外掛フィルター上部はカビだらけで詰まり気味でしたが,気が付いてみると繁殖していた次第です.余計な事は何もしないで放置するのも重要なポイントかも知れません.今後のテーマは同様の条件下で飼育できて適度にオパエウラを食べてくれる水棲生物と,一緒に育成可能な海藻を探すことです.これまでに3種類のイソギンチャクと多数の海藻を試してきましたが全てダメでした.
Mar 25, 2013
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