醍醐山と下部(しもべ)温泉

醍醐山と下部(しもべ)温泉

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Tenkoro

Tenkoro

Comments

あてへか@ Re:中部横断自動車道増穂PA(上り)(11/03) 増穂PAは下りは隣接する道の駅に行けて使…
ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな@ Re:初夏の田園風景(2)「こころ」萩原朔太郎(06/16) こころをばなににたとへん こころは数の…
Tenkoro @ Re:あらためて100万アクセスおめでとうございます(10/26) 二代目館長さん、ありがとうございます。…
bnvn05 @ あらためて100万アクセスおめでとうございます やったね。 重ねてのコメントですみませ…

Calendar

Freepage List

Favorite Blog

皇帝ダリア やまつり023さん

二代目館長日記 bnvn05さん
2023.12.04
XML
夕暮の鐘の音が落ちてゆく日を弔い
鳴きつれて牛の群は、ゆるやかに野を渡る



野の人は疲れはてて、とぼとぼと家路につけば
この世界には、夕暮と自分とのみが残っている。



「野心」よ、彼らの有益な労働や飾りのない喜び、
彼らの、光のない運命をあなどるな。



「栄華」よ、貧しい人達の短くて単調な履歴を、
高ぶった微笑をもって聞くな。



あさましく争い狂う群を離れて、




冷たい、奥まった人生の谷に沿うて
静かな自らの道を歩くにあったのだ。



去ってゆく魂は誰か愛するものの胸に倚り、
閉じてゆく目は誰かの情けの泪を求める。



墓の中からさえ、「自然」の声は叫ぶ。
灰の中にさえ、人間の心の火は燃えている。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.12.04 06:00:11
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: