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2013年10月07日
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カテゴリ: 奥村 武
奥村

よく皆さんは競馬新聞や雑誌のコメントなどで馬が真っ直ぐ走らないといったものを目にするかと思います。

右や左に刺さって追えない、斜行するなど。

実際国枝厩舎でも今年のNHKマイルカップでインパルスヒーローくんが最後の最後で左にもたれ、他のお馬さんに迷惑をかけてしまいました。

自身の掴みかけていたG1勝利もするりとその手から逃げてしまう結果に。

馬券を買って応援して下さっていた皆様方にも大変がっかりさせてしまうことに。

つまり、良いことは一つもなく誰も幸せにならない結果です。

そんな斜行はなぜ起こってしまうのか。

一般的に四肢で走る動物に体が完全に真っ直ぐな絵に描いたような子はいません。



もとより真っ直ぐには走れない要素を持ち合わせているわけです。

そして彼らの脳の中。

何かしらの恐怖に恐れおののき、一目散に逃げるとき。

そんなときはリーダーの後を追います。

つまり目標があって、それを目指して走るわけですから自らバランスを修正して自分の思った方向に走っていく事が可能です。

先頭を走るリーダーは、リーダーとしての意志を持って群れを率い、安全な場所へと誘導しているので他のお馬さんたちより冷静な思考の下にどこかを目指して走っているのでしょう。

つまり、何らかの目印を目指す、自分の意志でどこかを目指すこのどちらかの状況下で走っているわけです。

ともに「目指す」何かがある上で自らの意志を持って、そこに向かいながらバランスを修正して走っていきます。

しかし、競走馬には必ず人が乗っています。

もとよりバランスの悪いところにきて、人が乗って重心の位置を変えられてしまっている。

もう真っ直ぐ走る方が不自然なくらいの状況下で競馬は行われているのです。



しか皆さんには見えていない部分で、ジョッキー達は相当な苦労をして真っ直ぐに走らせているのです。

先ほど話したバランスの問題以外にもたくさんの要因があるのです。

騎乗者への馬の反抗心、競走に対する恐怖心からくる走る事への後ろ向きな気持ち、口の中にある口内炎や斜めに生えてしまった歯。

他の馬が怖い、柵が怖い、走る事に夢中になりすぎてカーブに気がつかない、コーナーで内を通って楽をしたい気持ちなどなど。

数え上げればきりがないほどたくさんの、真っ直ぐに走らない要因はあるのです。






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最終更新日  2013年10月07日 17時29分54秒
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