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2013年10月08日
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カテゴリ: 坂田 博昭

 火曜日の担当は、坂田博昭です。


 凱旋門賞が終わりました。馬と、遠征に携わった皆様には、競馬ファンの一人として深く感謝し、多大なる労をねぎらいたいと思います。無事帰国し、またそれぞれに日本国内のレースで私たちを楽しませてくれればと思っています。

 今回は仕事として携わることもなく、取材もしていませんので、一人の競馬ファンとして所感を全く業務外の個人的なブログに記しました。重複は避けますが、これからの課題は「大舞台できちんと『競馬』をするかどうか」ということに尽きるのではないかというのが、今回のレースをみて残念な思いをしつつ感じることです。

 競馬の趣旨というのは、速く走ることでも、決められた距離を短い時間で走ることを競うことでもないということ。決められた距離を、ルールに則って馬を走らせ、ライバルを倒して勝利を掴む。馬の「性能」を超えたところにある、レースに向かうに際して人馬が備えているべき「能力」とでも言いましょうか、そういうものが問われているような気がしました。

 さて、前置きが長くなりましたが、先週の稿の続き。馬産地見学ガイドツアーで見せて頂いた物事のなかから、印象に残ったものをご紹介しています。3日間のツアーの3日目は、胆振地区の諸施設や馬の見学。追分ファームとノーザンホースパーク、そして社台スタリオンステーションを見学させて頂きました。

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 追分ファーム・リリーバレーの屋内1000m調教コース。事務所のある小高い場所からこのように調教コースを見下ろすと、その光景には思わず息を飲みます。広大すぎて、写真に全体が収まらない...。

 簡単に言えば、トラックのコース全てを屋根で覆ったというもの。しかし単に技術的にそうしたことをしてみた、という以上のスケール感を感じます。

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 元々は山林だったというこの場所に、こういうものを作り、こういうことをしようと思い立ったその熱意と創意に、思いを致さずにはいられませんでした。

 傍らにある屋内坂路コースでも、熱心に調教が行われていました。

 社台スタリオンステーションでは、種牡馬たちを引き出して見せて下さいました。その中で印象に残ったのはこの馬。

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 リーディング上位を快走する、キングカメハメハ。今シーズン途中に体調を崩して種付けをキャンセルしたと聞いていましたが、この日は本当に元気な姿を見ることが出来ました。

「シーズンオフの間の体力作りが本当に大切で、それがあったからこの馬も一旦ガタッときてもこんな風に元気になりました。」

…とは、担当者の方の話。種牡馬の仕事も、アスリートと同じようなものなんですね。

 そしてやっぱりなんと言っても、真打ちはこちら。

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 ディープインパクトさま。立ち姿は色んなところで写真を見飽きているでしょうから、「見返り美人」的なハンサムフェイスを。

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 こちらは、ノーザンファームの屋内坂路。

 いまでは、こうした施設はあちこちで見られるようになりましたが、その先駆けとなったのがここの屋内坂路なのではないでしょうか。

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 こういった場所で馬が鍛えられ、そしてレースで活躍をしていく。そうしたところにも目を向けてもらえれば、競馬というものの楽しみ方が広がる。この場所を案内して下さった中尾義信さんが参加者の皆さんに話しておられました。

 この場所だけでなく、私たちが直接目にする競馬のレースの手前に、どんなプロセスがあるのか。そのプロセスがあるおかげで、私たちのレースの楽しみがどれだけ広がり、そして深まっているのか。今回のツアーは、そんなことに直接触れることが出来るいい機会になりました。

 他の競技、他のスポーツにはない、競馬だけの物事の奥行き。まだまだ競馬に関して見聞きして知るべきことは多く、楽しむべきことは山ほどあるなぁと改めて感じさせてくれた、今回の経験でした。

 最後に、完全におまけみたいな形でツアーの末席で仲間に加えて下さり、一緒に見学を楽しんで下さった、本来ツアーに参加されていたお客様方には、心からお礼を申し上げます。

 そして、馬を見せて下さったり案内をして下さった見学先の方々、本当にありがとうございました。

ホッカイドウ競馬・門別グランシャリオナイター は、今週も 今日8日火曜日から3日間、10日木曜日 までの開催が始まります。

 今週のメインレースは勿論、10日木曜日に行われる2歳牝馬の交流重賞・ エーデルワイス賞 。揃いも揃った楽しみなメンバーはすでに枠番とともに発表されており、競馬週刊誌などにも馬柱とともに掲載されております。

 1200mのリリーカップの勝ち馬・クリノエリザベスの戦線離脱は残念ですが、栄冠賞に続いて前走1700mのフロイラインカップを快勝した ノットオーソリティ がやはり地元勢の主役。園田で重賞を勝ってきた カクシアジ ダブルハッピー の走りも楽しみです。フクノドリームやクーファナインといったJRAオープン勝ちの馬に注目が行くのでしょうが、そこは迎え撃つ立場の利も存分に生かして、地元勢の奮闘に期待したいところです。

 私は門別での仕事は今日だけ。明日の日中は静内で行われている競走馬セールの仕事。明後日は仕事がないので門別競馬場でエーデルワイス賞を楽しもうと思います。

 皆さんも是非、今日からの3日間はホッカイドウ競馬・門別グランシャリオナイターに馬券を買ってご参加下さい。皆さんご一緒に、レースを楽しんで行きましょう!






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最終更新日  2013年10月08日 10時45分59秒
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