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火曜日の担当は、坂田博昭です。
昨日、JRAの年間表彰イベントであるJRA賞の授賞式の取材に出かけてきました。


各部門で表彰を受ける皆さんが次々と登壇して表彰を受ける、喜びの時。緊張しつつインタビューを受ける方あり、気分の高まりが見ている私たちにそのまま伝わる雰囲気あり、また軽妙な受け答えでその場を盛り上げて下さる方もいて、イベント自体を楽しむ雰囲気の中で式典は進行しました。
上の写真は、最優秀3歳牝馬に選ばれたメイショウマンボの表彰の様子。
写真左から2番目が飯田明弘調教師なのですが、登壇してから終始笑顔で松本好雄オーナーが表彰されるさまを見守っていたのが、とても印象に残りました。
松本オーナーが「幸四郎が、キズナの兄貴(豊ジョッキー)を追い掛けていきたいというので…」と冗談とも本気ともつかない話しぶりで会場に笑いを誘い、しかし発表された今年のこの馬に託す期待は、春には天皇賞、秋には凱旋門賞と、とても大きなもの。
昨年の成果に対する表彰なんですけれども、こうして来年に向けての夢を思い描けるのが 、こうした表彰のいいところなのではないでしょうか。

特別賞を受賞した、武豊ジョッキー 。
私も彼と同年代。その活躍のレベルは全然私たちとは違うんですけど……それでも昨年1年間の活躍には本当に勇気づけられました。今週の競馬雑誌にインタビュー記事が掲載されていましたが、今後のプレーに対しても飽くことのない意欲を持ち続けている気持ちの持ちようには、感じ入るところがありました。
今回は「特別賞」でしたが、また騎手部門のトップとしてこのステージに上がることも、夢ではないのかと。そんな風にすら思わせる今日の表彰シーンでした。
そしていよいよ最後に、年度代表馬の表彰。


常に強さを見せ続け、最後の最後まで私たちを興奮させ続けたロードカナロア。このような馬に出会う機会もあまりないのではないでしょうか。
私は表彰を見つめ、香港で見てきたのロードカナロアの姿も含めて、彼の活躍シーンを静かに思い起こしていました。
表彰の後は、隣の会場に場所を移して、記念パーティ。


今年は出席者も、そして取材陣の数も大変多く、会場は例年以上の盛り上がりを見せました。
地方競馬も含めて、昨年1年間、競馬自体の盛り上がりにかすかな明るい兆しが見られていると言われています。もしかしたら、こうした関心の高さにも、その明るさが顕れているのかも知れませんね。
最後、地方競馬の楽天競馬らしく(笑)、ボーナスショットは地方競馬出身のこの方。

戸崎圭太ジョッキー。
阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったレッドリヴェールでの受賞。JRA賞は初めてでした。
JRA移籍2年目。所属ジョッキーとしてまるまる1年を過ごした昨年2013年を振り返って話を聞くと、長考ののち
「色々と考えるところがありました……」
と、絞り出すように答えました。
具体的に言葉にするのは難しいようなのですが、
「毎週のようにスポット参戦で乗ってはいましたが、それとは異なる、競馬の奥深さを感じました。まだわかっていないところがたくさんあることを知ったし、それが少しずつわかってくる手応えも感じています。」
という話しぶりからは、この一年が彼にとっていかに価値のあるものだったかということが感じ取れました。
恐らく、彼の思うようには結果を出すことが出来なかった一年。それでも年の最後にレッドリヴェールに出会い、大きな結果を出すことが出来、こうして表彰の舞台へ。
「やはり、勝つということは、そしてG1というのはジョッキーとして大きいですよ!」
…と、笑顔で話してくれました。
「次は騎手部門で。全国リーディングを取ってここに来たいですね」
ここでもまた、今年に賭ける「夢」に出会うことが出来ました。
地方競馬の年間表彰イベントである「NARグランプリ」では毎年おなじみの「顔」だった戸崎ジョッキー。今後はJRA賞の顔に……と思いきや、
「実は、今年はNARグランプリに行けるんですよ!ラブミーチャンで。本当に嬉しいです!!」
そうでした! またあの舞台で彼の姿を見ることが出来るのです。
南関東など地方競馬で騎乗するときにも、地方競馬のファンの皆さんからの声援が絶えない戸崎ジョッキー。NARグランプリへ!と話したときの彼の笑顔とその気持ちが、地方競馬も手伝わせてもらっている私としてもとても嬉しく思えました。
NARグランプリももうすぐですね。
会場で、今度は地方競馬の皆さんの「魂」と「夢」にたくさん出会えればと思っています。
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