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2015年07月09日
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カテゴリ: 横川典視
 木曜担当のよこてんです。

 7日の火曜日は大忙しな一日でした。
 早朝の新幹線で盛岡を発ってまず名古屋へ。この日から名古屋で期間限定騎乗を始める市川雄介騎手のレースを見るためです。

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 そして市川騎手、日本初騎乗となった6Rで見事「初騎乗・初勝利」を達成。市川騎手のご両親にもお会いできたし、ちょっとしんどい移動を押し通した甲斐があったというもの・・・な名古屋行きになりました。競馬場滞在は3時間ほど。この辺の話は次回にゆっくりと。

 とって返して大井へ。SJT・第1ステージに辿り着いたわけですが、ここもまた「来て良かった」な結果になりました。

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 いつものごとく結果から始めますとですね、第1ステージ・2戦の結果、山本聡哉騎手が1位、村上忍騎手が3位で第2ステージに進みました!

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 いやはやまったく凄い!二人とも本当に良いレースを見せてくれましたよね。

 まず第一戦『シルバーサドル賞』。村上忍騎手は4番人気キングガンホー号を3着に、山本聡哉騎手は13番人気ロングアンドリーン号を6着同着に持ってきました。

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 そして第二戦『シルバーブライドル賞』。山本聡哉騎手は7番人気のジュリエットレター号で7馬身差の圧勝。そして村上忍騎手も14番人気ジャストロード号を3着に押し込んでみせました。


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 その時は他の騎手の着順もすぐには分からなかったから、その瞬間は「ああ、これで二人ともそこそこ上位で通過できるな・・・」くらいしか頭が回りませんでした。しかし。よく思い出してみれば、村上忍騎手は3着・3着。山本聡哉騎手は6着・1着。そして一戦目で上位だった的場騎手・青柳騎手が二戦目の掲示板に入ってない。

 ・・・あれ? これ、もしかして、二人のどちらかが1位になってないか?

 結果、山本聡哉騎手が1位、村上忍騎手が3位。素晴らしい!
 ポイントでは2位の真島大輔騎手を含め3人が26ポイントで、規定により第二戦の着順で順位が決まったわけですが、それでも岩手勢二人が揃って第1ステージの上位を占めた事にかわりはありません。素晴らしいとしか言いようがない!

 第一戦、先行してうまく流れに乗り切った村上騎手と最後方近くから追い込んだ山本聡哉騎手。第二戦では早めに抜け出した山本聡哉騎手と中団後方から追い上げた村上騎手。ちょうどお互いの立場が入れ替わったような戦いぶりでしたが、それぞれの持ち味をしっかり発揮した見事なレースだったと、お世辞抜きで思います。

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 上位3名が同ポイントという事で想像できるように、第1ステージの結果は全体の点差が少ない大激戦。岩手の2名も今回上位だったからといって安心する事などは全くできません。でもどうせならどちらかが札幌競馬場に行ってくれれば・・・。次の第2ステージは7月23日の園田競馬場で行われます。楽しみなような、怖いような、何とも言えない気分ですなぁ。

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★第一戦、的場騎手が伸びてきた時の大歓声といったら!やはり大井のスター

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★第一戦2着。珍しく悔しそうな表情を隠さなかった青柳騎手

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★7位だった吉井騎手。しかし「差はないですよね。次で頑張れば逆転できますよ」と強気の笑顔

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★雨・不良馬場の中で激戦が続いた

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★赤岡騎手の祝福に喜ぶ山本聡哉騎手

 さて、山本聡哉騎手・村上忍騎手の大活躍が目を惹いたSJTでしたが、地元岩手ではこの人の活躍が目を惹きました。山本政聡騎手です。
 5月半ば頃から急激に勝ち星を伸ばし、先週の開催ではついに村上忍騎手を抜いてリーディング2位に浮上。それどころか一瞬ではありましたが「1位」にも躍り出たのです。

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★山本政聡騎手が「1位」に立った瞬間(7月6日4R)

 それは7月6日の4R。ホクレアネイチャーで勝った山本政聡騎手はその時点で勝ち星61、山本聡哉騎手と同数ながら2着数で上回っていたために、その瞬間リーディング1位を奪っていたわけです。
 続く5Rで山本聡哉騎手が勝ち、山本政聡騎手の「リーディング1位」はわずかに40分間の出来事ではありました(ちなみに5Rで山本聡哉騎手と僅差の勝負を演じたのは村上騎手。もし村上騎手が勝っていれば61勝に3人並ぶ所で、それもまた熱い結末になる可能性がありましたが)。しかし山本政聡騎手がここまで迫ったのは初めての事ですし、もっと言えば、盛岡所属の騎手が「瞬間的」とはいえ1位に手をかけたのは、恐らく1996年に佐藤雅彦騎手(現調教師)が年間リーディング1位を獲得して以来の事だと思われます。

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 近年は水沢所属の騎手がリーディング上位を占めており、ちょっと前は「イサ・コバ・シノブ」が不動のTOP3。最近は「シノブ・トシヤ」の二強なのはご存じの通り。その後ろも水沢所属の騎手が固めていて、盛岡所属の騎手では2011年の齋藤雄一騎手2位というのが最高順位です。ですがその齋藤騎手にしても1位村上騎手との差は常時20勝以上あって、1位に並んだ事は無かった。



 先週終了時点の上位3名の勝ち星数は、山本聡哉騎手63、山本政聡騎手61、村上忍騎手60。今のところの自分個人の印象では、山本政聡騎手は持ち駒が走り尽くした感じがちょっとあって、一方山本聡哉騎手は無理せず乗りこなしている感じ。この後の“有利度”では山本聡哉騎手や村上忍騎手の方が上かな・・・と思ったりします。
 しかし、山本政聡騎手にはなんとかあとひとがんばりしてもらって、一度でいいから月曜終了時点で1位を奪い取ってほしい。兄弟対決ももちろん興味深いですけども、盛岡所属騎手のリーディング「奪首」は、ちょっと大げさな言い方ですが歴史が変わる瞬間になるはずですから。





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最終更新日  2015年07月10日 10時38分17秒


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